『忘れたくても忘れられない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何時かは‥‥
ありがとうとさようならはセットみたいですね。
私は、何故君のことが好きなんだろう。
理解らない。
私は、何故君に拘るのかな〜。
いい加減に、そろそろ手のひらを開けばきっと私も楽になるのに‥‥。
君は、私のことが負担なんだよね。
私は、知っています。
君が、私の支援の時に、呟く一人言は‥‥。私は、どうしたら良いのかな??
短く『えっ』と、だけ私は、君の方を見て想うの。
私は、君といて超、楽しくて時間なんか忘れているの。
バカだよネ(;_;)
まるで、松田聖子ちゃんの『赤いスイートピー』みたいだよ。
、『彼女と遊園地に行くんだヨ〜^_^♫』と、君から聞いた。
私は、気持ちは穏やかではいられなかったんだ。ごめんなさい。🙏
『6月は、梅雨だからね〜。夏になってからの方ががいいんではないのな??』と、私は、当たりまえの応えしか言えなかった。
モヤモヤしているし、ちゃんと彼女さんの存在を認めて上げなくてはと、認識しています。
おめでとうございます。と、言わなきゃ、私は、惨めだよね‥‥。
アニメ!のfree!竜ケ崎怜ちゃんをみたら、何時も私もあんな風に君の事より、大切な仲間の為に譲れる大人になりたいと想うの。
怜ちゃんは自分のことより、大切な仲間の事を選んだんだ。
私もきっと、そうするべきだろう、それが、正しいのだから。
私は、間違えていていますよネ。(´;ω;`)
『いってらっしゃい。晴れたら、いいですよネ〜(*^^*)♫』と、言えたら君にも、私は、素敵に映るのかな〜??
でも、君と逢えるのは何時も雨なんだ。だから、私は、雨が好きです‥‥。いっぱいいっぱい可笑しいし、矛盾した答えだって理解っています。
めいちゃんなら、『君って、ダサいな〜。』と、あきれると想うな。
私は、自分でも、こんなんだし嫌いです。
君に、はじめて出逢った時のようには、ずっと優しいまんまの君でいて下さい。
君は、多分、出世して偉くなったんだよね(*^^*)
ーーだから、逢えないことが多いだね。ちゃんと自負しています。
私も、今は大好きな短詩文芸や、創作活動を頑張っています。読書は、あんまり出来てないけれど、頑張ります(#^.^#)V
こないだは、ちょっと友達と、遠出をしてコスプレのハローウィン🎃に行ったんだヨ〜^_^V
その時の路上ライブのお兄さんが、キンキキッズの『愛のかたまり』を歌われて『もっとステキになってね〜。』♫と、歌われて私は、ハッと、したの。
やっぱり、私は、間違えているんだよネ‥‥(´;ω;`)私も、早く、そんな風に想える日が来ますように⭐✨
ーー今は、もう少しだけ、好きでいたいです。ごめんなさい。ありがとうとさようならがセットみたいに、バイバイって手を振ることが出來ない私です。終わり
私の忘れたくても忘れれないこと。
小学生のとき、私に片思いをしていた親友がいました。
その子とは仲が良く、3人グループを作って良く遊んでいました。
仲良く遊んで2年ぐらい経ち、親の転勤が決まりました。
小学5年生のときでした。
これは2回目の転勤でした、一回目の時は然程悲しまなかった。
私もその親友が好きだった。その気持ちを伝えたかった。
せめて小学校を卒業するまでは、そこに居たかった。
何十年経っても後悔しています。
忘れたくても忘れられない (10.17)
「もー!いい加減変えてよそれ」
ミソッソソ〜ファラッララ〜♪と愉快な音で鳴るスマホを取って、青年はケラケラと笑う。
「いいじゃん『茶色の小瓶』。俺らの馴れ初めだもんな?」
「だから絶対それ嘘じゃん!」
ムッとして返しながらも口元が緩んでしまうのが止められない。
あれは小学生の時。なぜか突然しりとりをやろう、と誘われた私は彼と話せるのがとっても嬉しくて。ずっと喋っていたいと3日間もしりとりを続けたのだ。“ルリビタキ”とか、意味も知らない言葉を調べる、なんてズルもしたけど。
その3日目、直前に音楽の授業であの曲をリコーダーで吹いた私は、「りゃくちゃ」と返した彼の言葉に意気揚々と「ちゃいろのこびん」と叫んで負けたのである。
「嘘じゃねぇよ。あん時のおまえのドヤ顔、マジで可愛かったって」
「またからかう!」
そう彼をつつくとまた着メロが鳴る。思わず吹き出していっぱいに満ち足りた顔で笑った。
『忘れたくても忘れられない』
花が咲いたような君の笑顔が、未だに僕のまぶたの奥で鮮やかに残っている。
何度忘れようと酒を煽ってみたけど、寝付きが悪くなっただけだ。
手を伸ばして触れたくても、もう届かない。もどかしくて空中に手を伸ばしても、掴むのは細かな埃だけだ。
忘れたいのに忘れられなくて……忘れたくないのに、忘れてしまうのを畏れている。
あの時「愛してる」と言って君の手を取っていれば、何かが変わっただろうか。
最後に届いたメールを何度も読み返して、何度もまぶたの奥の残像に想いを馳せる。花が咲いたような君の笑顔が未だに鮮やかに忘れさせてくれないから。
𖤣𖥧𖥣。忘れたくても忘れられない𖤣𖥧𖥣。
先輩、今日も私はあなたの姿を学校で探しました。
あのたった一日の夏の思い出。遊びに誘ってくれて、お祭り一緒に行って。私にとって憧れで、ずっと遠くから眺めていた先輩からのお誘いは夢のようで…。
優しくゆったりとした声。大きくて骨ばった手。優しく微笑む顔。モテ男のような甘い香水ではなく清潔感のある洗剤の香り。車を運転する姿。
私は忘れたくてもふとした瞬間に思い出してしまうのです。先輩とは連絡が取れなくなっても。
何度も決心したのに。忘れよう、忘れよう。
でもやっぱり先輩の姿を見つけると耳に残っている声が、肩が近くにあった体温が、洗剤の香りが思い出され、身体を駆け巡り熱くなるのです。心は氷のようにひんやりと冷たいのに。
こっちの気も知らないで廊下を楽しそうに友達と歩く姿。私は何も気にしてないフリをしてすれ違い、必ず振り返るのです。少しの期待を胸に。
私はあしたも探してしまうでしょう。たった一日の思い出の中にいる大好きな先輩を。
⇢忘れたくても忘れられない⇠
私が好きだったあの人
大好きだった
でも理由は無い
一目惚れでした
うるさくてほんとにやっかいな人でも
話しかけられると胸が高鳴るの
忘れたい
でも忘れられない
あーあ忘れてみたい過去のことなんて
忘れたくても忘れられない嫌な思い出。
それが、いつしか彼の生き甲斐だった。
だけど憎んで生きて、笑っていきて。
どっちが良いかなんて分かりきってて、、
それなのに。
それから時が経って彼は憎む力がなくなった。
若さを失ったらしい。
若さを失った彼は周りに優しくなっていた。
そこは閉ざされた世界で 小さくて閉鎖的,部外者の侵入を拒む未完成で不完全かつ出来上がった空間だった。
まだ幼かった私にとって"学校"という名の牢獄は1日の半分を過ごす場所。けれど,牢獄の名に反して無法地帯なそこは気にくわないものを排除するために 囚人たちが結束して私を虐げる。
彼らにとって私はいらない それどころか害を及ぼす異物であったのだと思う。そこには特別な意味などありもしない。ただ単純に外から侵入した何かを許容できるように仕組まれていなかったから。
だから私は いないもの であった。
『どうして』
そう 何度問うたか。
『ごめんなさい』
魔法の言葉も無意味で。
「離れてても友達」
ねぇ いまさら。あなたの言葉なんか信じられないよ。きっと一生。
テーマ ; «忘れたくても忘れられない»
ベッドの中で眠れないまま何十分か過ごし、そろそろかと微睡んできた頃、なんとも形容しがたい奇妙な音が聞こえた。機械的な、また民族的な音だった。
急に目も覚め、すぐに毛布を被った。
少し経ち、だんだん暑くなり汗も流れてきて、耐えきれず毛布を取り払うと、その音は聞こえず、もう明るくなっていた。
Theme:忘れたくても忘れられない
※ 鬱病などメンタル疾患を治療中の方は、閲覧をお控えください ※
ものを覚えることは努力すればできるのに、忘れることはできないのは何故なんだろう。
立ち直ろう、新しい人生を歩もうと何度決意しても、忘れたい記憶は不意に顔を出す。
数年前、私は鬱病を患い、それまで10年以上勤めてきた会社を退職した。
半年程療養し、2年ほど就労移行支援(※1)センターに通い、ようやく世間では大企業と言われる会社の特例子会社(※2)に就職が決まった。
治療を続けながら自分と向き合う日々は、本当に辛かった。泣き明かした夜もあれば、部屋の家具を叩き壊したこともあった。
でも、それを乗り越えて再就職が決まったときには、これで全て終わったと思った。
私は新しい人生を生きる。そのスタートを切ったと思った。
しかし、現実はそんなに甘くなかった。
忘れたくても忘れられない過去がどこまでも追いかけてくる。
「昔はこの程度の仕事、難なくできたのに」
「どうして頑張ってはいけないの?私はずっとそうやって生きてきたのに」
「あの人が言ったように、私は使えない人間なんだ」
友人や家族は私が新しい人生を歩み出したことを祝福してくれる。
でも、その道は常に過去がついて回る茨の道だ。そんなことを考えるの贅沢なのだろうし、理解が得られるとも思えない。だから、私はなにも言えない。
忘れたいのに忘れられない記憶。恐らく、生涯消えることはないのだろう。
この記憶を昇華できる日はいつか来るのだろうか。
私が自分に誇りをもって、過去のことも語れる日は来るのだろうか。
※1 就労移行支援:障害者への職業訓練制度(鬱病は精神障害として扱われる)
※2 特例子会社:障害者の雇用において特別の配慮をする子会社
こんな感情、忘れなきゃいけないのに。
ある日の昼休み。 俺は勝手に学校から抜け出し、一目散に走った。なんだ、これ。勝手に心臓がバクバクしてる。今はやってないけど、元陸上部だから、走るのに離れてる。ただ、アイツから触れられるのには慣れていない。
「ッ……クソッ!!」
なんだよ、男相手にドキッって。あんな冴えないメガネ野郎にっ……なんで!ただほんのちょっと手が重なっただけなのに。アイツのハンカチが落ちたから取ってやろうと思ってかがんだら、アイツも一緒にかがんでて、いつの間にか手が触れてたっていうよくあるようなシチュなのに!!
もう頭の中がこんがらがって、ムシャクシャしている。男が男相手に心臓が高鳴るとか、マジで意味わかんねぇ。こんな気持ち、どっかに捨ててきてやる……!その一心でオレはひたすら走った。
〜忘れたくても忘れられない〜
「忘れたくても忘れられない」
この季節になると君のことを思い出すよ。微睡みながらゆっくりとまばたきをする君のことを。
でもあの頃には既に僕達の関係は破滅へと向かっていたね。季節が少しずつ冬へ向かって移ろいゆくように。僕と君は、あの夏のような情熱を遠くに置き去りにしてきてしまった。
それにも関わらず僕に縋ろうとする君は、まるで醜かった。君ではないと思いたいくらいに。だから僕は君が、君であるうちにお別れをしたかった。急いで、急いで、急いで。今すぐに!
そうして、あの時君に触れた感触が、今も僕の手にべったりとまとわりついて離れないんだ。
お題:忘れたくても忘れられない
好奇心で見たホラー映画やホラーゲームの実況。いきなり出てきて見てしまった自分の大の苦手なグロテスクな映像、画像、話。人間関係での失敗。顔も年齢も全く知らない相手からの依存。依存が1番怖くて忘れたいけど忘れられない。怖いだけじゃなかった。普通に邪魔で気持ち悪い発言をされて私を頼ろうとしていた。
あんなタイプの人間とはもう二度関わりたくない。
あんなのに善意を出してしまったことに後悔をしている。あん時の自分にも嫌悪感を抱く。
怖さと憎さ、気持ち悪さ早くこの感覚と記憶を消したい。忘れたい。
3:00
忘れないし
なんなら忘れる必要ないし
まだまだこの先もずっと続くし
死ぬまでは永遠だ
「忘れたくても忘れられない」
小学校三年生のとき、ひとつの都道府県について1枚のレポートを作成する課題がでた。
家に秋田県に関する本があったので、特産品や祭りなどの行事について調べて書きまとめた。
少しスペースが余ったので、本に載っていた秋田県の火災件数のグラフを書き写して提出した。
すると、担任の先生から「どうしてこのグラフを載せたの?載せた意味はあるの?」と聞かれた。
怒ると非常に怖い先生だったため、恐怖に怯えた私は、スペースを埋めるために書いたことを正直に話した。
先生曰く、グラフや表を載せるなら、何を伝えたいか、そこから何が分かるかをきちんと考えて載せなさい、とのこと。
社会人となり、業務に関する資料づくりをするようになってから、この言葉の意味を痛感している。
恐怖とともに甦る師からの助言は、忘れたくても忘れられない私の宝物である。
( 思いつき次第 。 )
- 忘れたくても忘れられない
- 未定
姉が小学校二年生の時、二つ下の私は来年小学校に上がる頃の話。
夏休みに姉が描いた絵が、ナントカ子供展に入賞した。
駅近くのビルで展示してるということで
母は姉と私を連れて見に行った。
ま、その辺は私の記憶にはない。
その帰り道、駅に向かう途中で交通事故を目撃した。
バイクに車が衝突したらしい。
前に通行人がたくさんいたし、小さかったので
衝突の瞬間は見えなかったが
大きなヒトガタが信じられない位の高さまで跳ねられて
落ちていくのが見えた。
翌朝、姉が新聞の地元の記事欄を見ても載ってなかったと
言ってたので命は助かったのだろうか。
あの光景は忘れたくても忘れられない。
その後だいぶたっても、例えが不謹慎かもしれないが
数学の授業で二次関数の山型グラフを見ただけでも
ゾッとする程だった。
例えば、
初めて君を見た時の吸い込まれそうな瞳とか、
鼻をくすぐった君の髪の香りとか、
それこそ鈴が鳴るような君の笑い声とか、
握った時の君の手の柔らかさとか、
抱き締めた時の君の小ささとか、
白い箱の中で眠る君の穏やかな顔とか。
食器洗いの最中に、よく思い出す。
あと、洗髪中。
詳細がよみがえる前に、ごめんね、って何度も言う。
もう許されているかもしれないけど。
ごめんねの印象の友人が数人。きっと、今後も会わないね。
【忘れたくても忘れられない】
※BL要素がありますので苦手な方はお気をつけください。
お互い忙しくて、実に二ヶ月ぶりの彼との逢瀬だった。
といっても、本当は会うつもりはなかった。声だけで伝わってくる迫力に押されて、半ば諦めで交わした約束だった。
「あれ、この場所……」
仕事帰り、俺の会社の近くで落ち合い、短い夕食を取ってから彼の車に揺られて三十分近く。
車から降りて、彼の背中を追いかけるうち、記憶の隅で眠っていた光景が徐々に鮮明さを取り戻していく。
「思い出してくれた?」
足を止めた彼は、わずかに目を細めてどこかほっとしたように告げた。
夜景が素晴らしいわけでもない。恋人との定番デートスポットなわけでもない。自然が多く遊具はほぼない、中規模な公園というだけだが、頭の中をからっぽにしたいときにうってつけの隠れ家だと彼に教えてもらった。
それ以上に彼にとっては、あの日から一番大事な場所なのだろう。
けれど、俺にとっては大事だけでなく、とんでもなく恥ずかしくて、両手で壊れないように包み込みたくて、ある意味目を背けたくて、苦しくて……喜怒哀楽が乱暴に混ぜられたような、簡単に形容できない感情がこみ上げる場所。
なぜ、彼はここに連れてきた?
「なんで、ここに?」
「……お前さ、ここで俺に好きだって言ってくれたよね」
喉の奥が詰まる。
あのときのことは、今でも鮮明に思い出せる。
彼への想いを自覚してしまっても、親友のままでいなきゃいけないと足掻いていた。
最初はうまくいっていたのに、恋情というのは全然言うことを聞いてくれない厄介者で、制御を外れて暴走しそうになるのを何度か繰り返していた。
そのたびに、心がひどく、疲弊した。
「お前がすげえやつれてるから、仕事でなにかあったのかと思って無理やり吐かせたらまさかの俺が原因ってな。本当にびっくりしたっけ」
彼は逃がしてくれなかった。内心をうまく吐き出せない俺の性格を熟知した彼なりの優しさだとわかってはいたけれど、仇になる日が来るとは想像すらしていなかった。
今思えば、心のどこかで楽になりたいと願っていたのかもしれない。
『もう、もうほっといてくれ! これは俺の問題なんだ、お前は関係ないんだよ!』
『……それじゃ、俺はもう用済みか』
『っは、なに』
『俺はお前のこと一番の友達だと思ってたし、お前もそう思ってくれてるって思ってたけど、違うみたいだな。俺の自惚れだった』
『ち、ちが』
『違わないだろ。お前は俺になんでも力になるって言ってくれるけど、お前はそうやってひとりで抱え込もうとしてるし』
『……っ言えるわけないだろ! お前が好きなんて、言えるわけ……っ!』
まるで漫画みたいな話だけれど、本当にぽろっと表に出てしまった。
それでも、いわゆる「怪我の巧妙」みたいな話で、実は両思いだったことがわかって、そのときは素直に喜びに浮かれていた。
「気づいてるか? 今のお前、そんときと一緒の顔してるぞ」
半分、予想はしていた。
思わず苦笑が漏れる。
「笑ってるなよ。お前、また無駄なことひとりで考えてんだろ」
一歩、彼が距離を詰める。反射的に後ずさろうとして、腕を掴まれた。
「なんで避ける? 俺、お前になんかしたか?」
やっぱり、会おうとしていないことに気づいていた。
――あのときと同じ。彼自身はまったく関係ない。いや、ある意味関係していると言える。悪い意味ではない。
一番は、俺自身の弱さ。俺がもう少し強い人間だったら。
あるいは、嘘がうまかったら、自然に友達に戻れていたのかな。
「……まさかとは思うけど、馬鹿なこと考えてない?」
普段から細めな彼の瞳が、一層細まる。
「い、痛いって」
「お前変なとこでネガティブだからな。ある程度想像つくけど、一応言ってみ?」
痛い。痛いけれど、俺への想いを強く感じる視線。怒りだけでなく、こちらの身を本気で案じているのがわかる。
彼の想いはまったく揺るぎない。それなのに、俺は。
「……俺とじゃ、これから先、君を幸せなままにできないんじゃないかって」
続きの言葉は、彼の肩口に消えた。
「やっぱり馬鹿なことだった。なんだよそれ」
背中に回った腕に力が加わる。
「なんでお前が勝手に決めてんの。だいたい俺たち付き合ってまだ半年も経ってないじゃん。普通ならまだ幸せオーラばらまいてるときじゃないの?」
彼らしい軽口だったけれど、笑うより泣きそうになる。
「誰かになにか言われた? それともそういう情報かなんか見て勝手に不安になった?」
違う、違うよ。
本当は、付き合えるようになったその日から、芽吹く準備は始まっていたんだ。
途中で枯らすことだってもちろんできた。できなかったのは俺の弱さのせい。世間的にはまだ物珍しい目を向けられる関係を、この先続けていけるのかわからなくなってしまった。
「で、距離を置いてどうだったんだ? 俺は情緒不安定で散々で、お前がいなきゃやっぱ無理ってなったけど、お前は違うのか?」
違う、つもりだった。
でも、どう頑張っても、一度生まれた想いが完全に消えることはなかった。
幸せにできる保証なんてどこにもないのに。彼が傷つく姿をなによりも恐れているのに。
「俺……俺、ごめん。身勝手すぎるけど、でも、俺も君じゃないと無理だって、改めて思った、よ」
もっと強くならないといけない。こんな俺を好きになってくれた彼の隣に並ぶにふさわしい人間だと、自他ともに認められるようにならないといけない。
「自覚するの、遅すぎ」
明らかに、声音が変わった。そういえば意外と素直なんだと気づいたのは、付き合うようになってからだった。
「お前みたいなネガティブ人間、俺くらいしか腰据えて付き合えるのいないんだぞ。それ、自覚してくれる?」
ただ、頷く。
「この際だから言うけど、俺は告白される前からお前のこと好きだったし、そのうち告白しようと思ってたくらいなんだ。そこで断られても、時間かけて好きにさせるつもりだったんだぞ」
初耳だ。どのみち俺は彼と付き合う運命だった、ということなのか。
抱擁を解いた彼が、少しびっくりしたように目元を拭った。
「まったく、泣くぐらいなら最初からすんなよな」
「……ごめん。だって、俺、君がはじめての恋人だから」
「だったら突っ走る前に言えって。いいか、今度から隠し事禁止な」
もう頷くしかなかった。
今日初めて心からの笑顔を見せてくれた彼は、触れるだけのキスをくれた。
お題:忘れたくても忘れられない