◆好きな本《6月15日更新のお題》
国内作家/現代
「祖母姫、ロンドンへ行く!」椹野道流
「ミラクル」辻仁成
「四千の日と夜」田村隆一
「チョコリエッタ」大島真寿美
「愛をかたるエリニュス」藤本ひとみ
国内作家/近代・古典
「奉教人の死」芥川龍之介
「南総里見八犬伝」曲亭馬琴
「新古今和歌集」
「食道楽」村井弦斎
「後世への最大遺物」内村鑑三
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◆1年前《6月16日更新のお題》
一年前はまだこのアプリを知らなかったですね。
ある日ふとダウンロードしてなんとなく書き始めて、しばらく離れてまた戻ってきた今思うのは「真面目に考えて書いてると一日過ぎるのが早い!」です。
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好きな本
1年前
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所感:
作り話ではなく、思ってる事そのまま書くと早く投稿できることを今日学びました。
空は戦利品である。
陽光の奇襲に惑わされた夜は、泣く泣く月を背負い星々をかき集めて自らの国へ引っ込んだ。
皆いなくなった空を見渡し太陽は満足げに宣告する。
「これより朝の始まりである」
世界の隅々まで輝きを放ち続ける太陽は一日の間に活力を使い切り、みるみる老いていく背中に夕闇がロープを掛けて海の深みへ引きずりこむ。
夜はまたじわりじわりと空へと手を伸ばし、星をばら撒いて自らの領土を主張する。
入れ替わり立ち替わり、誰のものでもない場所へ挑み続けるもの達のおはなし。
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あいまいな空
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所感:
夕焼けも朝焼けも好きですが、嵐の雲が一番好きかもしれません。
泣き笑いの顔で、でもこちらに向いた視線は真剣で。
それでいて優しく声をかけてくるから戸惑った。
何もかもちぐはぐ。だから目が離せなかった。
色変わりする最中のアジサイのように見えたんだと、初対面の印象を伝えられたのは何年も経ってからだった。
何、それは褒めの領域?と君は曖昧に笑った。
褒めようとしたわけじゃなくて、ただ、僕にとって君はずっとあの花のような存在だった。それを伝えておきたかっただけなんだ。
笑う、花のような君に。
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あじさい
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所感:
空色のアジサイが好きです。
「どうでもいい」が一番困ると彼は言った。
自分のことを好きか嫌いかハッキリ教えて欲しいと。
選択を迫られるのが一番困ると彼に返した。
好きか嫌いかで二分できる世界に生きてはいないと。
好き嫌いができるほど、神の暮らしは楽じゃない。
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好き嫌い
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所感:
敢えて選べと言われると世界が滅ぶけど、良い?
鋳物の街とか餃子の街なんて呼び名で、地場産業や特産品をアピールすることってよくあるじゃん?
故郷はお菓子の街だったって言われて、誰が本当にお菓子でできた街並みを想像するかって話だよ。
彼女の両親に挨拶すべく訪れたのは、地方の山奥の小さな盆地で、街全部が本物のお菓子だった。
黒いローブに大きな杖をついて現れた老婆を見ながら、僕は「あなた、ヘンゼルっていうの?いい名前ね」って褒められた、初対面の過去を何故か思い出していた。
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街
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所感:
あるあ…ないな。