『君に会いたくて』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君に会いたくて…
寒い…君が恋しい…君にただ会いたい…あと数分後には、帰って来るはずの君を、親友と二人、家で待ち伏せをしている…眠いよぉ…でも、寝る前に君に会いたい…君に会って、おかえりとおやすみとお疲れのキスを交わしたい…なのに、どうして、なかなか帰って来てくれないの…?確かに、ご飯ごゆっくりねとは、言ったけど…早く会いたいよ…君がいないと私、何も出来ないのに…
飲み会の帰り道、無性に声が聴きたくて電話をかけた
これからお風呂と言う君を、酔いに任せて引き留める
他愛もない話や冗談を早口で喋る、電話が終わらないように
笑い声や相槌を打つ君の顔がふと浮かぶ
気付けば歩き出していた
君に会いたくて
近くにいるようで、心の遠く離れた君へ
君と本当に会えるのはいつでしょう?
次に会った時君が私を覚えているとは限らない
私も君を覚えていないかもしれない
だから今すぐ君に会いたい
《君に会いたくて》
電話は毎日してる。Zoomにしちゃう時もある。
社会人だけど3時間は普通、6時間のことだってある。
会わなくても心は繋がっている、そんな安心感。
だけど、カッコ悪いところとか、うっかりしてるところとか、切り取った音と映像じゃ分からないね。
ねぇ、次いつ飛行機とる?
「君に会いたくて」
私には今心に決めた人がいる
その人は今は中々会えない
お互い“会いたい”気持ちはあるのに何故だか前に進めないでいる
君に会いたくて
【君に会いたくて】
「よろしくお願いします」
「かしこまりました、では、こちらのワンちゃんを大切にお預かり致しますね」
ボクは狭い箱の中に入れられ、知らない人に預けられる。嫌いな箱の中に大好きなおもちゃと一緒に入れられた時から何となく察していたが、どうやらご主人はまたどこか遠くに出かけるらしい。
最初の頃はすごく寂しくて、いっぱい鳴いて知らない場所から飛び出したこともあった。
それからはご主人はおもちゃと一緒に知らない場所へボクを預けて遠くに行くようになった。
飛び出したあの日、ご主人はすごく心配そうな様子で戻ってきた。ボクはご主人ともう会えないのかと思っていたから、また会えてすごく嬉しかったのを覚えている。
「必ず迎えに来るから」
その時ご主人はそう言った。
「じゃ、また迎えに来るね」
今回も言う。ボクはその言葉を信じて待つだけ。そうすれば、また必ず会えるから。
だけど、実は最近お土産の方が楽しみだったりするんだ。
きみに逢いたい【第一話】
奈々に初めて会ったのは、友人の宏の紹介によるものだった。
君に会いたくて
しいて言えば
あの頃の、不安に完全に押し潰されてた自分に会って「大丈夫だよ!」って言ってあげたい…
君に会いたくて今日も星に願う日々。
会いたいよ。声に出しても、君には届かない。
こんな気持ちになったこと、君は知らないでしょ?
一度でいいから会いたいの。
君の笑顔を目に焼き付けることが、どんなに幸せか感じたいの。
君に会いたくて、わざと電車を遅らせた。
でももう君には会えないんだね。
【君に会いたくて】
coming soon !
【175,お題:君に会いたくて】
街の夜景を見た時、絵を描いている時、朝ご飯を食べている時
日常のふとした瞬間にいつもちらつく光景がある
僕のとなりはいつも一人分空いていて
その空白に向かって話し掛けようとして、何度言葉を飲み込んだか
君はもういない、この世界のどこにも
どんなに会いたいと思ったことか、朝も昼も夜もただそれだけ思い続けていた
君に会いたくて、どんなところにも行ってみたけど
会うことは叶わなくて、当たり前だよね
距離なんてものが届かないほど遠い場所に君は居るんだろう
「会いたい」
一人分空いたベット、一人分減った食事、一人分減った会話
その一人分が僕には何十人分にも重く感じられて
埋まらない隙間を抱えたまま、死んだような生活を続けている
叶うならば、他に何を失っても良いからオレからあの子を取り上げないで
君に会いたいよ、隠れてないで姿を見せてよ
広く寒いベットで一人横になり、静かに息を止めた。
遠く天国に旅立ってしまった君
僕は今も、毎日君を思っているよ
二度と会えないとわかっていても、忘れることなんてできない
僕の胸の中には、今も笑顔の君がいる
だけど、やっぱりもう一度だけでいいから本物の君に会いたい
愛しているよ
【君に会いたくて】
人々は日々考えていることがある。
運命の人は本当にいるのか?
もしかしてもう会っているのか?
これからの人生で会えるのか?
運命の人は自分と相手が会って分かることである。
それまでは誰もわからない。
人々はその相手を探しながら生きる。
運命の人の君に会いたくて探しながら生きる。
毎日毎日君に会いたくて頭がいっぱいになる。
君に会いたくて…
「今日はやけにキレイだね。」
「わかる?特別な今日の為にリップもワンピースも新調しちゃった。」
全身鏡の中で新品のスカートをくるくると翻すキミ。真っ白なシフォンがふわふわと、甘いキミによく似合う。
【本日未明、50代と思われる男性の遺体が発見されました。警察は事件性はないとしており…】
テレビの中では全く美しくないことばかり。でもそれですら今日を彩るノイズになるの。
だって君に会いに行くんですもの。
いつも買い物に行く私に優しく微笑んでくれる君。
きっといい日になるわ。
私と君を邪魔する悪魔もいなくなった。きっと神様の思し召し。
そっと鏡の中のキミに手を伸ばす。キミと君は運命だ。君にはキミが相応しい。
鏡の中のキミはにっこり微笑み返す。
あぁ…君に
アイタクテ
君に会いたくてここまでやってきたんだ。
ああ、俺もだ。
感動の再会といきたいところだが、
俺はこの世界には2人も要らない、だろ?
そうだ。
俺もそのつもりだ。気持ち悪くてやってられん。
さぁ、決闘だな。
あぁ、後のお前は俺に任せてくれよ。
ふっ。そりゃーどーも。
____
どうやってここまで?
そりゃあ、君に会いたいって思い、それだけさ。
それで光速の壁を超えたっていうの?
その壁って奴はよく分からんが、俺には燃えたぎる愛情だけだ!
その愛ってやつはよく分からないけど、根性論も捨てたもんじゃないのかもね。面白い研究になるわ。
俺と付き合ってくれ!
ええ、付き合ってもらうわ。
→新規宇宙を作成
自分をそこに転送して、不毛の初期世界にて彼を待つ。
さぁ、宇宙の壁を超えて、無限の宇宙の中から私を見つけられるかしら?さすがに無理じゃないの?
このいたちごっこは人類をはるか眼下に置き去りにした二人だけの戯れだった。
彼女は作り出した殺風景の宇宙の中で、彼が来るまでの時間をどう過ごすか考えて、寂しく思った。
君に会いたくてもそもそも向こうは会いたくないだろう困ったことにそもそも会う方法すら無理がある。牢屋に行くほどの覚悟はないのでそもそも出会う機会はたぶんない。合ってみたいようでそこまでしてもあまり意味がないように思う。あってなにかしたいかと問われればそもそもがこちらもそこまでのものだろうか?執着はあれど特別な人かと言われたらある意味そうかもしれないがだからといって身を捨てられる程でもないものだ。そこまでしても向こうもこちらもどうにもできない残念である。
思い出の中の君は、その顔さえ朧げになってしまった。
もう一度、君に会いたい。
目の前に、今の君がいてほしい。
もう叶わない夢を、いつまでも忘れられず、
会いたい想いだけが新鮮で。
「君に会いたくて」
たとえば。
見えない敵と戦っている夜に、どうしても誰かにそばにいてほしくて。「大丈夫だよ」って言いながら私のこと抱きしめてくれるような、そんな優しさを求める時がある。その相手はいつだって君で、なのに、会いたくてたまらない時に限ってそれが叶わない。
君の人生の何パーセントが私で構成されているんだろう。2パーセントくらいは、私で埋めてほしいな。私はというと、君がいないと途端に駄目になるからあながち100パーセントなのかもしれない。重いかな。依存しすぎかな。でもやっぱり、君無しじゃ駄目で、今すぐにでも君に会いたくて。
泣きそうで、助けてほしくて。
今日ほど、夜が長いなあって思ったことはない。今日眠れるかな。明日はご飯食べれるかな。明日になったら笑えるかな。1人でいると余計なこと考えちゃう。きっとこんな悩みも、君に会ったら一気に消え失せちゃうんだと思うよ。
だから。
もう駄目、ってなる前に、早く君に会いたいよ。
【泡】
お題:君に会いたくて
人魚姫は好きな人を思って泡になった。王子様は好きな人を間違えたまま生き続ける。どっちが幸せなんだろう。人魚姫は泡になる時どう思ったのか。王子様は好きな相手が違う人だと気がついた時どんな感情を抱くのだろう。わからない。浮かんでは消える答えのない疑問。好きも嫌いもよくわからない。
学校では王子様と呼ばれるイケメンがいる。紳士的で物腰柔らか、成績優秀、内面も良ければ外見も最高級に良いという完璧な男の子。みんなその王子様に夢中だけど私はよくわからない。顔がいいとか、頭がいいとか、そういうのが夢中になる判断基準になるのか。王子様のことをよく知らないからどうとも思ってないが正しいかもしれない。
「ハンカチ落としたよ」
優しい声でそう言われた。パッと振り返れば王子様がいた。
「…ありがとう」
ハンカチを受け取ってそのまま昇降口へ歩き始める。後ろにいる王子様がその大きな目を落としそうなほど見開いていたことには気づかないまま私は家に帰った。
初めて「王子様」と話したけどやっぱりみんなが夢中になる理由がわからなかった。あの王子様よりもあの子の方がよっぽどかっこいい。ふと頭に浮かんだ想いに私は自分でもびっくりしてしまった。いつも俯いているおかっぱ頭の男の子。花に水をあげていたり、掃除を丁寧にしていたり、そういう細かいところをしっかりやっているあの子の方がかっこいいとそう思ってしまった。自覚してしまった感情に顔を真っ赤にしながら考える。あの子と話がしたい。あの子のことが知りたい。初めて知る感情に戸惑いを隠せないまま眠りについた。
朝太陽の光と一緒に起き上がる。今日はあの子に話しかけよう。そう決めて家を出た。後少しで学校というところで声をかけられた。
「おはよう、話があるんだけど少しいいかな」
昨日も聞いた優しい声に振り向くと王子様がいた。溢れんばかりの笑顔でとろりチョコレートが溶けたような目を向けてくる。
「なんでしょう」
あの子に話しかけたい私は気もそぞろに返事をした。
「ずっと会いたかった、僕は君を探していたんだ」
急に言われた言葉が理解できずフリーズする。頭の中で反芻するうちに、この王子様は誰かと私を勘違いしていることに気づいた。それこそ人魚姫に出てくる王子のように。
「私は、私のせいで泡になる人魚姫を作りたくないし、人魚姫になる気もないんだ」
考えるよりも先に出た言葉。王子様はぽかんという言葉がぴったりな顔をして、その後クスッと笑った。それを気にせず私は続けた。
「きっとあなたが探しているのは私じゃない別の誰かだよ。私には私の王子様がいるから」
真剣な気持ちで言った私をよそに王子様はついに大笑いをし始めた。
「ごめんね、急に笑って。あまりにも真剣な顔をしてロマンチックなことを言うから」
まだ笑いながらそう言った。
「確かに僕のお姫様は君じゃないみたいだ。昨日の君の態度が初めてあった彼女にあまりにも似ていたから」
昔を懐かしむかのように遠い目をしながら王子様は微笑んだ。その笑顔はまるで絵画のように美しかった。
「行かなきゃ行けないところがあるから、バイバイ。お姫様探し頑張って」
そう言い残して私は走り出した。あぁ、早くあの子に会いたい!