『意味がないこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『意味がないこと』
うちのわんこと遊ぶ時
ジェンガをする。
ババ抜きをする。
洗濯物をたたむ
ボーロの数を数える。
ジェンガは崩すし
トランプは噛みちぎるし
積み上がった洗濯物に飛び上がるし
ボーロを並べたそばから食べちゃうし。
わんこはホケって顔してるし
わたしは何も遂げられず。
なんか他にある?することって??
意味がないことはないと思う。
一つ一つ意味がある。一人一人の思いがあるから意味があると思う。
意味がないこと
永遠に同じ曲をリピートしてた意味は特にない
今日はすっきりしてるんだよね
ぽかっと頭の上がなくなったみたい
視界も心無しか明るい気がするし
強くなったような気がする
じゃあ意味あるか
いや気がするだけで強くなったわけじゃないから意味ないか
意味ないことって裏取ると意味あったりするんじゃないか
意味がないこと…ってあるのか?
昔、ある映画を見たとき、「キーッ!!私の時間を返せ」などと感じて怒り心頭に発することがあった。タイトルは伏せるが、当時映画評論家だったおすぎ氏も同じ言葉を吐き出していたので、テレビを見ながら「うんうん、そうねアレ酷いわ」と思った。
しかし、しかしなのだ。
私はその映画を見たことで、「自分の二時間を無駄にした」と怒ったのだが、同時に「生きる二時間ってものすごく貴重で大切なものなんだな」と実感したのだ。これは理屈抜きで、直覚的な実感だった。
そして、その感覚は、その映画を見なければ気づくこともなかった気がする。
今でもあの映画を見ようとはまったく思わない。
でも、「生きてる時間は自分にとって貴重なもの」という、滅多に経験できない感覚を得ることができたことには、ものすごく意味があったと思う。
「そよ吹く風が頰を撫でてゆくことにすら意味があるのに、心を貫くような哀しみに意味が無いなどということがあろうか。そんなことは絶対にない」と、古き時代の人の言う。心に、新しい発見に、自分自身を育む何かを見つけることができるものには、確かに「出会う」だけの意味があるのだ。
意味するものが、それによって自分の資質を伸ばすものが、何も見つからないでうろうろするときの私は、その時点ではまだ、それに関して「未熟者」なんだろう。
今のところ、意味を探しても見つからないまま諦めて「敗北を喫したまま」のものは、幸いにして無い。
しぶとく辛抱強く、意味を見つける。無理矢理こじつけようとしても、ほかならぬ自分を誤魔化すことはできない。
そのこと自体にも、確かな意味がある、と思う。
場の空気に合わせて、自分のオリジナリティを抑える事。
意味がないこと
意味がないことをするなって言われることあるけどそれって誰が決めたの?
誰の迷惑にもならないし別に良くない?
てかさ、自分で考えたことをしてるんだから
意味はあるよね?意味がないわけないじゃん
この世に意味がないことなんてないんだよ
"意味がないこと"
「ふあぁ〜……」
最近寒くなってきた上、今日は早めに終わらせる事ができたので、久しぶりに銭湯に来ている。
髪と体を洗い流し、湯船にゆっくり浸かると気持ち良さに思わずため息じみた声を漏らす。
「あったけぇ〜……」
そして当たり前の事も口にしてしまう。
顔を上げる。視界に広がるのは、銭湯特有の形をした高い高い天井だけ。他の客も、いるにはいるが二,三人程度で、聞こえてくるのは桶を置く音と、泡を流すシャワーの音と、微かに足音。
湯船の暖かさと少ない音数、情報の少ない景色。心地良さに顔を上げたまま、ぼーっと天井を見つめる。
何もせず、ただぼーっと天井を見つめながら湯船に身を委ねているだけ。こういう《何もしない》時間が大切。
……けど、『あぁすれば良かった…』とか『こうしなけりゃ良かったか…?』とか、一人反省会するの、止めたい。
いつもはシャワーだけで済ますが、その時も一人反省会しながらシャワーを浴びている。実は先程、髪や体を洗っている時も一人反省会していた。
──本当、止めたい。俺の方が年長で、経験値だって俺の方が上なのに……。
ちゃぷ…、と口元までお湯に体を沈める。
すぐに、はっ、と沈めていた体を跳ねさせ、元の体制に戻す。
──いやいや『止めたい』って思ったそばから、何また一人反省会してんだ、全く……。
また湯船に身を預け、また顔を上げて、ぼーっと天井を見つめた。
お題 意味がないこと
意味がないことだなんてホントは無いのだ。どんなことにもホントに意味がある。その時だけだ。意味がないと思うのは……
意味は後で思い返すとあるものだ。実はあの時の事が、今に繋がっている。あの時イヤだったことや、辛かったこと、つまらない日々にも意味はある。
若い時に積み重ねた事が、後になって意味を感じる時が来る。それはいつになるのか分からないが、必ずやってくる。
だから諦めずに意味がわかるまで、体験してみよう。意味がないことなど無いと分かる日まで……
嫉妬すること、逆恨みすること、怠惰でいること、自分に甘いこと、有言不実行、
過去を思い返すこと、嫌なこと、人、言葉、状況を思い出すこと。
自分を軽んじること、嫌うこと、疎ましく思うこと。
限界を作ること、器を知ること、知らないこと。
生きていながら生きることを放棄すること、死ぬことを怖がっていることを認めないこと。
”意味のないこと”なんて、いくらでもある。
けど、それに囚われているからこそ、そう思えるのもまた事実。
意味がないこと
意味がないことなんて無いと信じて生きていたい
#意味がないこと
#24
紅茶の中に花を浮かべ、ティーキャンディの中に宝石を隠した。日記の中にはちょっとした暗号を含ませて、林立した本棚の一角にそっと忍ばせる。
見つけてくれたらそれでいい。
―――見つからなくてもそれでいい。
「そんな意味がないことをしてどうするんだい?」
共犯者は不思議そうにそれを眺め、軽く首をひねってみせる。
幼い頃のいたずらにはたして意味などはない。けれどあの人ならきっとその意味をわかってくれるだろう。
「これは俺が人であった証だ。…わからなければそれまでのものなんだろう」
兄弟としての永別を、人間としての決別を。
少しだけ残る未練を閉じ込めて、それをあの人が見つけてくれるのなら、この身に宿す罪も悪くはない。
「…人間というものは本当にわからないな。まあ、君の人間としての生も今日ここまでだけどね」
そういって手を差し出すその顔は、まるで人間に魅せられたアザゼルのごとく。そしてこの身を深淵の闇へと誘うしるべ。
「さあ、行こうか。728回目の君の挑戦だ。世界の歯車はまだまだ狂ってないぞう!」
規則正しく可動する精巧なこの世界の歯車は、どんなに抗っても微塵も乱れる様子はない。結局これも意味のないことなのかもしれない。
それでも人の与りしらぬところで定められたものなど到底受け入れがたく、何度でも何度でも俺は抗うのだろう。
あの人を愛してしまう、この世界を壊すまでは…。
【意味がないこと】
君が僕のことをどう思っているかなんて、考えても意味がない
知りたければ聞けばいいんだから、それをしないでうじうじ考えてもまったく意味がない
そう、僕は毎日意味がないことに明け暮れているんだ
意味がないこと
自分が意味を付けなければ
全てが意味のないことになる
全て自分で貼ったラベルを付けているだけ
どんな意味を貼るのかは
あなたが決めること
だからあなたが
全てに意味があると思えば
そうなるし
全てに意味がないと思えば
そうなるし
わたしは知ってるよー
何が『意味がないこと』かを!
そんなわたしは楽天家
楽天家だから…というわけではないが
この10数年間、来る日も来る日も
ボヨヨ〜ンと生きている
だから、だから……
わたし自身が、い・み・が・な・い
でも、でもだよ、
大丈夫!! だって楽天家だから…!
楽天家の勝ちね!?
(コレ 意味がない)
まー
意味が無いと感じるのはあなたに必要ないから
くだらないことで笑い合うこと
なんでもない他愛のない会話
自分にとっての幸せをかみしめて
必ず意味があることを私たちはする
でも、意味が無いって思うことはあなたに必要ないから
この世に意味の無いことなんてない
けれど、その価値を決めるのはいつだって私
#意味が無いこと
⚠重いです。⚠
僕のこの行動は、もう意味なんかないかもしれない。
お母さんが最近、かなり疲労した様子で帰ってくる。胃が痛いと言って。
仕事のストレスが酷いらしい。
そんな母親を見ていられなくて、自分に出来る限りの手伝いをした。
でも、少しづつやつれていった。
最悪な状態だと気づいた時には、もう遅かった。
胃がんと診断されてしまったのだ。
母さん、
言えなかった''僕''の話をします。
僕が僕と言うようになったのは
一昨年の夏頃でしたっけ
僕は彼氏が今までの人生で2人居ました。
1人はとてもいい人でした、
ですがその人の前の彼は
私へ向ける愛が体だけでした。
私は耐えられなかった。だから
自分を傷つけた、別れた後も
吐き気、嫌悪感に襲われました。
私は優しかった彼も怖くなり
"さようなら''
をしました
後に女性という私が嫌いになりました。
そして''私''に別れを告げました。
【届かぬ手紙】【意味がないこと】
人間は嫌いで男性が
全員そうでは無いと知っていても
怖いものです。..僕は今でもこわい、とても
意味が無いこと
僕は無意味や無駄という言葉が好きだ。
無駄な感情。
それこそが、愛であり、人を想うということだ。
誰かを想うから迷い、悩み、思考し、疲れる。
誰かと共に生きるから、衝突し、砕け、再生する。
AIは「無意味」を知らない。僕らだけが知っている。
無駄、無意味こそが僕らを人間にする。
無意味から生まれるものは、いつも儚く美しい。
何も無い空間。誰もいない空間。ひとり。
ひとりでいるのは、無意味だと。せっかくなら人と関わりなさいと。学校という場所では嫌という程言われた。ひとり=無意味
確かにひとりは無意味だ。
無意味から生まれるのだから。
だからいいのだ。なぜ気づかない。
僕らが孤独の素晴らしさに気づくのはいつも、無意味な時だ。僕だってそうだった。
冬、早朝の道路。張り詰めた、清らかな空気。無音。そこに差した光の美しさがあなたに分かるだろうか。透明な光が、優しく指先を、桃色の爪を照らして、誰もいない交差点には、柔く、薄い、芸術的な、涙が流れるほど美しい光が差しこんでいる。
眼福。そんな言葉では足りない。
本当に虚しいけれど、今ある言語では言い表せないほどの美しさ。それこそが孤独の価値なんだ。
それが生まれたのも、気がついたのも。
ひとりの空間=無意味な空間だ。
僕は無意味を愛していたい。
ゲームをする時間も、SNS見る時間も、
ダラダラする時間も、ぼーっとする時間も
一見、どうでもいいような時間に思えるけれど
その時間は、日常をすごしていく中で、必要不可欠な時間なんだよ。
---二作目---
俺の努力は、まるで儚く消えてしまうなんの意味も無い泡のように、価値の無いものだった。
だって、それはそうだろう?その努力をした張本人に、なんの価値もないのだから。
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親に...お父様に認めてもらうために、俺なりに今まで一生懸命努力してきた。
寝る間も遊ぶ時間すらも惜しんで必死に勉強をした。必死に勉強を...したつもりだった。
...でもそれは、全て無意味な事だった。
俺が認めて貰えることは無かった。
「価値のない人間だな」と「優秀な兄をもっと見習え」と。
そう言われるだけだった。
...ただ、褒めて欲しかっただけなのに。認めてもらいたかっただけなのに。
そう言われたことが凄く悲しくて、初めて言われた時は夜な夜な一人で泣いていた。
...でもその時、気が付いたんだ。
「この努力を認めて貰えないのは、俺自身に価値がないせいなのだ」と。
全ては俺が悪いのだ、と。
そう気づいたところまでは良かった。でもそれでも、ずっと続けてきた「努力」を辞めることは出来なかった。
変わらず勉強漬けの毎日、寝る間も遊ぶ間も押しんで。続けるしか無かった。
まるで使命感のように、蜘蛛の糸のように、それは身体を締め付けて、俺を離してはくれなかった。
...そして続けたとしても、お父様に認めて貰えることは一度も無かった。
同じ言葉を淡々と言われて、説教じみた事をされるだけ。
嗚呼、俺はなんて--
無意味で、無駄な時間を過ごしているのだろうか...?
#意味がないこと
112作目
「...お前の努力は、決して無駄なものでは無いと思うぞ」
図書室で勉強会を開いている最中、突然そんな事をせいらに言われた。
「...は?」
それに対して、言われた意味がよく分からないままに変な返事を返してしまった。
突拍子も無い事だったし、本当によく分からない。
「...さっき、思い詰めているような顔をしていたからな」
そんな俺を気にすることなく、せいらは話す。
「...流石に家での事とか、授業中の時のわいむの事は分からないが...俺が見れる範囲...特に図書室でのお前の姿は、誰よりも知っているつもりだ。...分からない事を理解しようとするその顔も、俺に分からない所を教える時の優しい顔も、勉強に向き合おうとする真剣な顔も...全て。そして俺は、そんなお前を知ったからこそ、惹かれたんだ...」
そう言うせいらは、とても優しくて、まるで小動物を見るような、愛おしいものを見るような、そんな眼差しを向けてくれていて。
「だから、前みたいに。自分に生きている価値がないだとか、自分は無意味な存在だと...そんな事は思わないでくれ」
悲しそうに、眉をひそめて、そう告げるせいらを見て、目から涙が零れてきた。
...こいつは、たまに核心を突くような、それでいて優しい言葉を俺に掛けてくれる。
そして、今回も。
俺の努力には意味があったのだと、そう認めて貰えた。
ただそれだけが、すごく嬉しかった---
(内容がおかしくなってそうでごめんなさい!!)
おまけ
「あと、俺に甘えてくる時の可愛い顔とk」
「それ以上は辞めろ//////!?」
他人の言動は程よく受け流すことができるのに
家族の言動には一喜一憂してしまう
私の価値観におけるものさしで
期待と失望をくりかえす
家族なのに?! 家族だから?!
”意味がないこと”を繰り返している