『君の背中』
いつも僕の前に立って僕を守ってくれる華奢で小さな背中。
いつも僕は君の背中しか見られない。
だから、いつか僕が君に背中を見せるように立ちたいのに、大人になっても情けない僕はとても頼りなくて、相変わらず君の背中ばかり見てる…。
なのに君は僕の顔を見て笑うんだ。
「私は背中を見るよりも貴方の顔を見て一緒に進みたいの」
って。
僕は一生君に背中を見せる事はできないかもしれない
でも…
君の背中を支えるように歩いていきたい
『きらめき』
キミの周囲にはいつも和ができていて、それを教室の隅から何時も見てるボク。
こんなボクにもキミはいつも挨拶してくれて、格好よくて明るいキミの周りのその世界はきらめいて羨ましくも、臆病なボクには到底手の届かない遠い世界。
キミは光、僕はキミみたいな人の影。
キミにはなんにも悩みなんか無くて、これからも輝いて眩しいまま先に進んでいくんだって僕は勝手に決めつけてた。
ある日僕はキミの秘密を知った。
これ以上痣だらけの腕にされたくなくて逃げ出した繁華街、サラリと長い髪にスラリとした身長に似合う綺麗なワンピース、見とれてしまう程の妖艶で美しい表情は一瞬キミとはわからない姿。
ボクに気づいて最初は逃げようとしたキミはボクの姿を見た瞬間気まずそうに表情を歪め
『幻滅した?』
って笑ったんだ。
キミは完璧だと決めつけていたのはボク、どんな人にも完璧な姿なんて無いのに。
その日からボク達は秘密を共有しあった、秘密を知ってからもっとキミはきらめいている。
『もしもタイムマシンがあったら』
直したい過去なんていっぱいある。
気になる未来もいっぱいある。
乗り込んで、過去行けば嫌な過去は直せるかもしれない
未来にいけばこれからの危機を乗り越えるかもしれない
でも…。
タイムマシンがあったら自分は駄目な人間になる気がする
一、お金
ニ、健康
三、愛
四、名声
五、地位
あなたが一番欲しい物はどれですか…?
きっとどれを手に入れても次の瞬間には別のものが一番欲しい物になっている
人間ってそんな生き物です
『一番欲しい物』
『私の名前』
和音。
この名前をどう皆は読むだろう
かずね、わおん、かずと…色々読み方はあるし名前だけだと男か女かもわからない。
俺の名前はなお。和音って書いてなおと読む
皆の和を取り持つ音を響かせてほしい。
そんな想いでばーちゃんが俺につけてくれた名前。
なおって読んでくれる人は少ないけど、俺はとっても好きな名前
俺の側が和む場所で居られるようなそんな存在に俺はなりたい