7/20/2025, 3:51:42 PM
(今を生きる)
7/17/2025, 2:45:29 AM
(真昼の夢)
7/9/2025, 8:56:01 AM
ばれてしまった。
あなたの全てを知っている私が、あなたにばれてしまった。
私は、あなたが左足から靴下を脱ぐこと、襟首に25秒間シャワーを当てること、客人のホックを口を塞いで外すことを知っている。
薄ら笑いを浮かべるその顔は、高揚と期待と安堵が抑えきれなくなっているのを、私は知っている。
私は、あなたの根源 ー何を恐れ、何に安楽し、何が蜜となるのかを知っている。
あなたは嬉々として私に侵入させる。
冷めた目は上擦る汗を捉える。口腔が埋まり、やがて熱の共有がはじまる。
あなたは、私に知られてしまった。
あなたは、私を知ってしまった。
(あの日の景色)
7/7/2025, 2:00:55 PM
23時現在、窓の外では雷が図太く地面を貫き渡る。肩まで布団を包ませた、この安全の欲求が満たされた場で、微睡む。目蓋はその重みに耐えられない一方で、耳の閉じる気配はない。
耳が繊細な衝突音を捉え、雨の始まりを知る。私の耳は、この雨音を聞くためにある。そこにあったはずの外界の音は、全部一定のノイズに掻き消されてしまって、私の憂鬱なこころに感触ひとつ残せない。
私は意識が曖昧になりながら願う。
どうか、私の目醒める時にも絶えず簾を降ろし、外を真っ暗にしてくれ。光に歓喜し、手を取り綻ぶ顔を踏み躙ってくれ。
どうせ壊れたこの脚では、誰かと走り回ることもできないのだから。
(願い事)