彗星

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12/28/2025, 1:41:32 AM

題:鏡に映る楽しい日常

 私達レジェンドチームは、たまに集まって生活をする。どういう意味かというと、一人の部屋に集まって、一日を過ごす。まあ、お泊り会みたいなものだ。
 今日は私の部屋に集まって生活をしている。
「おはようございます、ロゼッタさん」
「おはようございます、ロゼッタさん!」
 お、二人が起きてきたみたい。
「おはようございます」
 私もおはようの挨拶をする。
 まずは皆洗面所に集まって顔を洗う。順番はなぜか私から先だ。
「あれ、今日は鏡に霜がついてますね」
 確かにリンクさんの言う通り、鏡に霜がついていた。
 今日はかなり寒いから、それのせいかもしれない。
「霜をおとさないと鏡が使えませんね」
 私は霜をおとし始めた。
 くぅ~冷たい!
 やっと霜がおちて、鏡が使えるようになった。
 それから顔を洗う。
「はい、リンクさん」
「ありがとうございます」
 洗顔の時に必ず使っている洗顔料が、この『コメット』というもの。
 これはキノコ王国の大手化粧品メーカーが作ったもので、最高に心地いい。
 洗顔料『コメット』は、皆で使っているから、いつもストックは3つ以上ある。
「はい、キノピーチ」
「ありがとうございます」
 洗顔料『コメット』がリンクさんからキノピーチの手へと渡っていく……!洗顔料足りるかな!?(足りてくれ)
 ……と、キノピーチが顔を洗い終わって、その後は皆で朝食を食べる。
 この朝の時間がたまらなく幸せ……。
 楽しいし、外が寒くても温かいし、和むし。最高の一時。
 今日は二日泊まらせちゃおうかしら。


 皆さんこんにちは、彗星です。
 いつも私の小説を読んでいただき、誠にありがとうございます。
 さて、今作に出てきた『コメット』という洗顔料は、完全にオリジナルです。別にパクっているわけではないので、そこはご了承ください。
 これだけを伝えたかったです。
 あ、おまけとして、【ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー】のロゼッタとクッパJr.の日本語版の声優さんが決定いたしました!
 ロゼッタ役は坂本真綾さん。クッパJr.役は山下大輝さんです。もしよろしければ、皆さんも日本語版のオフィシャルトレーラー、見てみてください!
 それでは!

お題『凍てつく鏡』

12/21/2025, 9:22:44 AM

題:あの日と今日

 ギターに、ずっと結んであるリボンがある。
 それは、星の海に旅立った日に結んだもの。
 そのリボンは今でも解けることなく、時を示している。
 青色のリボンは星の海にどことなく似ていて、寝る前にふと触ってしまうときがある。
 哀愁も、勇気も、このリボンが結んでいる。
 今日まで結ばれていたリボン。
 まさに、時を結ぶリボン。
 私の思い出に、深く結びついている。
 一生忘れないように、消えてしまわないように。
 これは、あの日と今日を結ぶ、時を結ぶリボンだ。

お題『時を結ぶリボン』

12/15/2025, 1:17:00 PM

題:自分で拓く

 明日のことなんて、誰にも分からない。
 自分でも分からない。
 ましてや、自分が恋に落ちるという明日も。

❁ ❁ ❁

 ずっと見てた。隣の貴方を。
 自分が貴方に恋をしたと気づいた時、それからが楽しみで仕方がなかった。
 まるで、明日に光が射すかのように。
 貴方を意識しだすと、もう止まらない。
 貴方を好いている人が他にもいることは知っている。
 幼馴染から恋心へ変わったりした人もいる。
 そんな、誰かも好かれる貴方を独り占めしたいと思うのは傲慢かしら。
 でも、例え傲慢だとしても、私は貴方を手に入れてみせる。
 好きという気持ちに偽りなどない。
 貴方と初めて会話をした時、恋の風が吹いた。
 心臓が煩くなって、貴方に聞こえていないかしらと、心配になるの。
 遺物調査の時はその不安は忘れられるけど、終われば始まる。
 寝る時も、頭に浮かぶのは貴方だけ。星にだって祈った。
 でも、行動しないと何も起こらない。
 なら、自分で拓く。
 明日を、未来を。
 自分で切り拓いて、光を掴んでみせる。

お題『明日への光』

12/7/2025, 12:43:15 AM

題:燃やし続ける

「早く!彼の命が、燃え尽きてしまう前に!」
 ゼルダの悲痛な叫びが辺りに響き渡った。

❁ ❁ ❁

 彼の命は、助かるのだろうか。
 あの装置はまだ未確認部分が多々ある。そんな装置に彼を入れるなど……。
 ……分かっているけれど、彼を救うことができるかもしれないのは、この装置しかない。
 仕方がないとは分かっていても、彼が何年後に目覚めるか、そして彼の身体に何か支障が出ないとは思えない。
 不安しかないけれど、これに頼る以外の術を、私は知らない。
 だから、彼が運ばれていくのを見送ってから。
 私は一人で、ハイラル城へと赴いた。
「リンク、あとは頼みます」
 何年後かに目覚める貴方に、希望を託して。

❁ ❁ ❁

 彼の命の灯火は、まだ燃えているのだろうか。
 彼が眠りについて、百年の刻が経った。
 厄災復活時に覚醒した封印の力で、今も尚、私はガノンの力を抑え続けている。
 そして、ガノンの力を抑えながら、彼に話しかけている。
 目を覚まして、と。
 私は、そろそろ限界。
 このまま彼が目覚めなければ、確実にガノンは力を解放し、百年前を超える大厄災が訪れる。
 そうなれば、本当にハイラルは終わりを迎えるかもしれない。
 そのためにも。
 彼が目を覚まし、今もガノンに乗っ取られている神獣を解放し、厄災を討つ手助けをしなくては。
 彼こそが、最後の希望。
 英傑達と共に、消えない灯火を宿して。

お題『消えない灯り』

12/1/2025, 10:51:09 AM

題:澄み切った

 冬の夜空は美しい。
 空気が乾燥しているため、空が澄み渡っているのだ。
 夜にいつも星空を見に外に出ているが、凍てついていてとても寒い。
 しかし、何度見ても飽きない美しさ。
 冬の星空が私の心を掴んで離さない。
 そして、冬の星空にはたくさんの来訪者が来る。
 空に降る流星群、友達、夢ーー。
 たくさんの美しいものが、私の元へ訪ねてくる。
 その時が一番楽しくて。
 離れたくなくて、ついつい長居させてしまうのだ。
 でも仕方がない。
 それが冬の星空の魅力であり、凄さなのだから。
 飽きずに見る星空と、飽きずに来る友達と夢と。
 その楽しさを胸に。
 今日も私は、凍てついた冬の星空の下を歩きます。

お題『凍てつく星空』

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