『きらめき』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「防衛省運用の、防衛通信衛星ひとつの愛称。某JRの特急列車。楽曲の名前。酒の名前にも複数。
前々回の『心の灯火』で紹介した『四つの署名』、
『自分の中に秘め持つ小さな不滅の火花
(little immortal spark concealed about him』
の『spark』も『きらめき』って一応訳せるわな」
他には「命のきらめき」とか?某所在住物書きはスマホに映る、輝きの赤い輪を見つめた。
「探せば結構、色々出てくると思うんよ。だって使い勝手良いもん。頭を柔らかくすりゃあ、多分列車でも衛星でも、文学でもねぇ所からネタ出せるぜ」
問題は俺自身の頭が加齢でこのざまってハナシ。物書きはため息を吐き、ネタ探しに戻る。
――――――
相変わらずの、暑い東京のお昼。諸事情で、いつも一緒の先輩が当分いないから、ランチは外食にした。
先輩がいない理由はクソだ。
先輩が名字変えてまで縁切った失恋相手が、今更超絶粘着してきて、そこから物理的に避難するためだ。
先輩は藤森、失恋相手は加元っていう。
加元さんは先に先輩に惚れておきながら、その先輩をバチクソにディスって、心をズッタズタに壊した。
先輩は8年逃げ続けたけど、最近、加元さんに職場とグルチャのアカウントがバレた。
その加元さん、私のことまでロックオンしたらしい。
用心しておけって、先輩に避難場所提供してる宇曽野主任、先輩の親友に昨日言われた。
何を用心すれば良いんだろう。
考えながら道を歩いてたら、すぐ、それが分かった。
「わっ!?」
もうちょっとで目当てのお店、ってところで、
私はいきなり、狭い狭い小道に引き込まれた。
「静かに。安心しろ、私だ」
腕を強く、でも優しく掴まれて、肩から引き寄せられて、頭が真っ白になったと思ったら、
「早速加元さんから嫌がらせを受けているようだな」
すぐ耳に入ってきたのが、現在宇曽野主任の一軒家に絶賛避難中な筈の先輩の声だった。
え?ナニゴト?
って思ってたら、
私が今まで歩いてた道を、1人2人、すごく慌てた様子で走って、行ったり来たりして、
「見失った?」とか、「お前そっち探せ」とか。
まるで、スパイ映画か刑事ドラマのワンシーンだ。
「探偵だ。お前の行動調査だよ」
先輩が小道の奥に奥にって私を促しながら言った。
「職場の後輩のお前が、私の居場所を知っていると踏んで、加元さんが依頼を出したんだろうさ」
多分お前が昨日食ったメシも、寄ったコンビニもバレてるよ。私のせいで。
先輩は自虐的で、すごく申し訳無さそうで、
私の腕を掴みっ放しの手なんか「加元さん恐怖症」で少し震えちゃってるけど、
反対側の手に、小さな小さなきらめきを、ひとつ、強く、しっかり握ってた。
小瓶だ。私が贈った香水だ。
8月31日、先輩の心が少しでも癒えればと思って渡した、先輩の故郷の木が香るガラスのお守りだ。
「なんで、」
「先々月、7月の18日だか20日だか付近、私とお前が一緒に居たのを加元さんが見ていたんだ」
「そうじゃなくて。加元さんの狙いは私じゃなく先輩でしょ?その先輩が探偵さんの近くまで出てきちゃってどうするの」
「勝算があるからに決まっているだろう?」
私の腕を離して、小さなお守りを握りしめて、先輩は私が来た方の道に、つまり探偵さんが私を探してるだろう真っ只中に、歩いてった。
「ダメだよ、先輩、行っちゃダメ」
追いかけようと思った私に、先輩はポケットからカードケースを、その中のプラチナ色のきらめきをピッと取り出して、ゆっくりプラプラ振ってみせた。
あっ(察し)
はい、把握です(もしかして:買収)
「場合によっては、警察にもお手伝い頂く」
先輩が言った。
「悪かったな。あの日私と一緒だったばっかりに」
それから探偵さんが私に付きまとうようなことは、パッタリ無くなった。
山は良い。
自然の心地よさもさることながら登る時の疲労感が心地よい。
自然の中に少しだけ交わるきらめき。
木漏れ日。川の水の反射。雨上がりの葉っぱ。野生動物の視線。
いろんな種類の小さなきらめきがいっぱいだ!
あと忘れてはいけないのは自身の汗のきらめきだな。
『キラキラ』
今日も激務だった。
仕事から家に帰り、寝室に入ると
猫がベッドのまくらのど真ん中で
気持ち良さそうに寝ていた。
当然だが、おかえりの挨拶はない。
『いい身分だね』と皮肉を言ってみたが
全く反応はない。
お腹がすいていたので、軽く夕食を取ろうと準備をする。
すると、あれほど反応がなかった猫が
ニョキっと立ち上がり
ご飯をくれとすりよってきた。
この時だけは一丁前に甘えてくる。
『俺はまだご飯食べてねえんだよ』
と言いつつも、先に猫のご飯を作る。
ようやく夕食を食べれるかと思ったら
今度はお尻をポンポンしろと催促してきた。
『猫だから許されるんだからな。ヒゲ面でわがままで、無愛想で、甘えん坊の中年なんか。』とブツクサと言いながらもお尻をポンポンと叩く。
頭も撫でて欲しいのか、顔を向けて俺を見つめてきた。
瞳がキラキラして綺麗だった。
金色の瞳、不純物が全くない。
湧き水に砂金の粒を散りばめたような瞳。
この瞳を見ていると、自分も他人も世界も
全て綺麗なものに見えてくる。
『明日も頑張ろう』
学校の帰り道。
「あたしたち、全然青春してないよねー」と言い合っていたあの時。
確かにあたしたちは部活もなんもしていないし、彼氏がいるとか浮わついた話もない。
ただゲームして、授業受けて、放課後たいした大きなこともなく帰り道を歩いて。
もったいないなあと今なら思う。だけれども。
この瞬間、この時間は確かに青春の煌めきがあったはずなんだ。
テーマ : きらめき
そう、テーマはそうなんだけどさ
違うこと書いていいかな
書きたい事があってさ、日記風みたいな感じで書いていいかな
…書くねφ(・ω・ )
あんまりさぁ…家庭の事情なんて書かない方がいいかなって思ったんだけど
結局、僕がどこの誰かなんてわからないからいっか!
という結論に辿り着きまして
てか、僕このアプリに書き込むの何日ぶりよww
ひさしぶりすぎるわ
皆さんお元気でしたか?
僕はそれなりに元気ですよ!( •̀ᴗ•́ )
…ね、誰に言ってんだよってね
どこから書こうかな〜♪
てか、どこから書けば伝わりやすいんだ?
悩むな…
よし、順を追って書くか
まずさ、僕の母上がコロナにかかってしまったんだよね
熱も38度以上出て寝込んでたわけで
いつも半分こしてる家事が僕に全部のしかかってくるのも当たり前の事で
「まぁ、当たり前だよな」って思いながら、家事をしていたわけですよ
あ、ちなみに僕はね…コロナにかかってないよ( •̀ᴗ•́ )b
ほとんど一緒の部屋にいたのにだるくなっただけで後はピンピンしてる
免疫ヤベーって思った
そして、ここからが本題に入りますが
僕が書きたいのは父親の事です
はい…母上が寝込んでるのに心配もせず
家の事だって少しくらい手伝ってくれてもいいのに、逆に仕事を増やすばかりで
それに、母上寝込んでるのに「ご飯は?」って
は?お前、目見えてねぇの?って思ったよね
てか、母上コロナぞ?食ったら移るぞ?ってね
もう、なんなの?あいつさ
めっちゃムカついたよね
めっちゃムカついてめっちゃ諦めたよね
「どうせ、この人は僕たちには興味ないんだ」って
だって自分の親とか兄弟に何かあった時は仕事休んでまで飛んで行くのに
僕たちに関しては、仕事そのまま行っちゃうし
意味わからなくない?
自分の家族も大事なのはわかるけど、自分で作った家族は大事じゃないの?って
じゃあ、なんで作ったの?って
そしたら、僕こんな辛い思いしなくてすんだのにって
…何度思った事でしょう╮(´・ᴗ・` )╭
昔からだからさ、今更望んだって仕方ないんだけど
辛い時に助けてくれた事なんて1回もないし
そのくせ、人前に出れば保護者面して
僕の事なんにもわかってないくせにわかったような言い方してさ
僕さ、カルボナーラ食べれないんだ
甘いものだってそんなに得意じゃない
なのに、たまに機嫌がいい時は僕の苦手なもの買ってくる
…嫌がらせかなって
ただたんに僕の顔だけ見てそう判断してるだけなのかなって
周りの子が自分の父親の話をしてて、皆のお父さんはお父さんしてるのに僕は違うから会話にも入れなくて
…なんかね、もうなんだろうなって
そうだよね、結婚して子供作ればさ
自覚とか意識がなくてもその人は父親なんだから
父親なんてなれなくて肩書きがついちゃうわけだから
子供の時からって無理やり諦めて、今の大人になったけど、今回のでもう理解した
あの人、父親じゃないわ
ただの同居人だ
誰も居ないテニスコート。それもそのはずで今日は部活がオフの日だった。なのに球を打つ音がする。こっそり覗くとありえない人が居た。
「先輩……」
「お。おつかれー」
私の気配に気づいて先輩は壁打ちをやめた。散らばった球を拾ってこっちに近付いてくる。
「どうしたんですか?」
「ん?気分転換に。なんか打ちたいなーって思ってさ」
先輩たち3年生は先月の夏の大会で引退した。あれからもう新部長の新体制で部活が始まり、ちょうど今日で1ヶ月が経つ。たった1ヶ月姿を見なかっただけなのに、なんでか、コートにいる先輩がすごく懐かしく感じた。
「新しい部長はどーよ?」
「まだ、いろいろ慣れなくてテンパってます。でも、私の話とかもちゃんと聞いてくれるのでそこは信用できます」
「そっかそっか。ま、良く支えてやってくれよ、マネージャーさん」
「……先輩は」
「ん?」
先輩は、私がマネージャーで良かったですか?
前部長である先輩を、私はちゃんと支えてあげられてただろうか。全てが終わって、先輩が部を去ってからぼんやり思うこと。新しい部長の子と比べるなんておかしな話だけど、先輩の時代の時は私は何一つ困ることなくマネージャー業ができた。経験の差とか、歳上だからとか色々理由はあるけれど。見えないところで先輩は私に気を配ってくれていた。なのに先輩はそれを表に出さず、試合の時はいつものプレーをしていた。私の目にはいつも先輩がきらきらしていた。誰よりもきらめいていた。そんな先輩が、好きだった。
「……いえ。なんでもないです」
こんな質問は先輩を困らせてしまう。だから言わなかった。私がすべきことはこんなことじゃない。次の部長を精いっぱい支えることだ。先輩が私たちを引っ張ってくれたように。今度は私がそれをやるんだ。
「よろしく頼むぞ」
「はい」
はっきりした私の返事を聞いて先輩は笑顔を見せた。それは私の好きな、きらきらした、きらめいた笑顔だった。
お題:きらめき
きらめき、強風、落とし物。
ひらひら、列車、分らず屋。
ひらめき、手庇、知らぬ街。
きらめき
ある日、突然体が軽くなった。
今までずうっと暗い海の底に沈んだように、なにもかも重くてどうしようもなかったのに。今はこんなに軽やか。
なんでだろう?ううん、なんでもいいや。
動けるのって、幸せだもん。
そうだ。せっかく軽くなったんだから、君のところへ行こう。初恋の君。もうずいぶん会ってない気がするよ。
ふわりと体を浮かせて、君の家へひとっ飛び。
住宅街の端っこに、変わらず君の家はあった。
お空が赤い。夕方だね。もう帰ってるかな?
…あっ!いた!高校生みたいな服を着て、大きなリュックを背負って、女の子と一緒に歩いてる。すごくお兄さんになってるけど、君だよね?顔はそのまんま。
…あと、その子はだぁれ?新しいお友達?紹介してほしいな。
(おーい!久しぶりっ!)
大きく手を振って、君に向かって叫ぶ。
でも君は、女の子と話をやめてくれる気配はない。
(おーいっ!)
私の方には見向きもせず、女の子とこっちへ歩いてくる。どうして無視するの?
君はとうとう目も合わせず私の真ん前まで来て…。私を通り抜けてまた歩いていってしまった。まるで、私がそこにいないみたいに。
…いや、もうわかっちゃった。私、幽霊になっちゃったんだ。だから、君には見えなくなったんだね。
そして、私がいなくても楽しそうにしてるんだね。
振り返ると、君は女の子に笑いかけて、家に入っていった。
その笑顔、すごくきらきらしてるね。私には眩しいよ。
私の瞳からも、きらきらしたものが一つ、二つと落ちてくよ。これ、なんだろうね…。
「きらめき」
「キャーッ、煌木光輝(きらめきこうき)くんよーっ!!今日も輝いててまぶしいわっ!!」
「キャアア手をふってくれたわ!」
「ハワワ今日もなんてかっこいいのかしらっ……」
ボクは煌木光輝。スパークル学園高等部の二年☆組に属している、生まれながらにきらめいているキラキラ人間さ。御覧の通り、ボクは教室移動のために廊下を歩くだけでこんな歓声を浴びることができるんだ。え?疲れるんじゃないかって?そんなことないさ。ボクのきらめきに夢中になるのは当然のことだし、ボクはきらめいている人間としてみんなにきらめきを届けなくちゃいけないんだ。ボクのおかげで、この学校はきらめきに満ちているよ。素晴らしい!
「くそ、煌木のやつモテモテじゃねえか」
「あいつがいるせいで俺ら全然モテねえじゃん」
なにやら不満そうな会話が聞こえて、ボクは眉をひそめる。ボクのきらめきに当てられて、彼らのきらめきが曇ってしまったんだろうね。これは由々しき事態だ。ボクは彼らに近づいて、とっておきのきらめきスマイルを浮かべた。
「やあ、こんにちは!こんなところにいないで、ボクと一緒に理科室に行こうじゃないか!次の授業に遅れたくはないだろう?」
「いや、俺ら次国語なんだけど……」
「俺とお前クラス違うから時間割違うんだけど……」
「……これは失礼。では国語の授業を頑張ってくれよ!」
おやおや、ちょっと間違ってしまった。でもいいさ、彼らの心には小さな、しかし貴重なきらめきが戻ったはずだ。
こんなふうに、ボクは学校のきらめきを守るために日々努力しているんだよ。
そんなある日、ボクの身に大事件が起きた。その日、ボクはいつものように放課後のきらめきパトロール、略してきらパトを行っていた。そうして何気なく二年☀組の教室をのぞき込んだ時、ボクは生まれて初めて自分を上回るきらめきを見たんだ。
ボクよりきらめくその少女は、艶めく黒髪を一つにたばね、穏やかで幸せそうな笑顔を浮かべていた。聡明そうな顔つき。唇は桜色で、薄い、上品な形。体はほっそりしていながらも、制服のプリーツスカートの下に見えるふくらはぎはふくよかでやわらかそうだ。なによりその瞳!まるでぬばたまのようで、深みがあり、しかし情熱的に光っていた。吸い込まれるような美しい瞳に目を奪われる。なんというきらめき!まさか、ボクよりきらめいている人間に出会えるなんて!ぜひともお近づきになりたいものだ。しかし、いつもなら誰にでも話しかけることができるのに、彼女には話しかけることができなかった。なんということだ、ボクは緊張しているんだ。それもそうだ。ボクはこんなにきらめいている人間を見たことがないんだから。
ボクは勇気をふり絞って教室に足を踏み入れ、一人本を読んでいる彼女にきらめきスマイルを向ける。
「やあ、君、とてもきらめいているね!君のようなキラキラ人間は初めてみたよ。あの、君の名前はなんていうんだい?」
彼女は驚いてボクを見た。みるみるうちに頬がばら色に染まっていく。まるで夕焼けのようだ。なんて美しい。
「わ、私、星川月夜(ほしかわつくよ)っていうの」
「おお、なんて美しい名前なんだ!皆を静かに照らし輝く君にぴったりの名前だね。ボクは煌木光輝というんだ。よろしくね」
「ふふっ、知っているわ。みんなあなたのことを知っているわよ」
月夜さんはくすくすと笑った。その笑い声は天使の鳴らす鈴のようにボクの心に鳴り響いた。もっと、ずっと聞いていたい。次に何を言おうか考えることができない。今までこんなことなかったのに。彼女のきらめきにあてられてしまったのだろうか。
「ボ、ボクは、もっと君のことが知りたいんだ。君ほどきらめいている人に初めてであったから。もう少しおしゃべりしてもいいかな……?」
心臓がどきんどきんと音を立てる。どうしてこんなに緊張するんだろう。ボクは今まで人に断られたことがないのに、月夜さんに断られたらどうしようなんて考えてしまう。
彼女ははにかみながらほほえみ、やわらかで暖かい、ハープのような声で言った。
「私なんかでよければ。私も煌木くんとお話してみたかったの」
ボクは安心して、ほーっと息を吐く。月夜さんのようにきらめいている人と話せるなんて、なんてうれしいことだろう。きらめきについて詳しく話せるだろうか。そのうち一緒にきらパトができたりして……。考えるだけで心臓のどきどきが高まる。こんなにどきどきするのは初めてだ。
ボクは深呼吸して月夜さんの前の席の椅子に座った。いったい何を話そうか。ひとまず月夜さんが今まで一番きらめいた時のことを聞いてみようか。
わくわくとどきどきがとまらない。ボクは今、最高にきらめいているだろうな。
男が忘れていった水晶のキーホルダーは、今も洗面台の上に置きっぱなしにしてある。連絡したら、「捨てていい」とだけ返ってきて、もうこの人とやりとりする必要はないのだと悟った。
職場で倒れてからそのまま仕事をやめ、逃げるように男との同棲をはじめて、私にはもう何も残っていなかった。埃のつもった多肉植物、冷蔵庫で腐った茄子、消費期限の切れた牛乳。そういった惨めさの中にあって、私ははじめて、ただ生きることに執着してればいいのだと、ある日そう思えた。
それからときどき、捨てられなかった水晶を、窓から差し込む光に透かしてみたりなんかする。
アクリルでできた安っぽいそのきらめきが、何もかもどっちつかずで不安定な私を鮮やかに刺す。
腐ったものたちに囲まれて、泣きわめいたり、落ち込んだり。私は最初から、この薄ら透明な世界の向こう側に、ただ息をしているだけ。
こんな刹那のきらめきが、今を生きようと思えるのに充分足り得る理由になることだってあるのかもしれない。奇妙なことだけれど。
きらめき
夏の海のきらめき
冬の雪のきらめき
春の花々のきらめき
秋の紅葉のきらめき
どの景色を思い出しても、隣に君がいる
この先もそうであれば良いと、きらめく景色を見る度に思う
きらめき
私の人生は、なにもなく終わってしまうんだろうか。
歳を重ね、その度にそんなことを思い憂鬱になる。
こんなはずじゃなかった。
とはいってもそれは私が選んできた道。
きらめき、ってなに?
きらきらと光ること?
昨日テレビに出ていた人みたいな。
でも、理想の人生を送っているように見えるあの人にだって、きっと思っていることとは違うこともあったはずで。
今、輝いてるからって、それがすべてじゃないけれど。
そんな一瞬でもあれば…なんて思ってしまうこともある。
きらめき。輝きとかそういう意味だよな。そういうことなら最近流星のように現れきらめき輝くような活躍をしている漫画のキャラクターの話をしよう。
そのキャラクターの名前は島二郎。みんな大好きちいかわに突然現れた頼れるキャラクターだ。その造形と頼もしさは誰もが憧れ好きになるだろう。
今やっている劇場番のような長編シリーズ島編で出てくるキャラクター、島二郎。彼はハチワレやウサギ、更には頼れる師匠であるラッコさえもが今回の敵であるセイレーンに捕らわれ、ちいかわが一人失意にくれながら森をさ迷っていると出会ったキャラクターだ。
その唐突な登場と独特な風貌からネットではあっという間に人気キャラクターとなった。その後も事件解決の糸口となる情報をくれただけではなくちいかわに同行して助けてくれる優しさと頼もしさから人気を更に高めていった。
そして現在の最新話ではちいかわ達が逃げる時間を作るため、ついでに貝を拾いに行くと言いながらセイレーンの足止めをするというシーンまで描かれた。
わずかな時間しか交流していないちいかわ達のためにセイレーンに立ち向かった勇気に加えて海中でセイレーンを相手に海流を乱して動きを阻害するという強さまで見せた島二郎。
その優しさに強さは正にきらめく星のようだ。島編がどのような終わりを迎えて島二郎はどうなるのか。ちいかわのこれからが楽しみだ。
きらめくで書くことなかったからそれっぽいこと書いてみた。意外とそれっぽいこと書けたかな。
ダイヤモンドダストを
初めて一緒に見た日
真っ白な雪上に舞う眩しすぎる
キラキラ光り輝く景色の中で
あなたの目もキラキラときらめいて
ダイヤモンドダストの中で見つめ合い
私はあなたにさらにときめいた
あの眩しすぎるきらめきは
一生忘れないだろう
雪は透き通る蝋細工を作る。
冬の澄んだ空に浮かぶ太陽よりも
明るいかのような煌めきで
甘い香りを感じさせるあの花。
あの“蝋梅”は何よりも愛おしい。
【きらめき】#36
「きらめき」
うわぁ……キラキラしてるよ
目に映る全てが美しく輝く
昨日と今日とではこんなにも世界が変わるなんて
君が僕に笑いかけながら欲しい返事をくれたから
「はい」そのたった一言で この瞬間から。
反省文
兄弟に迷惑かけて泣いてしまうこと
兄弟に嫌な気持ちをさせてしまったこと
大学中に勉強がほんもうなのに遊びすぎてしまったこと
先案じしすぎて今目の前の図書館の事を考えられなかった。
ちゃんと勉強する時間は作ってたのに、授業中に違う科目の時に携帯を使ってた時があって反省
ヤンキーのあの人にさもう関わらない、てゆうか、男がらみの事から離れる。しばらくLINEも触らない。申し訳ありませんでした。
再
利
用
サ
レ
ユ
ク
ゴ
ミ
ド
モ
ガ
モ
ト
メ
ル
ハ
輪
廻
で
は
な
く
焔
きらめき、キラキラ。
私の彼氏は、キラキラ。
「奈緒子〜、んじゃ部活行ってくるよー」
「はーい。いってらっしゃーい!」
彼氏の名前は桂馬(けいま)サッカー部に所属していてレギュラー。
顔もなかなかのイケメン。性格もイケメン。
私の彼氏。 私の好きな人。
「いいねー、毎日ああやってクラスが違っても挨拶しにきてくれてさ、」
こういったのは、私の友だちの真帆(まほ)可愛くて綺麗で大人な子。
「そうだよねー、さすがだよねー」
私は帰宅部のため、こうして桂馬の行ってきますを聞いてから帰っている。
「部活とか、見なくていいの?その瞬間、瞬間がカッコいいんじゃない?」
「うーん。いいの。私が居たら気になるだろうし、邪魔したくないんだよね」
「ふーん。そんなもんか。」
「そんなもんだよっ!」
私は好きだからと、ベタベタしたり、毎日の様に部活を見に行ったりはしない。
試合は見に行くけれど、普段はつかず離れずを自分なりにしている。
そうすれば、桂馬も部活に集中できる。
「……寂しくないの?」
「寂しくないよ。それに、部活が引退になれば今よりは傍にいられるもの」
私は、良い子すぎるのだろうか?
物分りが良すぎなのだろうか?
正直分からない。
けれど、好きな人だから、端っこで静かに応援していたい。
そう思う気持ちは、おかしいことなんかじゃない。
その時、
「おーーーい!奈緒子一!!」
思いっきり下から呼ばれた。
呼ばれた方へクラスの窓から下を覗くと、そこには桂馬と、桂馬の友達の丸山君がいた。
「何で大声で呼ぶの?恥ずかしいから辞めてっ!」
「あはは、ごめーん!今日時間あるなら、少しサッカー部の練習見てってよ!」
「……………え?い、良いの?」
「当たり前じゃんっ!俺のプレー見てってよ!」
「待ってるよー林さん!それと、真帆ー!」
「呼び捨てするの辞めてくれないっ!」
隣りにいた真帆が、丸山君に注意した。
「お言葉に甘えて、今日は見にいこうよ、奈緒子。」
「う、うん。」
「じゃあ!今から行くからっ!」
そう伝えた後、桂馬が余りにも嬉しそうに笑うからその笑顔にときめいたのは内緒。
また一つ、何気ない、キラキラが、きらめきが積もった瞬間だった。
私の人生にきらめきなんてない。
私自身もそうだし、人に語れるような経歴がある訳でもない。
誰かみたいに一生懸命努力したり、噂されるほどのいい人じゃないから。
でも、多分これでいい。
きらめきのある人生にも憧れるけど、今の私にはこれで十分。
ボロボロになってまで生きている。