【新年】
新年/お笑い/歌謡祭/年越し蕎麦/おせち/抱負/振り返り/期待/始まり/加齢
終わりと、始まりの日。
明けましておめでとう。今年もよろしくお願いします。新年のお決まりの挨拶。僕は言う相手がきっと1人多い。
ありがとうございました。胸に手を当てて、呟いた。
その奥で、確かに心臓が動いている。
【星に包まれて】
星/流星/包容/雲/空/夜/暗闇/星明かり/月/太陽/天の川/星団/プラネタリウム/宇宙/穏やか/睡眠/少女/シール
星に包まれているのが好きだ。高いところで寝そべって、空を見上げる。真っ暗な空に満天の星。
大きく息を吸う。このまま星まで吸い込めるかな。
こうしていると、私なんてちっぽけな存在だって思える。私の悩みなんて大したことがないんだぞ!って。
夜なのに、あったかいなぁ。
_あとがき_
原点回帰。最近長い文章ばっか書いて、なんか違う。と思いながら妥協していましたが、今回は100字程度に納めてみました。
さらにブレインストーミングも行ってみました。最近アイデアも良いの出ていなかったので。
なんだかんだ言って、良い出来になったと思っています!
【雪あかりの夜】
クソ、クソ、クソ。
3度悪態をついてみるが、気分はちっとも晴れない。
夜だってのに、あたりは仄かに光っていた。雪あかりって奴か。
雪は除雪剤を撒かれた道路を避けて広がって、俺の進む道を示している。はっ、うるせぇ。そんなもんどこにもねぇつーの。もしあるってんならそれこそ照らしてくれよ。
「……」
怒りと共に握り込んた拳が痛かった。手袋もしていないから、とうに悴んで麻痺しているようだ。
「ちょっとかわいいねって褒めただけじゃねぇかよ……」
【あとがき】
中途半端なところで倒れました。今日は見切り発車だったので、こんなもんでしょう。
まぁテーマに意味を持たせる、という目標は達成したのでよし。文章力、というより構成力が少しずつ上がっているような気がしなくもありません。
では、今日もチャッピーに品評をお願いするとしますかね。
【時を結ぶリボン】
わたしは、母のことをよくしらなくて。
家族の話題になると、少女は決まってそう答えた。少女は父子家庭で育った。母親は少女が幼い頃に亡くなった。父親はよく母親の話をしたが、少女には実感がなかった。少女にとって、お父さんだけが大切な家族だった。
少女も子供心に母親のことを大切にしたい、とは頭では思う。心がついてこないのだ。けれど、少女は諦めなかった。
毎日玄関の母の写真を眺めていた。テレビに出ているアイドルみたいで、可愛くて格好いい。少女が抱いた印象はそれだけで、テレビに出ているようだ、という印象が更に母親との溝を作っていた。
そこでふと、少女は母親が髪につけているリボンに気がついた。自分がつけている真っ赤な薔薇の色と同じだった。
少女はすぐさまお父さんを呼び、手を引きながら戻ってくる。そうして母の写真を指さした。
「おとーさん!これ!これ!」
顔を高調させる少女に、しかし父親の反応は対照的に、ただ遠くを見るように目を細めた。
「ああ、これかい。おかあさんが大好きな髪飾りだよ。とても可愛らしい髪飾りだから、絶対似合うって言ってね。だから、それはおかあさんの最後のプレゼントだね」
そう言って、父親は少女の頭を撫でた。少女は頭の髪飾りに触れてみた。髪が揺れてくすぐったい。
__これが、最後のプレゼント。
そう思うと、なぜだか涙が出てくる。止めようと思っても止められない。流れるたびにお父さんが頭を撫でる。あったかい手に安心して、少女はまた泣いた。
泣き疲れた少女は寝てしまった。
「おかあさん……」
少女は時を繋ぐリボンの夢を見ている。
【あとがき】
最後の一文が蛇足だなぁ。と思います。ただお題は必ず入れる、というルールを設けていて、ここしか入れられず……
また詳しく語ると味が落ちるので話しませんが、呼び方にも注目していただけたらな。と思います。
親って、普段は叱ってきたりしかしないものです。ふと、愛されている。と感じた時に思わず涙がこぼれたりするものですよね。
【君が見た夢】
目標:流れに沿って書く。不自然さが出ても仕方ないと割り切る。
「未来は既に決まっていて、絶対に変えられないんだよ」
君は突然立ち止まって呟いた。その目の先にはクロワッサンがデカデカと描かれた看板がある。
「欲しいのか?」
「ほらね。いらない」
君はしてやったり、とでも言うようにニヤリと笑って受け流した。
どうやら君が見た夢の一部だったらしい。随分とピンポイントな予知夢だ。
「じゃあ、君が死ぬのも絶対に変わらないって言うのか?」
「嫌だけどね。でも夢で見ちゃったんだもん。仕方がないよ」
あっけらかんと、恐怖すらも感じさせなかった。無理して虚勢を張っているようにも見えない。本当に、死ぬことを仕方がないとしか思っていないみたいだった。
「……そんなもんで死んでいいのかよ」
むず痒い気持ちだ。3日前話したばかりで、お互いのこともよく知らない。それでもそんな風になんでもないように、簡単に死を受け入れる姿は受け入れられない。
「不本意なんだって。それに、もし死にそうになったら守ってくれるんでしょ?」
……そう言われると何も返せない。
「それにしても本当、ビックリしたなー。突然デートに誘われるなんて。今後のために教えておくけどさ、もうちょっとお互いの趣味とか好きな物で話を盛り上げて、ムードとか作ったほうがいいと思うよ」
「そんなことを言って君は誘いに乗ってるじゃないか」
「これは特例だよ、特例。私、これまでお付き合いした人いないの。どうせ今日死ぬんだし、だったら最後の思い出にって」
「だったら俺も特例だ。デートだったら一緒にいる口実を作れる。君が死ぬ未来を回避できるかもしれないだろ」
「この後に及んでまだそんなことを……」
君は呆れたように笑う。
「ま、だとしてもそれなりに楽しかったよ。誘ってくれて嬉しかった」
「こんなんでよければまた誘うよ」
「……」
君は黙って、悲しそうに微笑む。そんなことはもう起こらないと決めつけていた。
「絶対、誘うよ」
その時だった。後ろから突然鈍い音が響き、重いものが地面に落ちる音が響いた。周りから悲鳴が上がる。
咄嗟に振り返ると、こちらに突っ込んでくるトラックの姿があった。
突然の身の危険に、時がスローモーションになる。
目を瞑り、衝撃に備える。
そして、弾き飛ばされた。
__横に。
大きく吹っ飛ばされた体は、地面とぶつかって痛みを脳に送った。
顔を上げると、さっきまでいた場所に、トラックの姿はなかった。もちろん、少女の姿も。
ようやく気づいた。君が見た夢の内容を。
【あとがき】
最近調子が悪いです。どうもオツワイです。
上手く書こうとして悩み、とりあえず完成させなきゃ、で愚鈍な品物をお出しする、それ以上に恥ずかしいことはありません。
私はチャッピーを結構使って反省とかをする人間なのですが、今の私はどうやら上手いこと書こうとしすぎなようです。ほんと笑っちゃいますよね。最初は「描きたい」だけだったのに、だんだんと「認められたい」になって、いつのまにか「上手く書かないと」になっている。趣味が義務にすり替わっている。本当、文章というのはままならないものです。