contradiction

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12/9/2025, 11:01:33 AM

題名:凍える指先

あなたのための手紙を書く。
指先がだんだん冷えて動かなくなる。

そんな、くだらない夢を見た。

倒れていく人々、消えていく思い出。
まるで私が狂ってるみたいに。

鳴り止まぬサイレンに目を覚ました。
それはきっと、クレイジーサイン。

止めたくても、止められない。
それはまるで依存症。

早く止めないと、襲われてしまう。
そんな幻覚、いらないのにね。

夢から覚めては、体からの倦怠感。
私は風邪でも引いているのかな。

手錠をかけられる私の腕。
何がなんだか分からない?

白い息と、寒くて動かない指と、怖くてうずくまる自分のどれかは偽者?

私は指差す。
犯人の在処を。

そこにいるのは…


誰もいない。
私の幻覚だった。

12/8/2025, 10:30:17 AM

題名:雪原の先へ

「頭が真っ白になるって、焦って忘れるみたいな意味があるでしょ?その時、頭の中に入ったらさ、雪原みたいになっているのかな。」

おかしな話だ。

そう言われて、君は皆に嘲笑され、罵られていた。

僕は君に救いの手を差し出したかったのだけれど、つい目の前に君がいると、差し伸べることができないのだ。

なぜならね、

頭が真っ白になるから。

12/7/2025, 10:17:14 AM

題名:白い吐息

はぁ。

そんなため息は白色に染まって消えた。

ほんの一瞬で、変わってしまうことを遠回しに言われている気分だ。
時間なんて、関係ないのだろうな。

ある日友達に聞いてみた。
「好きな人と親友がいたとして、どちらが大切?」
すると友達は、
「親友かな。でも私、好きな人いないから良く分からないけどね。」
と、苦笑した。

知ってる。親友が大切だよね。
じゃあなんで私の親友は好きな人を選んだのかな。

どうしても事実を認めたくなくて。

誰かが探偵のように私に真実を押しつけてくれたら、きっと納得できる。

そんなことは、一生ないだろうけど。

多分。
きっと。
おそらく。
十中八九。

だからまた、ため息を吐いた。

そして消えた。

その半透明な白い息は。

12/6/2025, 11:12:23 AM

題名:消えない灯り

私達の友情は、千切れないと思っていた。

それは一瞬で終わりを告げた。

あなたに新しい友達ができて、私を置いていった。
私とあなたは長年仲良しだったのに。
その友達とは一週間程度しか仲良しじゃないのに。

時間は関係ないの?

まるで一瞬で消えるロウソクの火みたい。
頑張ればその火は消えないのに。
どこかで私は諦めたんだ。

これって私のせいなのかな。
もう一回そのロウソクに、火をつけられるかな。

散り散りの友情の糸を火であぶる。

もういっそ、千切れてしまえば良い。
そう決めたのに、涙がこみ上げる。

あなたは笑って言う。
「そんなこと、しなくて良いよ。例え離れても、心では繋がっているんだよ。」
だから私は言ってしまった。
「そんな綺麗事、私に響かないよ。」
と。

12/5/2025, 12:26:28 PM

題名:きらめく街並み

街灯と家の灯りが夜の街を彩る。

涙のせいで、ぼやける視界。

オレンジ色、黄色、白色。
まぁるい綿飴のような、雫のような、そんな灯り。

見とれる景色と、頭に浮かぶ悩み事に、板挟みされる私。

可哀想?
…それはなんども聞いた。

そんな言葉で慰められても、どうせ私の気持ちを一ミリも間違えずに分かるわけがないから。

そんな慰めなんていらない。

ただただ、見つめる景色に私は癒やされたい。

「綺麗。」

その言葉は、あの人のそばで言いたかったな。

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