9/21/2025, 7:55:42 PM
雨の降る街の中、私たちはカフェにいた
話を聞いてほしかった
何も気づかないフリをして
愛をくれた人を邪険にして失ったことを
どうすれば、またあの人に会えるでしょうか
私がそう話すと、貴女は静かに呟いた
虹の架け橋を渡ると、大切な人に会えるのだと
そんなことできるわけがないと返すと
貴女は窓の外を見て、ただ悲しげに笑った
「そう、虹を渡ることはできない」
「失ったものは、もう二度と戻らない」
心が締め付けられるように痛くなった
雨は止むことなく酷くなっていく
本当はずっとわかっていた
後悔するには遅すぎたのだと
今さら何を願ったところで叶わないんだって
9/18/2025, 4:51:18 PM
貴方が遠くへ行ってしまうと知った
ただ一言行かないでと言えていたら
今も言葉を交わせていたかもしれない
でも、ずっと怖かった
貴方に拒絶され、嫌われることが
もう二度と会うことはできないのに
意味のない希望を持って、恐れてしまった
もしも世界が終わるなら
あの時きっと、貴方に想いを伝えられたのに
9/16/2025, 4:18:30 PM
思い出すことしかできなくなった
貴方の隣で笑えていた記憶を
何度も何度も繰り返して
以前の想いに囚われたまま
自分だけが取り残されていく
いつか私も全てを思い出にして
前へ進むことができるだろうか
9/15/2025, 11:30:20 AM
「貴女と出会えて、本当に幸せだった」
最期にそう言って瞳を閉じた貴方は
誰よりも安らかな眠りについただろう
悲しみに暮れる私の心も知らないで
ひとりで先にいってしまうなんて
でも、立ち止まっている時間はない
貴方が残してくれた約束を
必ず果たしてみせるから
だから、貴方が望んだ彼の地に辿り着いたその時は
きっと私を迎えに来てくださいね
9/13/2025, 6:23:55 PM
貴女の心臓が止まった日から
私の心は空っぽになってしまった
この空白を埋めるには
貴女の言葉が必要なのに
貴女はもうどこにもいない