『視線の先には』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつも僕の視線の先には君がいた
いつでも
どんなときも
でも君の視線の先にはいつも
他の人がいた
なんでだよ
なんで僕のことを見てくれないんだ
髪型?
服装?
顔?
性格?
何度考えてもわからない
友達に
「相性じゃね?」
そうはっきり言われてしまった
「そうか、諦めようかな」
「相性が悪いとは言ったけど、お前のこと好きかどうかわからないじゃん」
そうだ
諦めたらそこで試合終了
がんばるぞ!
〈視線の先には〉
視線の先には
どんなに言葉をかけても
どれだけ抱きしめても
君の心はここにはない
口づけを交わし
見つめ合っているのに
君は僕を見ていない
その視線の先には何があるの?
何を見て、何を思うの?
僕の言葉は
ずっと君には届いていない
音、煙、音、残響、光。
反射、横顔、笑顔。
暗闇が少し明るくなって
煙が上がって 白くなって
パラ、パラと落ちていく
色とりどりの花びら
花びらが重なって 夜空には花畑が紡がれる
「まるでトレモロみたいだね」だって
気取っているの? 隣にいるお馬鹿さん
紅い火花たちが チカチカと突き抜けて
夜空に 絵を描く
「フェルメールも敵わないよ」だって
カッコつけているの?お馬鹿さん
◇
気づいてほしい 見ないでほしい
新しいルージュ
すこし すこし
いつもより すこし 明るい色なんだ
消えていく花びら
はやくこっち見てよ、でも気づかないで
私だけの お馬鹿さん
夜空の花に夢中の 間抜けなお馬鹿さん
-——「視線の先には」——
いつも貴方は遠くを見ている。ここに居るのに、いないみたいに。
現実を見ないようにしてるのか、それとも最初から見えていないのか。そんなの僕にはわからないけれど、つい貴方と同じ方向を見てしまう。
するとなぜか、真新しいものが見えたりするもので。
「今日は花を見つけたんだね、どんな名前の花なんだろう」
言葉を亡くした貴方の重みに軋む車椅子を押しながら、貴方の視線の行く先に今日も散歩をしてみるのだ。
5.『視線の先には』
視線の先には
何も見えなかった
見えなかったはずだった
あなたばかりが私の視線の中にいる
あなたを見ようとしているわけではないのに
気がついたら
あなたが私の視線の先にいる
あなたは、私になにをしたの?
綺麗な目。君の瞳の矛先は自分であったらいいのに。
光輝く、美しいその瞳。
我が儘な自分は今日も呟く。『瞳の先は誰なのだろう。』
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このままじっと見ていたい。
出来ればこちらを見ていただきたい。そんな冗談、空想だ。
信じない。信じないぞ。君をわかっているのは自分なのだろう?。
だからその目を他の誰かに向けないで。
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やっと見つけた王子様。
だけどあの人、浮気性。アア、残念。
だけどお姫様が守ってあげましょう。変な輩に見つからないように。
その時が終わったとき、運命の恋が巻き起こるでしょう。
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『参人ノ心絵』
視線の先には愛しの君。
鼓動が高まって止まらない。
逃げるか行くか。
後悔するならやった後悔だ。
今走り出す。
彼女は知らなかった。
彼らの注目を。
目の前には白い絵画があった。
「この絵画の落札金額は、五千万だ」
興奮気味に話す、彼を横目に、私はその不思議な絵を眺めている。
何が描かれているかは、よくわからない。
ただ、この作家は六十年代ポップアートを代表する作家のもので、それはそれは、購買層は作家を褒めそやしていた。と聞いた。
この白い絵は、近くから見ると何層もの絵の具が塗り重なったものであるということが分かった。
そう、何重もの様々な白。
塗り固められ、ひび割れた画面。
何であろう、この欠落のような溝の中にはなにが詰まっているのだろう?
自信?
それとも、怒り?
はたまた、アーティストの、承認欲求とか?
「君は、もうちょっと、考えるべきだ」
と、彼は言う。
「それなら、この絵はなに?」
「完璧なキャンバスの上の生命活動さ」
そんなこと言われても。と、私は思う。
この作家が、何を表現したかったにしろ、私はこの絵に、何者でもない、ヒリついた欺瞞のようなものを感じたのだった。
視線の先には母がいる。
視線の先には父がいる。
視線の先には姉がいる。
私の好きな物がいっぱい見える。
視線の先には親友がいる。
視線の先には友達がいる。
視線の先には先生がいる。
私の嫌いなものがいっぱい見える。
スマホで貴方と会話をする。
いつか貴方をこの目で見てみたい。
そう思ってたよ。
もう私の視線の先に貴方がいる未来は無くなったけど。
『視線の先には』
私の視線の先にはいつもあなたが居た
でもあなたは私の視線にすら気づかなかったでしょ?
あなたは私の事をどう思ってた?
いつまでたってもあなたは私を見ようともしないから
もう私頑張ったよね
もう諦めないと「ダメ」だよね
でもホントにやめていいのかな?
可能性なんて無いのに信じてしまう私が居る
きっとあなたはこっちを見てくれるってどうしても思ってしまう
あなたに見て欲しいのに何も行動を起こさない私が悪いんだけどね
あなたは私とあまり喋らないし、私もあなたとあまり喋らない
好きだったの
ありがとう
そして
ばいばい
帰宅難民になりかけ、
大勢の見知らぬ人達と、街道を歩いたあの日。
街道沿いの店では、やはり帰れない人達が、
皆、そろって店内のテレビを見つめていた。
画面は見えなかったけれど、
きっと交通情報を確認しているのだと思った。
なんとか家に辿り着き、テレビをつけた時、
彼らの視線の先には、大津波があったことを知った。
#視線の先には
山奥を歩いていた。
遠くに何か物陰が見える。
木々がざわめく。
僕はその先へと足を進めた。
視線の先には青白い光が見える。
虫だろうか?それにしては少し大きい。
バキバキ、ババババッ
それは突然だった。巨大な大木が僕の後ろから倒れてきたのだ。
ぶつかる!と思った瞬間、、
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目線の先には
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お金
友達
家族
そして自分の
...
...心臓
どれが大事?
そんなこと簡単に
決められるわけ無いわけで
...3
...2
...1
お金
友達
家族
自分の心臓
さ
あ
、
貴 い
方 っ
の た
い
視線の先には 何 ありますか?
が
...
...なんてね
✙視線の先には✙
僕の視線の先には、いつだって彼がいた。
頼もしい背中、大きい背中、優しい背中、格好いい背中。
僕はいつもそんな彼の背中を追いかけながら生きてきた。
ある日を境に、その背中は僕の前から消えてしまった。
突然だった。酷く悲しんだ。自分には彼の背中を追いかける以外に出来ることがなかったのに。
僕はこれから何を見て生きていけば良いのかと、もう一度憧れである彼の背中を見てみたいと。
そう願った。
けれど、長い年月を過ごしていくうえで分かったんだ。
彼は僕の視線からいなくなったのではない。彼が僕の隣に立っているから、背中を見ることが出来なかったのだ。
彼の背中に追いつきたいと頑張っている中で、いつしか僕は彼に追いついて一緒の道を歩んでいたんだ。
僕は今彼と同じ景色を見ていた。
僕の視線の先には、彼とのキラキラとした輝かしい未来が写っていた
放課後
3階の窓から、私は身を乗り出す。
不安な気持ちを抑えて、運動場を見回す。
……いた。
その瞬間から、私の視線の先には彼しか居ない。
ああ。彼の視線の先に、私が居たら…
……なんて。変な妄想。
本当に片想いって厄介だ。
私と反対方向に笑顔で手を振る彼の目には
私じゃない女が居る。
叶いっこないのに、願ってしまう。
彼の視線を独り占め出来たら…。
ー視線の先にはー
いつも、目で追ってる。
あ、またなんか考え事してるなーとか。今、頭の中で会議してんのかなーとか。
煙草の持ち方が、ガラ悪りぃなーとか。哲学書を壊れ物みたいに触るなーとか。
そういう一挙手一投足が気になる。
友達だから? 仲間だから? 恋人だから?
「愛してる」と言っても、同じことを返さないおまえは、正直者だ。
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私の視線の先にはいつも君がいる
少しくらい君は気づいていますか
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Theme:視線の先には
つらいのは頑張っている証拠。
迷っているのは前に進もうとしているから。
視線の先には。
視線の先には
いつもいる。
明後日も
楽しみすぎるから
早く逢いたいなぁ。
ストリートで見てても
視線の先に
いるのは
だいたい1人だから
すぐにバレる。
「ハナシ書くとき、カメラワークは気にしてる、気では、一応いるわな。一人称の語り手の視線が、どこに向いてるかとか、どう移動するかとか」
三人称書く際も、視線の先があっちこっち飛び過ぎないように、ある程度上から下とか、左から右とかな。
某所在住物書きは過去投稿分をスマホで辿り、7月3日の投稿分を見た。当時は「先」は「先」でも、「この道の『先』」であった。
「あと視線っつったら、読んでて視線が滑らないように、句読点利用するとか、ある程度場面場面で1行空白入れるとか?」
まぁ、所詮娯楽小説の一冊も読まねぇ素人の工夫だけどな。物書きはふと振り返り、視線の先には面白みに欠けた本棚が鎮座している。
――――――
リモートワークの気分転換。美味しいランチでも食べに行こうって、職場の先輩誘って外に出て十数分。
人の往来激しい道のド真ん中で、突然先輩が立ち止まって、恐怖か何かで短く、鋭く息吸って、
すごく小さな、震える声で呟いた。
「カモトさん……」
「『カモトさん』?」
先輩の、視線の先にはたくさん人が居たけど、職場の仲悪い誰かが居たワケじゃないし、私には何が何だか、よく分からない。
いつも通り。何も変わらない。普通の日常だ。
「先輩、どしたの、」
先輩が呟いた「カモトさん」と思しきひとを、探そうとあちこち見る前に、
先輩は私の手を引いて、暑い中歩いて来た道を、全力で走って引き返した。
「ねぇ、先輩、先輩ったら、」
こんな、余裕の全然無い先輩は初めてだ。
いつも真面目で誠実で、実はちょっと寂しがり屋で、猛暑日酷暑日は大抵デロンデロンに溶けてるけど、
それでも、取り乱す先輩は一度も見たことなかった。
「ブシヤマさん!ブシヤマさんでしょ?!」
後ろから聞こえてきたのは、低い女声なのか、高い男声なのかすごく分かりづらい、中性的な大声。
多分この声が、カモトさんなんだろう。
「待って、話を聞いてブシヤマさん!レイさん!」
ブシヤマさんって、誰?先輩は藤森でしょ?
「藤森 礼(ふじもり あき)」。後ろのひとが叫んでるのは「ブシヤマ レイ」。別人だ。
「レイさん!!」
通行人の、好奇心の目とスマホは、例の大声出してるひとに向いてる。その隙に、先輩はするり小さな路地を抜けて、ただ、私の手を引いて。必死に。
「待って、待ってって先輩」
時折後ろを振り返って、「カモトさん」が追ってきてないか確認する先輩は、すごく怯えてる。
「人違いだよ、先輩ブシヤマじゃないもん、大丈夫だよ。ホントにどうしたの」
落ち着いてほしくて言った言葉も、多分全然届いてない。ただ小道に入って、曲がって、走って。
「先輩、ねぇ先輩っ!」
やっと立ち止まった頃には、私の息はメッチャ上がってて、汗もヤバいことになってた。
「……ブシヤマ、だったんだ」
私と同じくらい疲れちゃって、肩で息してる先輩が、蒼白な顔で言った。
「あのひとは、以前話していた、私の初恋のひと。私を地雷だ解釈不一致だと、嫌って呟きアプリで愚痴っていた筈のひと。私は……」
私は。
その先を言おうと口を開いて、閉じて、目を細めてうつむく先輩は、とても苦しそうで、痛々しい。
どこか落ち着いて話ができる場所を、探して周囲を見渡して、少し遠くに目を向けたら、
視線の先には、丁度良く、先輩の行きつけの茶っ葉屋さんがあった。