バカみたい』の作文集

Open App

バカみたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/22/2024, 12:00:57 PM

馬鹿みたい――あなたじゃないの。私がね。


/お題「バカみたい」より

3/22/2024, 12:00:54 PM

どれだけ頑張っても認めてもらえなかった。
褒めてほしくて100点取ったテストを見せても、当たり前だと言って褒めてくれない。
作文で優秀賞だった時も、絵のコンクールで入賞した時も、運動会で1等賞だった時も。

私はただ、お母さんに褒めてもらいたかった。
認めてほしかった。それだけなのに。

ずっと頑張ってきたのが、バカみたい。

なんで出来の悪い弟ばかり褒めるの?
やっぱり同性の私より異性の弟の方がお母さんにとっては可愛いものなのだろうか。

私はもう、認めてもらうのも褒めてもらおうとするのもやめた。

なのに、どうして?
社会人になって、家を出てから私を急に褒め出すの?
弟が引きこもりになったから?

いまさら、もう遅いよ。
私はもう二度と、実家には帰りません。



「バカみたい」

3/22/2024, 12:00:43 PM

「将来は首相になります」教師すら嗤っていた 君は高潔だった

題-バカみたい

3/22/2024, 12:00:31 PM

“恋” (テーマ:バカみたい)

昔むかし、何百年も昔のこと。

ある人里離れた丘に、それはそれは人間では到底辿り着けない程の高い場所に洞窟があった。そこには1匹のドラゴンが住んでいたそうだ。
ドラゴンはある日考えた。人間が住む世界はどんな所なのだろうか。人間はどのように生活し、何を食べて生きているのだろうかと。
ドラゴンは人間が自分を倒しに丘に来ていることは知っていた。だが人間はドラゴンの住処には辿り着けず断念していったのだ。ドラゴンは思った。何故自分は悪のように扱われているのだろう。人里には決して近づかず、ひっそりと暮らしてきたのに。ドラゴンは不思議でならなかった。

ある朝、ドラゴンは森へ狩りに出かけた。野ウサギや、野鳥を狩って食べて生活していたから。ドラゴンはいつものように森を散策していると、後ろから足音が近づいきた。後ろを振り向いた瞬間、そこには見たことのないほどの可憐な少女が立っていた。栗色のショートボブ、青空の色を映したような真っ青な瞳。今にも消え入りそうな儚い肌の少女だった。

ドラゴンは初めて間近で見た人間に興味が湧いた。
それと同時に、胸が熱くなり苦しくなった。初めての経験だった。少女はドラゴンを恐れる素振りもなく、「あなたがドラゴンね。凄いわ、なんて神秘的なの。」と目を輝かせた。ドラゴンは嬉しかった。初めて邪険にされず、好意的に見られたからだ。
ドラゴンは「私が怖くないのか。」と尋ねた。少女はまたもや、「あなた、喋れるのね!凄いわ!!」と目を一層に輝かせドラゴンを見つめた。
ドラゴンと少女が打ち解けるのにそう時間はかからなかった。
少女は自分の名は“ハンナ”だとドラゴンへ教えた。「あなたの名は?」とハンナはドラゴンへ問いかけると、「私には名など無い。」とこたえた。ハンナは「それなら私が付けてあげるわ!そうね、あなたの体は黒くて闇の様だからダークね!!」と。そして、「私は闇が好きよ。全てを包み隠してくれるから。」とドラゴンへ優しい眼差しを向けた。
ドラゴンは気恥ずかしくなった。それと同時に、心がじんわりと温かくなったのだ。
ハンナは毎日ドラゴンの住処の麓まで遊びに来た。人間の食料にドラゴンが興味を持っていたと聞き、パンや果物そしてお菓子を持って。あくる日も、そのまたあくる日もハンナはドラゴンに会いに行った。
ドラゴンはたまらなく嬉しかった。そして自分に優しくしてくれるハンナを愛していった。

それから季節は巡り、出会って1年が経とうとした日。毎日欠かさず会いに来ていたハンナが待てど暮らせど来なかったのだ。
ドラゴンは胸騒ぎをおぼえた。不安になり森の上を飛び立った。
すると森を出た人里に近い見通しの良い場所でハンナを見つけた。大人たちに囲まれ、1人恐怖に慄いていたのだ。ドラゴンは真っ先にハンナの元へ降り立った。ドラゴンを見つけたハンナが「ダメ!!ダメよ、ダーク!!降りてきてはいけないわ!!あなたの身が危ない!!」と叫んだ。その瞬間、四方八方からドラゴンに向けて弓が飛んできたのだ。ハンナが討伐できずにいるドラゴンと親しく会っていると知られたのだ。そしてハンナを餌に誘き寄せようという魂胆だった。
ドラゴンは痛みが全身に降り注ぎ、苦痛で叫んだ。
ハンナは「お願い!!やめて!ダークは心優しいの。人間に危害は加えないわ!」と泣き叫んだ。
ハンナの悲痛な叫びは届かず、とうとうドラゴンは倒れた。ハンナ以外の人間は喜び、歓喜の声が轟いた。
ハンナは泣きながらドラゴンへ近づいた。
「ごめんなさい。こうなったのは全部私のせいよ。」とドラゴンの顔に手を伸ばし必死に声をかけた。
ドラゴンはぼやけていく視界の中、必死にハンナを捉えながら囁いた。「そんなことない。私は君に恋と言うものをしてしまったのだ。バカみたいだろう。こんな醜く恐れられた私を邪険にせず優しくしてくれた君を愛さずにはいられなかったのだ。1度愛してしまえば、愛されてしまえば簡単に忘れられることはできないんだ。」と。
ハンナは今にも力尽きそうなドラゴンに口付けをしながら、「私もよ。愛してる。愛しているわ。」と囁いた。ドラゴンはハンナからの愛の囁きと共にこの世を去った。

3/22/2024, 11:57:38 AM

「バカみたいよ」

箸が落ちた。叩かれた手が痛む。

何が間違っていたのか分からないが、
怒られたのだからなにかしてしまったのだろう。

「まともに箸も持てないの?」

成程。箸の持ち方を間違えていたらしい。
今初めて知った。箸の持ち方が間違えていることを。



友人より何より、長く付き合ってきたのは
家族でもなく、教材と机だった。

最低限の出席日数を取り、残りは家で家庭教師と缶詰。

努力が結果になったとて、満足してもらえたことは
一度もなく、学年があがるにつれ、数字だけでなく
アルファベットの質も求められるようになった。

食事よりも睡眠よりも勉強。
一に勉強、二に勉強。とにかく勉強。

身体を崩しても翌日には勉強。




机を齧り続け、大学は名の知れた所に入学できた。

合格通知が届いた時、母は嬉しそうに笑っていた。
母の笑顔なんて久しぶりに見た。嬉しかった。


お祝いを称した食事会が今だ。叩かれた手は
さっきよりも赤くなっていて、ジンジンと痛む。

頭の中の辞書をめくる。やっぱり専門外だ。
箸の持ち方は載っていなかった。

家庭教師に箸の持ち方は聞かないし、
家庭教師も教えてはくれなかった。

勉強不足だ。

こんなにやっても足りないのか。




今は解雇された元 家庭教師は、隙間時間に
ぽつぽつと自身の話をしていた。

自分と同じ様に勉強を強いられていて、
部活は1年しかさせて貰えなかったこと。

クラス会には一度も参加したことがないこと。

長期休みが終わり、友達から旅行の土産をもらうが、
自分は一度も返せなかったこと。


毎週金曜日の夕食だけは必ず家族で食べること。



あの人は自身と自分を重ねるように語ったが、
自分は今でもそうは思えない。



あの人はきっと、
箸の正しい持ち方が分かっているだろうから。




ああ、ほんと、

/バカみたい

3/22/2024, 11:54:14 AM

300字小説

空に投げる

 卒業生のお別れ会を終え、先輩達を校門まで見送って部室に戻る。片付けを終えて、生徒玄関を出たところで、同じ二年生の彼に呼び止められた。
「なあ、前に告白してくれたろう? これから付き合わない?」
「え? 先輩と付き合ってたんじゃ……」
「先輩は卒業したから。じゃあ!」
 軽く手を振って駆け出す。その背中を私は呆然と見送った。

『俺、先輩のこと好きだから……ごめん』
 去年の春、桜の木の下でした決死の私の告白を申し訳なさそうに断ったのはなんだったのか。
「……私は彼女の補欠要員かよ」
 ひらりと薄ピンクの花びらが散る。
「……バカみたい」
 それでもさっきのさっきまで好きだったのに。
 クシャクシャになった恋心を私は空に投げ捨てた。

お題「バカみたい」

3/22/2024, 11:53:33 AM

散々大口叩いて
 到底叶いそうもない夢を語って
 バカにされても諦めなくて
 周囲の視線を顧みることなく
 誰よりも真っ直ぐに努力し続けて

 結果誰よりも成功しているんだもの

 本当に嫌になっちゃう
 あなたを信じきれなかった私のことが
 見る目がなかったんだと嫌になる

 理由もなく散々バカにしてきたけど
 今ならわかる
 ただ前しか見てないあなたが羨ましかった

 私の方が馬鹿だった
 本当にごめんなさい
 

『バカみたい』

3/22/2024, 11:52:51 AM

#バカみたい

      あんなことがあったのに、  


        忘れられない自分


       ホント、バカみたい

3/22/2024, 11:52:03 AM

バカみたい

自分はバカみたいだ
自分にばかり君は強く当たるし
自分にばかり君に愛を伝えている
自分の一方通行だと思ってしまう
でも君が今日も無事帰宅しただけで
自分はバカみたいに喜んでしまう

君が好き
君がどうしようも出来ない熱で暴れだしても
自分が受け止めるから
君が不器用で言葉でなく物で答えてくれたら
自分はそれで喜べる

バカみたいかもしれないけど
君と自分はそれで成り立っている
バカみたいな関係のお話

3/22/2024, 11:51:48 AM

心配性を拗らせて、気持ちを押し付けてしまう
杞憂に終わってホッとしても、また別の心配が生まれる

その繰り返しだ

バカみたい

3/22/2024, 11:49:35 AM

「バカみたい」

嫌われないように
失敗しないように
ナメられないように

自分を殺して
必死で生きてきたのに

こんなに苦しむ事になるなんて
本当…バカみたい


だから、これからは

嫌われても
失敗しても
ナメられても

自分自身で
精一杯生きていく事に決めた

3/22/2024, 11:47:38 AM

「バカみたい」

最近、私ってバカみたいと思ったことが二つある。
一つ目は、SALEに振り回されてる私。
お気に入りの商品がいつも品切れ。
SALE中に在庫ありになるかも、
とサイトをいつも見てる。
朝、昼、夜と暇な時はいつも。
もう諦めた方がいいのだろうか?
二つ目は、誘惑に弱い私。
昨日コンビニスイーツを買って食べてしまった。
甘い物を控えてたのに…。
まずポスターを見て悩み、陳列棚の前で悩み、
そして手に取ってしまった…。
美味しかったから満足なんだけど、
あとで、「やってしまった」と後悔。

3/22/2024, 11:46:55 AM

バカみたい

バカみたいな顔やめろよ
ほら、その顔
それだよ。ぽかんと口をあけて
お前さ、口だな
お前の口元が不細工なんだよ

コロナで皆んながマスクをする様に
なって マスク美人とかモテはやされたりしたけど、あれだな
お前は、マスクイケメンだな。

だって、口元が隠れてれば
イケメンなんだから

おれ? うるさいわ
大きなお世話だよ

何が覆面レスラーイケメンだよ

ムキムキマッチョ以外いいとこ無い?
顔全部 隠れてる方がいい?

 … 案外、傷つくな…
ごめん、マスクイケメンなんて言って。

…おれ、バカみたいだな…

バカみたい 2024.3.22

3/22/2024, 11:45:13 AM

本当にバカみたい!毎日毎日こんな牢屋に閉じ込められて!少しは自由にさせてくれないかな?こんなところに居たってなんの意味もないのに。
…でも、1つは意味があったかも。

…あなたを見れること…
‐バカみたい‐
♯17

3/22/2024, 11:40:37 AM

バカみたい

アイツはいつもバカみたいだった
バカみたいに正直で
バカみたいに笑って
いつもバカみたいに私の後ろをついてきた

私は面倒見のいいコだったから
バカみたいなアイツがほっとけなくて
いじめっこにも立ち向かったし
いつも一緒に過ごしていた

だからアイツが少し恥ずかしそうに
私に報告してきた時
初めて気付いてしまったんだ
アイツのこと、ずっと好きだったんだって

バカみたいなのは私の方だった
気持ちが離れて初めて気付くなんて
報告を聞いて冷静に「おめでとう」なんて
言えることもバカみたいだった

誰もいない部屋でひとり
私はバカみたいに泣いた

3/22/2024, 11:38:06 AM

時にはバカみたいなことをやるといいよ、損得抜きで。不思議と心が軽くなるかも。例えば、大声で笑うとか。バカみたいなことではないけど、トイレ掃除は、一番心がスッキリしますよ👍

3/22/2024, 11:37:22 AM

『バカみたい』

勝手に好きになって

勝手にときめいて

勝手に落ち込んで。

勝手に振りまわされるなんて

バカみたい。

こんなこと

もうやめたいのに。

3/22/2024, 11:37:18 AM

バカみたい

お菓子の包み紙に書いてあった飾らない優しい言葉に、何故だか笑いがこみ上げる。
――こんな所にも一工夫とはすごいな。と思いながら口の中にそれを放り込む。
少しして、自分が泣いている事に気が付いた。
私はどうやら、自分が思う以上に優しさに飢えていたようだ。

日々家

3/22/2024, 11:36:55 AM

【バカみたい】

この世界は、この世界でいう異世界というものだった。

魔法が使え、そして魔物や魔族が存在する。

当然、魔物は人間に害を成すし、それを退治する冒険者もいる。

『ファンド・クラリー。お前を今日を持ってこのパーティから追放する!』

深い深い森の中。

銀の鎧を纏った金髪の冒険者。

相対する前に立つのは、黒髪の冴えない顔の軽装備冒険者。

他の仲間も彼を追放する事に何ら疑問も持たず、むしろいなくなって清々するといった感じだ。

『そんな、待ってくれよヒューズ!』

ヒューズと呼ばれた金髪の男はそんな必死の声も無視し、仲間達を引き連れて去って行ってしまった。

『そんな、、、あんまりだ、』

彼、ファンド・クラリーの職業はシューター。
俗にいう弓矢使いだ。

後方からの支援を主とし、隠密行動や狩りなども得意とする。

だが、ファンド・クラリーはそれらが苦手であった。

何をするにも昔から鈍臭かった彼は、冒険者という叶いもしないご大層な夢を掲げ、そして今に至る。

今まで仲間達はずっと我慢をしていた。

彼が起こす失態も、彼が本当に申し訳なさそうにしていたから怒るにも怒れなかったのだ。

『、、、俺が悪いか、、』

諦めたようにその場に三角座りをして、顔を埋める。

パーティのリーダーは先ほどの金髪男、ヒューズだ。

ヒューズは心優しい持ち主だった。

だが、先日彼の思い人であるルリアンがクラリーの過失で怪我をした。

それがトリガーになったのだろう。

昨夜から明らかにクラリーに対して態度が悪くなり、今回の解雇を言い渡す時も苦しそうだったが怒りの方が勝っていた。

『、、、俺が、、たくさん失敗したから、、』

"追放"というたった2文字の言葉は、彼の心を抉るのに十分であった。

その状態のまま、約3時間が経った。

ガサ、ガサガサ、、

夕暮れ。

魔物が活発化する時間が近づいてくる。

だがクラリーはその場から動かない。

近くの茂みが揺れ動いているのを察知したが、無気力に立ち上がり短剣を構えるのみ。

『、、いっそ、死んでしまおうか。』

ガサガサ、

ついにクラリーの前に魔物が飛び出してきた。

だが、その魔物は全身傷だらけであり、手負だった。

『、、メドゥーサ!』

見た者を石に変えるという蛇の頭をした魔物。

『くっ、、お前も石にしてやる!!』

メドゥーサが目をカッと見開く。

『うわあああぁ!』

思わず目を瞑ったが、体が石になる感覚はなかった。

『え、、?』

2人の間に沈黙が走る。

『、、はぁ、、』

『こ、殺せ!』

クラリーは腰につけているポーチから薬品を取り出す。

『ダメだよ。怪我してるじゃん。』

彼が取り出したのはポーションだった。

『な、何を、、』

メドゥーサは警戒して男の手を蛇の尾ではらう。

だが、クラリーは痛みに顔を顰めるが尚もポーションをメドゥーサにかける。

『大丈夫。俺は鈍臭いから、すぐ君に倒されるよ。』

弓と矢は男から離れている。

ナイフも、武器も何もかも取り外し、男は今丸腰だ。

メドゥーサは鋭い目をしていたが、攻撃するのはやめた。

ーーー

私は元は人間だった。

正しくは、魔物と人間を融合させたキメラだ。

私が生まれた時、村の奴らは私を気味悪がった。

"悪魔の子""忌子""生まれてきた事が大罪"

そんな言葉を投げられるうちに、私は段々とその通りの性格になってしまった。

人を疑い、攻撃し、遠ざけた。

『私は、、ニンゲン、、よ。』

自信を持って言えるわけがなかった。

何故なら、私の体は下半身が蛇だったから。

自分が人間だと説明するものも何もない。

私は世界から嫌われているんだ。

そう思って生きていた。

次第に森で暮らすようになった。

魔物にも人間にもなれない。

自分の洞窟を襲撃された。

命からがら逃げ出して、森の中を隠れ回った。

夕暮れ、1人の男がいた。

落ち込んでいるのか、人生終了いった顔で私を見た。

怖がらない人間は初めてだった。

汚物を見るような、殺気だった目。

人間の目は大嫌いだ。

だから早く石化してやろうとした。

けど効かなかった。

何故だ?

わからない。わからないけれど、、何故か涙が出た。

効かないなら仕方ない。

いっその事殺して欲しい。

だけど、、

『ダメだよ。怪我してるじゃん。』

男は私の拒絶をものともせずに、私に貴重なポーションを使った。

私はバケモノだ。

人間にも、魔物にもなりきれてない出来損ないのような存在なのに。

男は優しい顔で武器を置いた。

ついに溢れ出した涙が、私の頬を伝って蛇の足へと落ちていく。

『ど、え?どうしたの?』

目の前の冴えない男は慌てて困っている。

『グスッ、、バッカみたい、、』

私に優しくしても何もならない。

何の利益にもならないはずなのに、わかる。

この男は純情な心を持った優しくて天使のような者なのだ。

『バッ?!、、、君、名前は?』

『、、、アリー。貴方は、、?』

『俺はファンド・クラリー。バカで冴えない冒険者さ。』

私は出会ってしまった。

世界一お人好しで、冴えなくて、でも何故か守りたくなるようなこの男に。

ついに私もバカになったか。

人を信じる日が来るなんて、、、

『、、一緒に来ない?俺が守るよ。』

『フフッ、、ホント、バカ。冴えないくせに。』

私は数十年動かなかった表情筋が動く感覚がした。

これからも私たちはバカみたいなことをして、笑い合う。

そんな未来が見えていた。

3/22/2024, 11:36:18 AM

世の中へ
バカみたいとか
思うけど
そう思うのが
馬鹿みたいかな

お題☆バカみたい

Next