どこにも書けないことだったら
きっとここにも書けないだろう
きみが好きだ
書けたってことは
今度会った時に伝えてみることもできないかな
わたしとあなたは近づいて離れてを繰り返す時計の針
あんなにぴったり重なるのに
あなたはすぐにわたしを突き放す
傷つくわたしはあなたから離れるけれど
結局あなたに惹かれてしまう
あなたとわたしはよく似ていて
あなたと過ごす日常がたまらなく好きだから
わたしとあなたを導く秒針だけは止まらないでほしい
1000年先も見てみたい?生きてないのに?
じゃあ、まぁどうぞ、これが1000年先です
え?1000年先の平和?祈ろうとしてたんですか?
じゃあ見ちゃダメじゃないですか
何してるんですかあなた
こういうのは見ないから祈りがいがあるんでしょう?
それとねぇ、あなたの命以上に期待するのはやめなさい
あなたの命だいぶすり減っちゃってるじゃないですか
ははは、そんな、大丈夫ですよ
どうせちゃんと続きますから
あなたにとって私はなんなんだろう
私にとってあなたは青い勿忘草の咲く未来を描ける人
だから、ちょっとのことでその気になってしまう
あなたにとっても私は青いのではと妄想が膨らむ
でも、あなたが望むのは桃色なのだろうなと思う
あなたとする会話の中身がそう予言する
白いままでいてくれそうだけど青くはなれない
桃色だっていいじゃないか、特別ではあるのだから
うーん、そうだろうか
悶々と悩み、青い妄想に浸る今はわすれなそう
やかましい
いつからだろう
座って、揺れる
それだけのことが難しくなった
揺れた瞬間、世界が愉快なほど回転し始めるのだ
だから、立って漕いでみようと片足を乗せた瞬間、
「立ち漕ぎなんて危ないからやめなさい!」
隣で勢いよく漕いでいた少女が怒られる
私はせっかく乗せた片足をそっと地面につけた
立ち漕ぎ、できた方がいいですよきっと
世界が回転し始めたら、楽しむ手段は他にないのだから
子どもの背中を押すこと以外では