「明日への光」
1人で彷徨い続けていた闇のトンネル。出口は見えなくて、でも入り口まで戻ることもできずにいた。歩き疲れて全て諦めてしまおうかと蹲った時もあった。そんな時、遠くに見えた1つの光。それがあなただった。あなたは突然このトンネルにやってきて辺りを照らし、明日というトンネルの出口まで導いてくれた。
だから。今度は私が誰かにとっての明日の光になりたい。私のように闇を彷徨う誰かの。そしていつか、あなたの光に。
「星になる」
君はいつも空を見上げている。私は君ばかり見ているのに、君はちっとも私の方を見てくれない。
私が星になったら君は私を見てくれるだろうか。
「遠い鐘の音」
少し離れた小さな教会から、鐘の音が聞こえる。周囲に幸せを知らせるように明るく響き渡っていた。
私もいつか、真っ白なドレスを着て、あの鐘の下で大好きなあなたと並んで笑うことができるだろうか。
今はまだ早いかもしれない。
でも、どれだけ遠くてもそんな幸せな未来が訪れたらいいなと遠い鐘の音を聞きながら空を仰いだ。
「スノー」
静かに舞い降りる雪が、街路樹のイルミネーションと重なってキラキラと輝いて見える。まるでスノードームの中のような光景だ。
ずっと、スノードームの中に入ってみたいと思っていた。その夢が叶ったような気がして、嬉しさが込み上げる。隣で君が笑っていることも夢のように、感じる。
このまま時が止まったらいい。この雰囲気を、きらめく光景を、君の笑顔を閉じ込めて。この瞬間にだけ生きていたいな。
「夜空を超えて」
天の川が、夜空を2つに分けるようにきらめいている。まるで織姫と彦星のように私たちの距離は遠い。でも彼らのよう1年に1度会えるわけではない。もうずっとこうして越えることのできない夜空を見上げながらあなたのことを考えている。
ビルの屋上に登り手を伸ばせばとても近くに感じるのに、やっぱり遠くて。
1年に1度の逢瀬すら叶わないなら、私はいつこの夜空を越えることができるのだろうか。