♯心の深呼吸

ここ最近は旅行に行きすぎて、少し疲れてしまった。

「ご職業は？」と聞かれたら、
「学生兼旅人です」と答えても良いレベルにまでなってきた。

とはいえ旅行が趣味と言いながらも、
なんだかんだ家に帰るとほっとする。
やっと心の深呼吸ができるようになったと思う。


ところで、
世界一周をしている人をたまに見かけるが、
彼ら彼女らの身体は一体どうなっているのだろう。

私は発展途上国に行くと必ずといってもいいほど
体調を崩してしまう。
私が日本人だからかなと思っていたが、
日本人だからといって、みんながみんな
体調を崩すわけではなさそうだ。

強靭な身体と鋼のメンタルが欲しい今日この頃です。

♯時を繋ぐ糸


時に、自分にとって
マイナスな出来事が起きたとしても、
それは、その瞬間においての挫折であり、
長い人生においての失敗を意味するわけではない。

もしもあの時、1度目の大学受験に失敗しなければ、
大切な仲間たちに出会うことはなかったし、
最高のパートナーである夫にも
出会うことはなかっただろう。

もしもあの時、辛い痛みと悲しみを経験せずに、
無事にあの子をこの腕に抱くことができていれば、
運命の彼に出会うことはなかっただろう。


目には見えないけれど、
「時を繋ぐ糸」はきっと存在するはず。

私は、私の人生が最良のものとなることを信じて、
それを手繰っていくだけだ。

私の記憶力は人に比べて著しく乏しい。

そのため記憶のランタンを
頭の中に灯し続けることは不可能なので、
20歳の時にはわからなかった「恋の効能」について
ここに代わりに書き記そうと思う。

◼︎効能（10年ぶりに恋をした感想）

・世界が色鮮やかに、美しくクリアに見える
（毎日通っている道にすら「なんと美しい」と感動）

・肌が綺麗でツヤツヤになる
（美容液不要。ここ数年で1番肌が光っている）

・相手のことを考えすぎて、ご飯が喉を通らず痩せる
（2週間で3kgダイエットに成功）

・相手から♡が来るだけで、私は世界一幸せな人間
　なんじゃないかと錯覚するくらい、幸せになれる
（これが1番良かった）


今日は彼が私のためにかけてくれた曲を聴いていたら
寂しくなって自転車を漕ぎながら泣いちゃった。
でもこんな私をハッピーにしてくれた彼に
心からの感謝を。


♯記憶のランタン

今日は彼に別れを告げた。

私は彼のことが大好きだし、
きっと彼も同じように思ってくれているはず。

でも私たちは遠く離れた国に住んでいる。
母語が違うから、英語でしか話せない。
彼は家族や友達と過ごす時間が何よりも大切で、
私にも私の生活がある。

彼は「ピリオドだね」って言った。
本当にその通りだと思う。
でも辛い。
毎日メッセージ交換していたから、
明日からあなたの通知が来なくなるなんて、
想像するだけで辛すぎるし悲しい。


秋の恋が終わった。
私が望まなくても冬はやってくる。

でもクリスマス休暇に入ったら、
あなたが住んでいたマドリードの街に行くから。
「私元気だよ」って写真だけでも送らせて。

♯冬は

こんなイケメンに人生で出会ったことがなかった

「あなたスーパークールね」と言ってはみたものの

英語力が足りずもどかしい

じっと顔を見つめるのは恥ずかしすぎたから

サラサラと手からこぼれ落ちるサハラの砂を

何度も何度もすくい上げた

美しく君を照らす月に感謝をしながら


あの夜から2週間が経った

それぞれの国へ帰り　日常へと戻りつつある

そろそろ砂漠の魔法が

解ける時が来たのでしょうか


♯君を照らす月