鳥かご』の作文集

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鳥かご』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

7/26/2023, 3:01:10 AM

鳥を飼うには必要な鳥かご。鳥を中に入れておくと可哀想だななどマイナスな感情を抱きます。しかし中にいる鳥たちは幸せにしています。

7/26/2023, 2:38:39 AM

小さな鳥かごに
小粒の宝石を詰めたアクセサリー

たまに広告で目にしては
きれいだなとうっとりする

自分には似合わないだろうし
お値段が可愛くないから手を出さないけれど

7/26/2023, 2:25:10 AM

竹籠に入っている僕の手乗りの大きさの龍。
いつも僕を見ては寂しそうな目で見つめてくる。
僕がいつも独りぼっちだと言うことを心配してくれてるのかな?

7/26/2023, 2:23:36 AM

夫が帰る時間だ。私はため息をついた。

あなたに会えなくなって何日になるだろう。まるで何年も会ってないかのように思える。

この鳥かごのような環境に、手を差し伸べてくれた唯一の人。会いたいという思いだけが募っていく。

そんな私の気持ちにはおかまいなしに、日々の仕事は流れていく。

【鳥かご】

7/26/2023, 2:19:17 AM

「鳥かご」

  「ほら、自由よ!好きな場所へ飛びなさい!」

 しらない原っぱへ連れて行かれ
 鳥かごの扉を開けられた
 
 余計なお世話だ 私は狭くてもこの籠の中が
 気に入っていた。水もご飯もくれたし
 ご主人さまの部屋の中を自由に飛んでいたもの

 何?あなたは。私に死ねと?この籠から出て
 何処へ行けと?
 早く元の場所へ戻して!ご主人さまのところ!

 置いて行くな!偽善だらけのにんげんよ!

7/26/2023, 2:11:52 AM

鳥かごに閉じこもったまま外に出ようとしない私を
君は傷付けないように優しく声を掛けながら出してくれた

#15

7/26/2023, 1:47:41 AM

ピピピピピ、と鳴いた。届かない。
届いてほしい人の元へ、早く開放されたい。





#鳥かご

7/26/2023, 1:43:56 AM

意を決して

飛び出してみる

でも

いつもと変わらない風景と日常

どんなに歩いても

どんなに走っても

どんなに願っても

何も変わらない

ただ同じ景色


世界は見えるのに

手は届かない

どんなに泣いて縋っても

決して掴む事はできない


ガチャッと何かが音を立てて開けば

それは自由への招待

知らない世界と

好奇心



見えない怖さに怯えながら

自分を作って

作り笑い

自分を誤魔化して

自分に嘘をついて

それっぽいセリフで

分かったフリして

「仕方ない」

って言い訳してる

いつになったら

新しい景色が見える??

7/26/2023, 1:42:33 AM

鳥を飼っていた。
よい声で鳴く鳥だった。
私は鳥に おと と名づけ、
おと おと と呼んでかわいがった。
ある日 おと は消えて、その代わり
うつくしい女性がそこに居た。
私たちは時を経てむすばれた。

そんな私たちの間に、子が宿った。
だんだんと大きくなるお腹を
2人で撫でながら、
子の名前を考えた。幸福だった。

しかし子を我が手に抱くことは
できなかった。
おとは泣いた。
泣いて 泣いて 泣いて…。

私は云った。
泣くな と。もう泣くな と。

私はおとの悲しい声を聞くのが
耐えがたかった。
どこまでも自分の感情が大事で、
おとの感情に寄り添えなかった。 
だから、それから3日のち、おとは消えた。
尾羽ひとつ、鳥かごの底に残して。

7/26/2023, 1:32:42 AM

私はずっと鳥かごにいるの。
いくら叫んでも助けは来ない。
ねぇ、お願いよ。
誰でもいいから此処から出して?
私は鳥じゃないのよ。
あぁ、そういうことだったの。
私以外この世界には人が居ないのね。

見えない鳥かごに囚われて
いつの間にか独りになってしまわないように。

7/26/2023, 1:07:34 AM

閉じ込められた
という感覚もないまま
ゆっくりと呼吸を繰り返している
この空は繋がっている

ひやりとした枠のようなものに
触れるでもなく
撫ぜるでもなく
ただ息を吹きかけるように
視線で辿る
風が吹いている

持ち上げられた
その力の動きを捉えて感じて
目を閉じて何かを待っている
扉が開いて何かが変わることを
眠っている振りをして耳を澄ましている
太陽があたたかい

テーマ 鳥かご

7/26/2023, 12:48:27 AM

『鳥かご』

知らぬ間に閉じ込められて

外に出ることすら許されない

空を飛ぶことが本来の姿なのに

狭いかごの中で

僕らは生きていく

7/26/2023, 12:43:38 AM

『空』
 鳥かごに囚われるのは不幸、なんて言われることもある気がするけれど、果たして本当にそうなのだろうか?
 何もしなくても提供される食事に、管理されて万全な健康状態。野生の世界では生きられない長さを生きることができる権利を得られるのは幸福なのではないか?
 それでもやっぱり空を舞う君たちが見たいな。
テーマ:鳥かご

7/26/2023, 12:41:58 AM

鳥かご

鳥かごで一番に頭に浮かんだのが
小川洋子さんの小説

7/26/2023, 12:23:34 AM

テーマ“鳥かご”

囚われた者を表す言葉で
鳥かごと言う言葉か使われているけれど
本当に囚われているんだろうか。

もしかしたら
本当に囚われているのは
鳥かごの鳥を見つめて世話している者の方かもしれない。
鳥かごの鳥は、外に希望を持ってなんかいない。
寧ろ、外の世界に放たれる事に絶望を感じているかもしれない。

7/26/2023, 12:18:53 AM

鳥かごの中で泣いている僕は今日も胸にぽっかり穴が空いている。

7/26/2023, 12:16:45 AM

「鳥かご」

自由減らして
安定増して
見方変えれば
加護の中

カゴの中から
いつ出やろうか
歳がいくほど
怖くなる

7/26/2023, 12:13:02 AM

鳥かご。鳥は昔飼ってたな。今はなにも飼ってないけど。ペットを飼うのに向いてない人間っているよな。俺がそれだ。

 どうにも感情が薄いからペットに愛情を持てない。めんどくさがりだから世話もできない。金がないから環境を用意できないし動物病院に連れていけない。

 ないないづくしだからペットは飼わない。でも世の中には俺と同じなのにペット飼う人がいる。酷いものだね。

 俺は感情が薄い程度だけど世の中には共感能力がなくて他人に対して身震いするほど残酷なことをする人がいるからな。

 そういう人がろくに世話もできないのにペットを飼うのだろう。いわゆるサイコパスってやつだな。人類のバグみたいな連中だ。

 ペットというと動物って法律上は物扱いなんだっけ。まぁ犬を殺して殺人罪にはならないわな。そうなると器物破損くらいしか罪に問えないんかね。

 動く物と書いて動物。昔から動物は物扱いだったのかな。

7/26/2023, 12:06:25 AM

鳥かご

僕はまだ勇気がなくて
小さなこの鳥かごに
入ってあなたに見つめられてる
小さな小さな鳥だけど

誰もが本当は
一人きりで
この大空飛べるんだ

だけども今その準備
時間が掛かっても許しておくれ〜

今日の空色どんよりと
していますね

試しに少し飛んでみよか
そう思ったけど
僕にはハードルが高い

無理しないでいいよ
何処からか
優しい声が聞こえたようで

うん 今は無理せずに
柔らかな日差し待ってみよう

小さな小さなこの羽は
いつも見つめてくれている人が
大丈夫だよって心で
磨いてくれているんだから

勇気を出して歩んでみよ
失敗なんて怖くない

いつからだって
スタートなんて
いつでも切れるさ
焦らないで

この鳥かごから
飛び立てる日がいつか
来ますように

心からずっと願ってます
あなたの事が大好きだから

2023年 121

7/25/2023, 11:31:37 PM

“鳥かごの中、二羽の小鳥は仲睦まじく”



 女の部屋。枕を共にする若い男と年増の女。それを冷たくたぎった瞳でただ見る私。

─────

 一月ほど前、私のもとに男が連れられてきた。男はいかにも気の弱い、どうということのない青年であったが、彼をここまで伴ってきた親類は、ほとほと困り果てたというように、彼の精神薄弱と、それに基づく理解不能な言動を、これ見よがしに私に言って聞かせた。当の男はただ困ったように、私と親類の顔をおどおどと見比べるだけであった。男には─こういう場合にはよくあることに─神経過敏と鬱屈の所見が見られるといえば見られたが、それもとるに足らぬ程度であって、むしろ温情をかけてやればすぐに、こうして私のもとを訪ねる必要すらなくなるであろうと思われた。だが結局、私はこの男を引き受けた。親類ははなから男を厄介払いにする算段だったようで、私に多額の金を寄越すと喜び勇んで帰っていった。
 私はこのすこぶる健康で気の毒な男に、治療の名目で簡単な仕事を言いつけるようにした。男は私にどこまでも従順だった。私の家にいる狂女が、男に対してこれまでになく鮮やかな表情を見せた時でさえ─女はかつて自分を手酷く棄てた荒くれ者の面影を、この男に写していたようである─小遣いをやるから女の帯を解けと言えば、男はその通りにした。
 
 私は愛する女が若い男と一つになるのを目近で見るにつけ、至上の悦びを味わった。だが、旨味を味わい尽くした後に残るのは、身を焼く程の苦味であった。

 その日、いつものように愛をさえずりつがう二人の気付かぬうちに、私は一人激情にその身を焦がし、その愛の巣に火の手を廻した。

─────

鳥かごの中の鳥が死んでしまうと、そこにはただ限りない灰色の沈黙があるだけ。


(鳥かご)

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