光と闇の狭間で』の作文集

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光と闇の狭間で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/2/2023, 12:02:05 PM

光る方は明るい。


優しいパパとママ。


あったかいご飯。


友達もいる。


幸せに結婚して、死ぬ。



闇の方は暗い。


冷たいパパとママ。


冷たいご飯。


友達はいない。


不幸せに結婚して死ぬ。


でも君がいる。


だから、私はここから、君のところに行くね。


待ってて

12/2/2023, 11:59:27 AM

光と闇の狭間で

ずっと、暗闇の中を歩き続けてきた。
道標も、何もないこの場所で。
最初は怖かった。
孤独で、頼れるものもなくて。
でもいつしかそれは無くなった。
何も感じられないくらいに
気付いたら水の中で。
気付いたら暑い砂漠で
何もせず、ただ歩き続ける
「…いつになったら、終わるんやろ」
今まで何も無かったこの場所で、
小さく、光る何かが見えた。
それを手にした瞬間
砕けて無くなった。
「……やっぱり、俺はここにおるべき人間なんや。」
誰も助けてくれない、
誰もいない
俺は久しぶりに、孤独を感じた。
それはひどく、俺の心に残った。
しかしそれでいて、絶望は感じなかった。
周りを見渡せば、小さな光がたくさんあったから。
一際大きな光にすがるように必死に飛び込んだ
「……きれい…」
そこには、白く光る、美しい人が
涙をながしてこちらを見ていた。


いつも暖かくて優しい光に包まれて
道標もなく、周りには誰もいない
いつも俺の心はあたたかさで満たされていて
冷たさを感じたことなど無かった。
ただ光があるこの場所で
同じ景色ばかり眺めていた。
「……あったかいけど、楽しくないなぁ」
ふと、真っ黒な何かがあるのが見えた
それは、孤独と辛さを感じさせるくらいに
真っ暗で、吸い込まれそうなほど
強力で。
俺は、そこに一粒の光を落とした
「……なに、これ、…」
周りを見渡せば
至るところに真っ黒な何かがあった。
必死に光を落としてもどんどん広がってゆく
「……っ、こわいっ、助けてっ、」
それは俺が初めて感じた孤独で、
闇に染まろうとする瞬間だった。
一際大きい真っ暗な闇から出てくる誰か
そこには、黒く大きく佇む、美しい人が
俺を見つめていた。


光と闇、どちらの世界にも住んでいる人を書きました!
闇の人は、「失ってしまった孤独を取り戻すこと」(=絶望の中には希望があること)で、光の世界へ
光の人は、「今まで知ることもなかった孤独、絶望を知り、歩んでいくこと」(=ずっと自分の好きなままではいられない。時に絶望、孤独、不安、辛さを抱えることで成長できること)を学びともに生きるということが伝えたかったです。
どんな人にも辛いとき、楽しいときはあります。
辛いとき、諦めるのか、諦めず進むのか。
楽しいとき、それに自惚れてなにもしないのか、辛さを知ってでもさらに楽しもうとするか。
光も闇も、正反対でいて似ているのかなと思います。
ぜひ、読んでみてください。

12/2/2023, 11:58:43 AM

光と闇の狭間で

「貴方はさ、なんでいつもそんなにくらいの?」

「暗くいなきゃ行けないから。みんながそれを求めてるの。」

「そうなんだ!私もさ、本当は暗いけど明るいキャラみたいなの、被ってるんだよね。」

「そうなの?私たち、なんか似てるね。」

『私たちだって、光と闇の狭間で生きたかったね。』

12/2/2023, 11:57:43 AM

「光と闇の狭間で」

光と闇は正反対な場所にある。

どこかに光があれば、どこかに闇は必ずある、私はそう思っている。
私にとって光と闇のたとえは、生きている生活が物語っている。
突然だが、闇を抱えている人間の話をしたい。闇を抱えている人は見えない光がかかっている人を羨ましくおもう人が多いだろう。

隣の芝生は青い

みんな明るい人や幸せそうな人、人間関係上手くいってそうな人を羨ましがる人が多い。
闇はそう羨ましがっている人だとわたしはたとえたい。
でも、光しかない人間はこの世に存在しないとおもう。
みんな誰かを羨ましがり、それをみんながみんなにしている。ループしている。

この世界は太陽の光で明るくなんているかもだけど、人の心は太陽の光がさしこまないほど暗いかもしれない。

12/2/2023, 11:55:09 AM

色んな光がある

同様に影もある

光の数だけ影もある


闇に居た人は光の人よりも

光の眩しさを知っている

光を知っている

同様に陽射しの中に居た人は

闇夜の恐ろしさを知っている


自身の知り得ない真実を写す世界

それが本当の貴方かもしれない…


井の中の蛙 大海を知らず

だが青空の深さを誰よりも知る


陽射しの下の蛙は本心を伏せて

自身の可能性への大海に燃えず


闇夜の蛙は本心を知りすぎて

自身の可能性への大海を泳がず

12/2/2023, 11:55:08 AM

「何もない僕」
光と闇の狭間で
何かを追いかける
何かを伝えようと
何かを渡そうと
馬鹿みたいに必死になって、何かを追う
でも、その何かは止まってくれることはなくって
光の方は明るくていいなぁ
きっと、恵まれた人たちが大勢いるんだろう
今までも、これからも
幸せに人生を歩んでいくんだから
闇の方は暗くて怖いや
でも、何かを持ってる人たちだ
病気かもしれない
誰かにいじめられているのかもしれない
でも、何かがあってそういう環境に育ったんだ
元々は光のほうにいた人も引きずり込まれて
なのに僕は、引きずり込まれない
全く、光も差し込まない
天涯孤独の身っていうのは、もしかしたら普通でいる事なのかもな
なんで、何もない僕に生まれてきたんだろうか
助けを差し伸べる光の手
こっちへこいと誘う闇の手
どちらかが仲間だと思えるはずなのに
どちらの手も他人の手だった

12/2/2023, 11:55:08 AM

「何もない僕」
光と闇の狭間で
何かを追いかける
何かを伝えようと
何かを渡そうと
馬鹿みたいに必死になって、何かを追う
でも、その何かは止まってくれることはなくって
光の方は明るくていいなぁ
きっと、恵まれた人たちが大勢いるんだろう
今までも、これからも
幸せに人生を歩んでいくんだから
闇の方は暗くて怖いや
でも、何かを持ってる人たちだ
病気かもしれない
誰かにいじめられているのかもしれない
でも、何かがあってそういう環境に育ったんだ
元々は光のほうにいた人も引きずり込まれて
なのに僕は、引きずり込まれない
全く、光も差し込まない
天涯孤独の身っていうのは、もしかしたら普通でいる事なのかもな
なんで、何もない僕に生まれてきたんだろうか
助けを差し伸べる光の手
こっちへこいと誘う闇の手
どちらかが仲間だと思えるはずなのに
どちらの手も他人の手だった

12/2/2023, 11:55:06 AM

「何もない僕」
光と闇の狭間で
何かを追いかける
何かを伝えようと
何かを渡そうと
馬鹿みたいに必死になって、何かを追う
でも、その何かは止まってくれることはなくって
光の方は明るくていいなぁ
きっと、恵まれた人たちが大勢いるんだろう
今までも、これからも
幸せに人生を歩んでいくんだから
闇の方は暗くて怖いや
でも、何かを持ってる人たちだ
病気かもしれない
誰かにいじめられているのかもしれない
でも、何かがあってそういう環境に育ったんだ
元々は光のほうにいた人も引きずり込まれて
なのに僕は、引きずり込まれない
全く、光も差し込まない
天涯孤独の身っていうのは、もしかしたら普通でいる事なのかもな
なんで、何もない僕に生まれてきたんだろうか
助けを差し伸べる光の手
こっちへこいと誘う闇の手
どちらかが仲間だと思えるはずなのに
どちらの手も他人の手だった

12/2/2023, 11:54:34 AM

一筋の光に導かれて、闇の中を抜け出した。

でも、君がまだ、闇の中に…

彼は、一目散に闇の中に姿を消した。

やがて、光は弱々しくなり、消え去った。

12/2/2023, 11:51:19 AM

『光と闇の狭間で』

 闇の、奥深く。
 周囲に光はなく、音もない。
 私は床の上にいる。これより下には行けないようになっていた。
 私は、この下に何があるのか、知っている。

 誰の目も届かないような闇の底にいた私を
 最初に見つけたのは、君だった。
 光が見えるところまで、引き上げてくれた。

 光と闇を行き来しながら考えた。何かを考えていた。
 何を考えているのか。どんな答えを求めているのか。
 自分にも分からなかった。

 私は闇から離れたかった。
 そこが1番落ち着く場所だったとしても、
 光を見てしまった私は、もう闇の底にはいけなかった。

 私を光の方に連れ出してくれた人は、君だけではなかった。
 もっともっとたくさんいた。最初から、みんなそこにいた。
 私が見ないようにしていただけだった。

 「灯台もと暗し」と言うけれど、
 もしも、灯台の下を探しても何も無かったらと思うと、
 怖くて見れなかった。ずっと。見ないようにしていた。

 今もまだ、暗い霧のようなものが足元に漂っている。
 あの時のような闇の中ではなく、薄暗い場所にいる。
 
 まるで、暗闇に目が慣れてきたみたいに、
 いろんなものが少しずつ、見えるようになってきていた。

12/2/2023, 11:49:06 AM

だから

書いているの

闇に包まれるのは
簡単で
まるで
最近の日の入りみたい

どんなに
うれしいことも
ありがたい出来事も
忘れてしまう

闇の中にいたら
光に気づかず
苦しい

やっぱり
私は
どんくさいと
自分をせめている

でも記録された
喜びは
愛されている恩や経験達は
その時の思いは
読んだら
光になるから

光と闇の狭間で

狭間だから
理解出来る
世界がある

狭間だから
聞こえる声がある

この時間を
記録して
未来の私に
大丈夫をあげるから

私は書いてる

12/2/2023, 11:46:14 AM

「優しいね」
「気がきくね」
「いつも明るいね」

よく言われる
ありきたりな褒め言葉。

「優しくないね」
「気が利かないね」
「いつも暗いね」

そう言われたくないだけ。

生きやすいを演じる為の

偽りすぎる自分。

私はそんなに
いい奴じゃあない。


本当の姿を
隠しているだけ。

いつだって。
–光と闇の狭間で–

12/2/2023, 11:46:01 AM

光と言える存在でありたい
いつだって全てにとって光でありたい
けれどそんなことできるはずもないのは
百も承知なわけで
だから
なるべく光であれるように
努めているけれど
たまにものすごく
頑張れなくなるときが来る

そんなときは
自分が真っ暗な闇でないなら
なんでも大丈夫なんて
そんな気持ちで頑張って

そうやって進んでいく中で
ふと自分がものすごく惨めになる
正しい道を選べない私は
こんな頑張らない私は
生きている意味なんてないんだとか
そんなことを思ってしまう

そんな訳ないの
頭では分かってるの
でも
気持ちが着いて来てくれるかは
別の問題で

誰かがそばに居たなら
きっとこんなに悩まないのに

こんな私に寄り添ってくれる優しい人を
浪費するようなことはしたくないから
願い下げするのだけれど

12/2/2023, 11:44:30 AM

思い出

私が小学校低学年の頃
母方の祖父母の家に行って、
泊まりに行ったことが何回かある

いつもだったら、二階を借りて
母、姉、私、の三人で寝るんだけど
たまに、おじぃちゃんと、姉と私で寝ることもある
その日は、おじぃちゃんと姉と私の3人で
一階で寝た
おじぃちゃんと寝ると決まって面白い話をしてくれる
例えば、昔話だったり、作り話だったり
話題は様々だ
その日の話題は、姉の友達が主役の
面白い作り話だった

姉の友達が魚になって、いろーんな魚を食べるという
物語だった
全部は覚えていないけど、その話がとても好きだったのは覚えている
そして、好きすぎて、母に話したことも

最近は、全然泊まりに行かなくなったなぁ〜
今度は、おばぁちゃんの話もしようと思った

                  終わり

12/2/2023, 11:43:36 AM

アスファルト二重の影に手差し込む
冷たいぬるい微睡みのよう

(光と闇の狭間で)

12/2/2023, 11:41:56 AM

「光と闇の狭間で」

毎日 暗闇の中にいる
毎日 光を探している

光と闇の狭間で
今日も必死に生きている

12/2/2023, 11:39:36 AM

良い人・悪い人の境界って、どこなんだろう。
他人だと、自分にとっての心地良い相手、嫌な相手だろうか?
だとすると、自分が良いか悪いかを知る方法はなんだ?

自分のやること成すこと、自らが動いている自分の意志は相手にとって悪にもなり得る。

自分の感情に背いてやる行為が相手にとっていい場合もある。

自分にとって、自分は良い人でありたいと思いながらも私はその間に板挟みになっている。

万人受けをねらってしまう自分が嫌いだ。
それでさえ、嫌う人が出るのなら、
自分の好きなように行動したほうがいいのに。
わかっているけれど、刷り込まれてしまったのだ。
物心ついた時からの何気ない会話。

『変わってるね』
『そんなこと思いもしなかった』
『面白い考えしてるね』
『そんなこと考えるのあなたくらい』

全てが否定されているわけでは無いのに、私はこの手の言葉が酷く苦手で、(普通はどう感じる?)と考えながら返答を考えるようになってしまった。

それもごちゃごちゃといろんな返答を思いついてしまうので、レスポンスがゆっくりだ。

結果、まとまらずに変な答えになりがちなのだが。

今はみんなと同じになれないと認めながらも、
いまだにその足掻き癖が抜けないでいる。

今の私を、それで良いと思ってくれるひとと過ごす中でもまだ……。

いっそ、振り切って嫌われたい。

ほんとに面倒な性格だ。

12/2/2023, 11:38:49 AM

薄明かり
あなたの顔が暈けていく
群れない星と桃色の帯


/お題「光と闇の狭間で」より

12/2/2023, 11:37:04 AM

昔はとても冷たかった。

 お母さんは毎日のようにわたしに罵声を浴びせて来た。

 お父さんは顔すら知らない。

 学校の皆はわたしが変だっていじめてきた。

 結局車にはねられて死んだ。

 今はとても暖かい。

 お母様もお父様もとても優しくしてくれた。

 村にもいい人ばかりで。

 そして、頼れる………かは分からないけど、大切な仲間にも出会えた。

 ーでも、怖い

 この暖かさがなくなるのが。

 冷たくなってしまうのが。

 わたし
  私 はまだ光と闇の狭間で揺れ続けている。


 ー光と闇の狭間ー
  リース・リリィーナ

12/2/2023, 11:33:33 AM

【光と闇の狭間で】

『お願いです!通してください!お願い!』
『残念ながら、ここから出すことはできない。』

長い髪を振り乱しながら一心不乱に乞う女と、彼女の前に薙刀を交差させとうせんぼしている門番2人。

『諦めろ。お前らはここから先へは行けない。ここからは神の仰られる域だ。』

厳しい声色で女を押し返す門番。

女は尚も乞いながら縋り付いてくるが、右の門番が薙刀の石突きという刃がついていない方で女を押したため、女は呆気なく下へと落ちていった。

ここは、死後の世界。
天国と地獄の狭間にある、境界門だ。

『、、ここのところ罪人が多いですね。』

落ちていった女を見るために下を覗き込んだ俺は、俺の右に立っている先輩に話しかける。

『ああ。ちょうど、下界は"夏"という季節だ。此処も暑いな。罪人が増えるのも頷ける。』

どうやら、夏は事件が起こりやすく、死亡者も、死刑者も多いらしい。

元々、天界と下界の途中の世界で生まれた俺は、下界は"人間"という人達が住んでいて、そこには心が綺麗な人も、汚い人もいると習った。

人間には寿命があることも。
心が綺麗な人が死んだら天界へ導くことも。
下界で大罪を犯した人間は地獄で捌いてもらうことも。

全てを理解している。

でも、門番という職に就いている俺から見たら、下界の人間も、俺達と変わらないのかなと思う。

ただ、悪いことをした人と、いいことをした人にわけているだけで。

『おい、ボサっとしてんな。這い上がって扉開けられるぞ。』

バシッと柄で頭を軽く叩かれ、我に帰る。

『さ、さーせん、、』

改めて顔をキリッと引き締め、俺は目の前に集中する。

天界と地獄は長い長い階段で繋がっていて、その階段の途中にある浮いた島が、俺達下っ端の奴らが育つ境界と言われる世界。そこからずーっと下は、地獄。

門はその地獄と天界の間にあり、ギリギリ地獄の気候が届かない、本当にギリギリのところにある。

門番は、地獄から来る天界に行きたいと這い上がってくる地獄の住人を突き落とすのが仕事。

かなりエグいことしてるけれど、この人間達も下界で罪を犯して死んだやつらだ。

慈悲はない。なくていい。

でも、、

突き落とした時の、落ちていく罪人の顔が、悲痛に歪んでいて見ていられなくなる。

門番は意外と辛い仕事だ。
先輩はもうベテランだから仕事をしている時は無心だ。

前聞いたら、『こーいうのは、気にしちゃあダメなのよ。』って言われた。

先輩曰く、地獄側に加担してしまうと、魔物に引き摺り込まれてしまうらしい。

だから俺も無心になって仕事をする様に心がけている。
引き摺り込まれたくはないからな。

ーー

ある日。

また、いつもの様に這い上がってくる罪人を突き落としていたら、

『よいしょ、、よいしょ、、』

小さな女の子が来た。
俺は女の子が来た途端に拍子抜けした。

こんな小さな子供が、地獄にいることにも驚いた。
何より、罪を犯して死んだことにも。

『、、、』

先輩は別の人を突き落とすのに夢中でこっちに気付いてない。

ちょっとくらいなら。

『君、ここから先は天界だよ。間違って迷い込んだのなら、天界入場証を見せてくれないかな。』

女の子は戸惑った顔をして、来ていたボロボロの服の裾を手が震えるくらい握りしめていた。

『あの、真夜は悪い子なの。だから、、下でいい。』

、、、自ら地獄に、、

『あっちの世界では、君はどんなことをしたの?』
『真夜、お母さんにいい子しててねって、言われた。けど、、いい子じゃなかったから、、』

女の子の足をよく見てみると、無数のアザがあった。

嗚呼、この子は、、
虐待児だ。下界にいるという、自分の子供に暴力を振るったり、暴言を吐いたりする大罪人の子供だ。

『、、、真夜が、悪いから、、王様に此処にいさせてって言った。』
『っ、、』

俺は声が出なかった。
可哀想。とも思った。だけれど、、

"こーいうのは、気にしちゃあダメなのよ。"

先輩の声が蘇って、、頭がぐちゃぐちゃになる。

『、、真夜、下に戻りたい。』
『ど、どうして、登ってきたの?』

声を振り絞ってできるだけ優しく問う。
女の子は言った。

『王様が、上に登ったら地獄があるからって。』

嗚呼、閻魔大王様。確かに此処は地獄です。
俺は精神的にキツいです。

どっちだろう。

俺は今、どちらを守るべきだろう。
純粋無垢な虐待児か、天界の鉄則か。

"こーいうのは、気にしちゃあダメなのよ。"
"真夜が、悪いの。"
"いいか!門番候補!大罪人に肩入れし者、それ同罪とみなす!それをしっかり覚えておけ!"

いろんな、いろんな人の言葉が頭の中でグルグル周り回って、、

ドンッ

俺は女の子を下へと落とした。
女の子は驚きもしない、普通の顔だった。

でも、押した瞬間、

『ありがとう。真夜、お母さんと一緒にいるんだ。』

と呟いた。

『、、、、、ごめんなぁ、、真夜ちゃん。』

俺は今日も、光と闇の狭間で、揺れる。
門番は、本当にキツイ仕事だ。

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