ゼルダのOWの名作とされているブレワイに、コログっていうちっこい妖精みたいなのが、うじゃうじゃ出てくるの知ってます?
あちこちに隠れていて、いかにもいそうな場所とか、ちょっとした謎解きが必要な場所にたいがいいる。その人数は900なんだとか。このコログを見つけると、ポンっという効果音とともに飛び出してきて、コログのミとかいう、必要だけど嬉しいんだか嬉しくないんだか微妙なモノをくれる。
このコログ、お城の塔の旗の先とか、海の無人の小島とか、雪山の頂上とかにも必ずというか絶対にいるんだけど、見つかったらコログの森に帰るわけではなくて、同じ場所にいつまでもずっと、絶対に誰もこないようなところにいるんですよね。
再び通りがかったリンクも、そのまま素通りしたりして...
あのまま永久にあの場所にいるのかと思うと、さすがにあれでは寂しすぎるし辛すぎる。
透明な羽といえば虫たちですよね。
蝶や蛾は別ですが、たいがいの昆虫は羽が透明で、そこには細かく幾何学的な翅脈が入ってる。虫によっては先端にストライプとか、丸い模様があるのもいる。
さらに甲虫の翅なんかは畳めたりして、そのあたりのギミック感も、新旧の小学生男子にはたまらない。
ジョルジュ・ド・ラ・トゥールという画家がいるんですけど、彼のたいがいの作品は背景がとても暗い夜の部屋で、画面の中央から少し外れた位置に灯火や薪の熾き火が輝いてて、その光に人物の表情が照らされてるんですよ。
カラバッジョの少し後のフランスの画家で、(印象派全盛の時代に)写実派だったファンタン・ラトゥールの方はすごく繊細なんだけど、この静かに時間が止まったようなジョルジュ・ド・ラ・トゥールも好きなんですよね。
(東京富士美術館(八王子)に『煙草を吸う男』があります。そういえば、ファンタン・ラトゥールも現在西洋美術館(上野)のオルセー展に来ているようです。)
今年の秋は、食糧がちょっとピンチだったので、かなり怖かったけど街にも行って、いろいろしっかり食いだめしてきたので、そろそろ冬眠するかな。 ( ˘ω˘ ) ……スヤァ
例えば子供が進学などで家を出たとき、その子の部屋をそのまま残しておいたり、身内が亡くなったとき、使っていた道具を同じ場所に置いておいたり、ペットが死んでしまったとき、その子の首輪とかに餌やお水をあげ続ける。
たぶん誰もがあのまま時を止めてしまいたいと思うし、こうして時間が止まった空間を作って、その時間が再び動き出すことはない。