『これからも、ずっと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
これからも、ずっと、愛してる
たとえ何があっても一緒にいよう
これからも、ずっと
僕は、もう高校生なのに、まだわがままを言っている。
君が好き。君を手離したくない。
君は僕のことを見て、泣き出した。
もし、僕がこの手を離さなくても
君はもうこの世から消えてしまう。
それは紛れもない、事実で
僕にとっては辛いものだった。
『死なないで欲しい』
その願いが叶うことは無いだろう。
きっと、これからも、ずっと。
これからも、ずっと一緒にいたかった。
けどそれは叶わない。
何故なら僕はもう死ぬのだから。
君を置いていくのは癪だがしょうがないと
思っている。受け入れるべきだ。
君への手紙には、
幸せになってね。
のただ、一文
あえて好きだということはつたえなかった
きみを縛ってしまうと思ったから。
2024/4/8 これからも、ずっと
高校生活が上手くいかなくて、
大学受験も失敗して、
メンブレ・生活不順から親とも衝突。
心も体もズタボロになってたけど、
小学生の時からの、ずっとずっと大好きな友達が
気晴らしの為にたくさん遊んでくれて、
文句言わずにたくさん話を聞いてくれて。
すごく救われたよ。ありがとう。
これからもよろしく。
そして今元気になった私は
これからあなたを支えます。
『これからも、ずっと』2024.4.8
これからもずっと君と一緒にいたい。
例え地球が滅びても。
また生まれ変わった君と出会い
話して惚れて告白して
愛し愛し合いたい。何度も何度も。 恋愛論
ずっと変わらないでいて欲しいと思うものはみるみる内に移り変わっていくのに、変化を願うものばかりが変わらずに取り残されていく。
これからもずっと、が叶うことは多分ない。それでも本人の努力次第であると信じたいから、頑張ることはやめたくないと思う。
『ものぐさ』
ずっと一緒にいたっていうか なんというか貼り付いていただけ ビックリマンシールみたいでしょ?
たまにホノグラム 心が弾む時もある そんな時はチャンスでしょ? やりかけの何かをする時だ 夢の続きが好きだけど 何よりも愛しているけど 今はちょっと頑張ってみる
ああ、好きだな。
前を歩く君にじわりと浮かんだ言葉を受け入れる。
もうどやってもこの感情を切り離すことはできない。
どうあっても消えることのない恋心。
なら、どうしたら。
今まで、近くで君を見ていた。これからも変わりはしない。
ながくさめることのない夢を見るように。ずっと。これからも。
これからも、ずっと
素敵ね。これからも、ずっと私を嫉妬させていてだってアナタとても綺麗なんだもの、いいでしょう?私の最愛の人。
【これからも、ずっと】
これまで一緒に歩んでくれて
ありがとうございました
もし良ければ
これからも、ずっと
一緒に歩んでください
楽しい時は一緒に思い切り笑ってください
悲しい時は一緒の気持ちになって泣いてください
苦しい時は一緒に何とか乗り越えましょう
これからも、ずっと
あなたと二人で
生きていきたいのです
『これからも、ずっと』
そんな言葉のどこを信じたらいいのでしょう。
いつか終わりはやってくる。
─これからもよろしくね。
─ずっと一緒にいようね。
何度聞いたことか。
私はそう言われても、曖昧な返事。
そのせいかわからないけれど
今や何の、連絡もしていないし、こない。
そんな儚い関係しか築けない欠陥品。
けれどそんな私も、
『これからも、ずっと側にいたい』
そう思うようになってしまった。
一緒にずっと居るにはどうしたらいい?
どうしたらこの関係が続くの。
そんなことを考えたことなかったから
わからない。
もっと早く、この感情を知りたかった。
失敗するのが怖い。
想いが募る。
あなたのことが
愛しい。
不器用で、口下手な私は、文章に書いて伝える。
君はきちんと気持ちを受け取ってくれるのだ。
だから、大丈夫なのかな。
大切にしたい。
ずっと、側にいて?
大好き。
抱きしめたい。
あなたを想って今日も眠る。
カップから唇を離すと、口の中にコーヒーの苦味がひろがった。
それをゆっくりと噛みしめるわたし。本を読むときのお供としてコーヒーを飲むのだが、今日のは豆が違うのかいつもより苦かった。
しかしこれも……。
「やっぱり、最高」
至福のひとときに思わず声が漏れる。わたしはコーヒーなら何でも好きなので、今日のも飲めた。
雨が降ると、きまって足は、角を曲がった。まっすぐつづく道をゆけば駅に着くというのに。
路地裏にひっそりと佇むこの店に、はじめて連れられた日も、たしか雨が降っていた。
コーヒーを飲みながら、本が好きだった君との想い出が走馬灯のように駆け巡った。
硬く目をつむる。不思議と涙はこぼれなかった。
いま、これだけは、はっきりといえる。これからもここでわたしはコーヒーを飲み続けるだろうと。もうこの世にいない君にもういちど出会う日まで、きっと。
これからも、ずっと
―――これからも、ずっと一緒にいよう
恋に落ちるこの気持ちは本物だ
彼と一緒に居れると思うと幸せに溢れる
いつまでもこの時間が続けば良いのにと
叶わぬ願いに思いを馳せる
私と彼らとは異なる時間を生きる
何十年、何百年と生きてきた
悠久の歴史の中で何人もの人と出会い
やがて別れを経験した
彼らは老いてく一方で私の容姿は変わらない
誰もが通過する道程でいつもひとり取り残される
ずっとなんてあり得ない
存在するのは一方的なお別れだけだ
永遠なんて誰が望んだ
永遠は孤独だ
_これからも、ずっと
この言葉を聞くと、
一瞬ポジティブなことが後に続きそうな感じがする。
でもそんなことはなくて、
これからも誰にも言えない気持ちと一緒なのか、
とネガティブになる。
よろしくな、僕の心。
お前の扱いにくさは最高だが、
意外に感謝できる時もあるんだな。
街のシンボルと言われた大きな樹。
その下で今日も人は憩いのひと時を過ごしている。
「この樹はばぁばが生まれる前からあったんだよ」
「ばぁば、ほんと?」
「ほんと。ばぁばのお父さんとお母さんも、そのまたお父さんとお母さんが生まれた頃にはもう、この樹は今と同じくらいの大きさだったんだよ」
「すごいね!」
「ずっとずっと昔から、私達を見守ってくれているんだよ」
「ふぅん」
「この街が街になるよりもずっと前、まだ森や小川があって、野うさぎが跳ねてた頃からずっと見守ってくるているんだねえ」
「うさぎさんがいたんだ」
「多分ね」
「私が大きくなっても見守ってくれてるかな」
「そうだね。これからもずっと、この樹はここで私達を見守ってくれてると思うよ」
祖母と孫の言葉に応えるように、大きな樹の枝が風に揺れて音を立てる。
ざわざわ、ざわざわ。
葉と葉が擦れて鳴る音は、二人の言葉を肯定しているのか、否定しているのか分からない。
数百年後――。
その樹は変わらず青々とした葉を茂らせて、廃墟となった無人の街を見下ろしていた。
END
「これからも、ずっと」
大して代わり映えしない人生を歩んで来た。それは、幸せな事だった。
世の中にはドラマチック、波乱万丈の人生を歩む人もいる。
私の人生は地味な物。でもそれしか私の人生はありえないし、それで十分。
私は、これからもこの人生を感謝して歩みたい。
これからも、ずっと
あなたのことを好きで居ていいですか
妖怪ウォッチありがとう
サービス終了しても
僕たちの青春は永遠に忘れないから
放課後に3DSを持ち寄ってワイワイ遊んだ小学生の頃の記憶は俺たちの宝物だから
オンラインサービスが終了しただけだから…
これからも、ずっとよろしく
「永遠なんてない」
が口癖の男の子がいた。僕はその子とよく遊んでた。その子は丸メガネがよく似合ってたけど、いつもズボンの裾が長めだった。
その子は本が好きだった。僕とその子が公園で遊ぶときは、その子が本を読んで、その横で僕がぼうつとみている。そして読み終わったらその子が感想や解釈を垂らすので、それに僕が反応するのだ。もちろん毎回やってるわけじゃななくて普通に喋っているだけの日だってあるが、決まってその子は何かしらの本を持ってくる。
その子はいろんな本を読んでいたが、とくだん「よだかの星」は好きだそうで、何度も読んでるのをみていた。
いろんな本には、いろんな終わり方やテーマがある。永遠なんてのは結構メジャーで、読み終わったその子がちょっと腑に落ちなさそうな顔をしていると「あ、終わり方が気に入らなかったんだな」と思う。
何故その子が永遠を嫌うか、聞いてみたことがある。聞くとその子は少し眉をきゅっとしてから「だって、永遠なんてないじゃない」といった。
「永遠って、不変を意味するんだよ。時間は有限だけど、永遠は無限。時間という概念の対極にある存在。そんなものが本当にあるなんてとても思えない。」
続けてその子は
「僕、何も変わらないものなんてないと思う。世界は変化して生きているから。何千何億年間あるものでも、存在しているだけで変化してないわけじゃない。あの星だって、朽ちる。」
そう言ってから少し寂しそうにした。
それ以上は聞かずに帰った。もう夕方も過ぎそうだったし、風も強くてひんやりしてた。そしてなにより、その子の鼻が赤かったから。
中学校を卒業するような歳になって、その子の病気が発覚した。その子はだんだん痩せ細った。薬を飲んで、水を飲んで、活字を追った。
どんなに治療が辛くても、その子は本を読んでいた。僕が見舞いにいっても、その子は手から本を下さなかった。
その子がいない卒業式、その子がいない入学式、その子がいない公園。学校では、その子の影を必死で伝うように本を読んだ。その子が好きだと言った本を、その子が読み終わって不服そうにした本を。
僕がこの本を読んだというと、その子は嬉しそうに目を細めて、苦しそうにしながら咳をした。その子はもう永くなさそうだと言った。
次に見舞いに行った時、その子は寝ていた。お気に入りの「よだかの星」のページを開きながら。僕はその子に近づいて手を添えた。
「ねえ、僕。永遠なんてないと思うよ。」
「だって、こんなにも君が儚い。」
「君の言った通りだよ。」
僕は目を伏せた。
「ねえ、僕。永遠なんて嫌いだよ。」
「だって、こんなにも永遠がほしくなっちゃうから。」
「僕、君ともっと一緒にいたかったよ。」
「じゃあ、ずっと一緒にいよう。」
そう言ったのは薄く目を開けたその子だった。無愛想な口元は少し微笑んで、力無く僕の手を優しく握った。
「ずっと?」
「うん、ずっと。」
永遠が嫌いなその子らしくない、って思ったのを感じ取ったのか、その子は少し照れくさそうにして言った。
「知ってるかい?ずっとって言葉の意味は、すごく長い時間のことを指すんだ。永遠とは違って、期限がある。いつか終わりは来るけれど、それでもいい。」
「僕が死んでも、ずっと覚えておいてくれよ。僕、君の中で生きるから。ずっと、君と一緒にいるから.」
その子は力一杯に僕の手を握った。それでも全然強くないのが、どうしようもなく寂しかった。
「もう僕のお見舞いはやめておくれ。君の中の僕を死なせないで。ずっと、生きさせて。」
「や、そんな」
「いいかい、よく聞いて。君の中の僕はいつだって君のそばにいるし、君の読んでる本を僕も一緒に読むよ。君が嫌いなナスも食べるし、毎日一緒に寝るんだ。」
「そして、君の終わりがくるまで、ずっと一緒にいるよ」
そう言って彼は5回咳をして「ほら、もう夜が近いし、風も強くて肌寒い。それに君、鼻が真っ赤じゃないか。早く帰って休んでくれよ。」と僕の手を離した。
もう2度と会えない気がした。何もいえなかった。
「じゃあ、またね。」
そう言ってその子は控えめに手を振って本を握った。
「…うん。絶対、また会おう。」
君の目に映る最後の僕はきっとひどい顔をしていた。
それから何十年。その子は相変わらず丸メガネがよく似合って、ズボンの裾が長い。僕の嫌いなナスも食べてくれる。
そして本を読む。僕と一緒に。
その子はずっと15歳。僕は成人して、僕は変化した。でもその子はずっとその子。僕の中で、不変に存在する。でもそれは決して永遠じゃない。
これからもずっと、その子は僕と一緒。
期限は、僕があの星みたいに朽ちるまで。
『これからも、ずっと』
とある小さな村に一人の青年が暮らしていた。
ここは大きな事件も事故もなく、
ゆるやかな時が流れるのどかな村だった。
納屋に藁を運んでいると
突然、誰かに声をかけられる。
それは以前、木から落ちてきたところを
受けとめて助けた少女だった。
地面に落ちていた雛を巣に戻そうとして
足を滑らせたらしい。
「あの、たくさん作ったからよければどうぞ!」
少女から差し出されたクッキーに
目を丸くする青年。
「……ありがとう」
礼を言うと少女は顔を真っ赤にして逃げていった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
近頃、村で飼っている鶏や山羊が
不可解な死を遂げている。
イタチか野犬の仕業だろうと皆が噂していた所
に占い師と名乗る女が村へとやってきた。
女は水晶玉に手をかざしながら、
村人達に静かに言い放つ。
「この村には人狼がいる。そいつを始末しない
かぎり、毎晩、犠牲が出るだろう」
当初は誰もが占い師の言葉を疑った。
しかし青年だけは、
嫌な胸騒ぎを覚えずにはいられなかった。
翌日────
麦畑の方が何やら騒がしい。
青年が現場へ急ぐと、
村人達が集まり何かを取り囲んでいた。
それはまだ幼い子どもの死体だった。
「可哀想に!」
「誰がこんな惨い事を……」
子どもの亡骸には何者かに絞め殺されたような
跡と独特の不快な臭いがついていた。
「見つけた!見つけた!」
占い師の女が興奮した様子で
駆け寄ってきて、青年を指さす。
「この者が人狼よ!間違いないわ!」
村人たちの猜疑心に満ちた目が
一斉に青年へと向けられる。
「その人は嘘つきよ!」
少女が占い師に向かって叫んだ。
「どこかで見覚えがある気がしたの。
以前訪れた町でこの人は詐欺師として有名だった」
「そいつは本当か?」
村人達から問い詰められた占い師は、
しどろもどろになりながら弁解をした。
「ま、まあ、そういった事が全くなかったわけ
ではないけど……、っ、占いだけで
生計を立てていく のは難しいのよっ」
占い師への信用は地に落ちた。
今夜は誰も外へ出るなとの警告が出された。
一方その頃青年は荷造りをしていた。
今すぐこの村を出ていかなければ。
ふと青年はその手を止めた。青年にしか
聞き取れない小さな悲鳴が聞こえてきたのだ。
悲鳴がした方へ走り、勢いよく納屋の扉を
開けた瞬間、強烈な血と精の臭いが鼻を突く。
子どもの亡骸から嗅ぎとったものと同じ臭いだ。
「おまえ、どうしてここに」
そこにいたのは村の地主の息子と
もう一人、男の下で衣服を剥ぎ取られ
人形のように動かない────
青年の心臓がばくばくと脈打つ。
それは、青年を慕い庇ってくれたあの少女だった。
男は開き直ったように青年へ語り始める。
「家畜に手を出すのも飽きてきたところだったのさ。
こいつも下手に暴れなければ死なずにすんだも」
その先の言葉はなかった。
青年が男の首を掻き切っていたからだ。
青年は目を見開いたまま横たわる少女へ
近寄り、血で汚れていない方の手を
額にかざして、その瞼を閉じた。
「いたぞ!」
騒ぎを聞き付けた村人達が
納屋へと駆け込んできた。
地面に転がる二つの死体と
血に染まった半獣の青年。
怒りと恐怖に震える村人達の
後ろで占い師の女が高らかに叫んだ。
「ほらごらんなさい!あたくしの言ったとおり!」
青年は農具を持って襲いかかってくる
村人達を掻い潜り納屋から飛び出した。
畑を、森の中を、ただひたすら駆けて、
追っ手が辿り着けない場所まで来ると、
ようやく青年は足を止めた。
一体、いつまで自分はこんな
生き方をしなければならないのだろうか。
夜空に浮かぶ三日月へ問いかけるが、
月は無慈悲にもただ青年を照らすだけだった。