誰にも言えないこと
どこにも書けないこと
人間一つはそんなものを持っている
そういうものを強く持つ人からは特に匂いがする
同じ匂いを持つ人を嗅ぎ分けて見つける人がいる
実は…なんて打ち明けたりして分かち合おうとする
人は結局1人じゃずっと抱えられない
だってほら、匿名だったら伝えられるように
守りたいものは秘密じゃないから
私には癖がある
失敗した時、やり直したい時、
電池の切れた時計の針を指で逆行させぐるぐる数字を遡らせる。
はっきり言って気休めだ、こんな事で時間が戻った事がない。失敗も取り戻せた事がないし、やり直せた事もない。
その日もまたその癖をしていた。
ぐるぐるぐるぐる現実逃避。
いつもと一緒。
ハッと気づくと見た事のない部屋、
やんわりオレンジとか黄色っぽい暖色の温度も心地良い部屋。目の前には初めて見るおじさん。
白い長い艶のある頭髪に白く長いヒゲ、顔にはシワがたくさんあって「え、まさか神?」つい問いかけてしまった。「え、そうだけど」自称神、ゲーミングチェアに腰掛けながら足を組み、手を互いの指の隙間に重ねるようにお腹に置いてそう答える。「え、あぁ〜いや、でもその格好は違くね?」だって目の前のおじさんは緑のジャージなのだ。よくテレビでお笑い芸人の人が来ているような緑に白い線が横についてるやつ。
つい笑ってしまった、人前で人の容姿に爆笑してしまう事は失礼極まりない事はわかっているがシャンプーのCM位艶のある白髪ロングをなびかせた緑ジャージの神はさすがに笑ってしまう。ポッケにスマホを探す。
「あ、ここ撮影NGだから」ええ〜心読まれてた。
「あのね〜君、神の事笑ってるけどさ、時計の針指でグルグルグル戻れ戻れ〜ってやってる人もなかなか面白いからね」
「うんまあ。てか自分の事、神って呼ぶタイプの神なんだ」
「てかさ、大事な事言うわ、一回しか言わないからね。失敗もやり直したいなら進めるなら針は前。巻き戻しても一緒なのよ。だからグルグルグル〜するならとりあえず前。」人差し指を宙でクルクルさせながら神は言う
「え、なんで、やり直したいなら後ろじゃん?」
「ううん、前。」
「いや、でも「ううん、前。」」
私の言い訳を食い気味に「ううん、前」でもっていく。
一回しか言わないって言った割に優しい。
「進めなきゃこっちも変えらんないの〜この世の常。君が変わるの見てるからさ〜それされちゃうとこっちも仕事になんないわけよお」
「とりあえず、やってみ〜」
ハッと目が覚める。
机につっぷして寝てた、、
「神…?」
でもなんかスカッとして時計を反対に戻す癖をそれからやめた。針は前に進めるのみ。
あれから不思議な神は夢に出てきてない。
神、見てんならちゃんとフォロー頼むね。
【時計の針】
気持ちは一体どれくらいになったら溢れるのだろう。
コップに水が注がれるみたいに可視化できる物でもなくて、ただ感覚としてあーそろそろ限界かも。みたいなおおよそでしかないから時々溢れる時がわからず意図せずみたいな時がある。
もう少し自分の気持ちを溢れる前に救って(掬って)やりたいものだ。
kiss…!?
ジャニーズの歌詞とかでしか見た事ないまさかの文字の羅列に、いつものお題を想像してアプリを開いたからちょっとびっくりして笑っちゃった笑
こういう小さい事でも笑顔にさせてもらえて幸せだな〜〜kiss☆彡
1000年先も人は同じ事を悩み繰り返し続けるのだろうか
過去の人もそうだったのかなと思うと少し元気が出る