聖なる夜に

祈りを捧げて

貴方のこの先の人生が

良いものでありますように

貴方の隣に私はいないけれど

どうか幸せに生きてください

いつまでも、いつまでも

貴方の幸せを願っています

心の片隅で

まだ貴方の事を想っている

でももういいの、

元に戻ったところでまた同じことを繰り返すのは

分かりきっていることだから、

心の片隅にある貴方への想い

いつか消えるのだろうか

せめて消えるまでは

大事に抱えて生きていこうと思う

凍える指先に息を吹きかける

それでもまだ寒い

あの日手を握ってくれた貴方は

もう隣にはいなくて

私が選んだ結末だったけれど

少し寂しいと思ってしまう

これで良かったのだろうか

わからない

それでも私は生きていくしかない

今日も1人、

凍える指先に息を吹きかける

きらめく街並みを眺めながら

私は1人歩いていた

周りはこんなにもきらきらしているのに

私の心は暗いまま

いつからこうなったのだろう

私にもいつかこの街並みが

綺麗だと思える日が来るのだろうか

わからない、

落ち葉の道

辿って行くと

何があるだろう

わからない

わからないから面白い

わくわくしながら

私は今日も

落ち葉の道を辿って行く

いつか素敵な出会いがありますように