小さい頃、近所にはたくさんの野良犬、野良猫がいた。
首輪のない彼らに追いかけ回されたこともあったが、その分、仔犬仔猫を見かけることも多かった。
父母が動物を好まないことを重々承知していたため家に連れ帰ることはなかったが、学校帰りに仔犬仔猫を愛でては親犬親猫に追いかけ回されるなんて経験を繰り返したものだ。
今では野良犬も野良猫もめっきり見かけなくなってしまった。
わたしを癒してくれたあの小さな命たちは無事に天寿を全うできただろうか。
今更ながら、そんなことを思った。
お題『小さな命』
どんなにいいことがあっても。
逆にどんな悪いことがあっても。
午前0時が来れば、等しく明日が来る。
もっと長く続いてと思っても。
さっさと終わってくれと思っても。
いつだって等しく次の日が来るのだから。
いつまでも引きずらなくていいんだよ。
だから、思い切って。
今日にさよならを。
そして、明日は笑って会おう。
お題『今日にさよなら』
わたしは紅茶が大好きだ。
自宅では勿論、職場にもタンブラーに入れて持っていくほど。
特にお気に入りは、アッサムやキャンディ、春摘みダージリンにニルギリなど。
ノンフレーバードのストレートティーだ。
砂糖もミルクも入れない。
紅茶だけで飲む。
寧ろ紅茶がないと生きていけないほど。
ただ紅茶ばかり飲んでいるのには少し事情がある。
持病の過敏性腸症候群と弱々な胃のせいで、以下のものが飲めない体質だからだ。
・冷たいもの全般
・炭酸
・甘いもの
・牛乳
・コーヒー
なので、冷蔵庫に入っている飲み物やビールは全てアウト。
牛乳やコーヒーはホットでも不可。
わたしが安心安全に飲めるのはお茶全般(但しホット)と水(常温以上)だけである。
紅茶好きで本当によかった。
もし紅茶が苦手だったなら、わたしの飲めるものはますます範囲が狭まっていただろう。
ありがとう紅茶。
これからもお気に入りとして一生推させてください。
お題『お気に入り』
誰よりも、少なくとも仲間内では一番体が丈夫な方だと自負していた。
今まで病欠なんてしたことなかったし、少々無理しても次の日にはけろりとしているタイプだったから。
ただ、仲間が一気に体調不良で休みとなると、少しばかり複雑な気持ちになった。
こんなことは初めてだった。
月曜日から半数が休んだ。
何ならちゃんと顔を出したと思っていた仲間も体調を崩して早退していく。
みんなみんな流行病に罹患したせいだった。
こうなると、一人元気な自分の方がのけ者のようで、仲間はずれのようで。
初めて自分の頑丈さを呪ってしまった。
お題『誰よりも』
10年なんてあっという間だったよ。
そして、存外大きな変化はない。
父も母も驚くほど元気だ。
流石に自分の皺と白髪は増えたけど。
仕事も変わらず好きなジャンルで飯を食べていけているから心配はいらない。
だから未来なんか気にせず、自分の思うままに進め。
(なんてことが、今より遥かに汚い字で走り書きされていた)
お題『10年後の私から届いた手紙』