どんなに努力をしても、
理想と反対に進むのはなぜ?
努力は必ず報われる?
報われるまでが努力?
報われないなら努力ではない?
全てに評価が付く世界
一つ間違えればそれでおしまい
誰も九十九の正解を褒めてはくれない
憎悪と憧憬の混ざり合い
葛藤するほど濁る頭
日に日に気持ち悪さが込み上げる
誰にも聞かれない小さな声で
誰かがどこかで嘆いている
今日も自分を責める人
今日も世界を責める人
人生に正解も不正解もないというのは
いつだって成功者と言われる人々
右も左も分からない
涙も出ない乾いた笑いが
何回目かも忘れた絶望の淵に引き摺りこむ
いっそのこと海の底まで連れてって
もう私は――――――
どこにも書けないこと
洗濯機が壊れた。
修理には3日はかかるとのことで。
24時間営業のコインランドリー
今日から3日間お世話になります。
かごに入った服の上に本を乗せて
靴は面倒だからサンダルにしようか
そんなこんなで辿り着く。
とそこには先着の社会人が一名
毎日来てます?
3日間だけです、洗濯機が壊れて。
あ、期間限定
話してみればどうやら似た境遇のようで
残り24分
急げば間に合う寝坊、見える範囲だけの掃除、
用のないコンビニ入店、寝るのを惜しんだ夜更かし…
ピーピーピーピー
どうでも良い一人暮らしの全貌を
慰めあっていたら洗濯が終わった
一足先に帰りますね。
ミッドナイト
御縁があったなら
また会いましょう
ミッドナイト
霞むことを知らない友人
一緒にいられる少しの嬉しさと同時に
なぜ友人が自分を必要としているのかわからない、
なんて問いが頭を埋める。
憎いのか皮肉なのか嫉妬なのか
それともただの苦痛なのか、
どれにも名前が似つかない。
眩しすぎるほどに、彼は白い
その光を今日もまた隣で浴びる。
人型の影に身を隠すだけの
避けることもできない臆病者
おこぼれをもらい続けている時点で、
この矛先は自分に向いている。
逆光
早朝の5時半
目が冴えてもう寝付けない彼女と
隣にいるのは、
彼女の本をめくるページの音で目覚めた彼氏である
連休中の2人
起こした?まだ寝てていいよ
⋯眠れないの?
たまには早起きもいいかと
眠気を寝室に残して起き上がってみる
部屋着の上にダウンを羽織り始めたくらいで
若干布団が恋しくなって後悔の文字が浮かぶ
2秒後には彼女が開けた扉から冷たい空気がお出迎え
身体の温もりと裏腹に鼻の奥がツンとした
低血圧の頭もようやく朝だと認識した模様
靴を履いて外に出た
冷えるね、息が真っ白。
あぁ僕たちの二酸化炭素
ふっ。寝ぼけてる?
白い吐息
外向モード
内向モード
素でもないし楽でもないし
ただ偽ってるだけだけど
どっちも自分だから、
というかどっちも自分になっちゃったから、
スイッチ押して切り替えて生きてるつもりだけど
とんだバショで内向的思考が役に立ち
とんだモノが外向的意欲を掻き立てる
そんな瞬間に遭遇するせいで、
ギャップとか、理想とか、
言葉の綾で自分を設定する時間は要らないのかも。と
焦って隠す必要はないのかも。と脳みそが言っています
なんとなく境界を曖昧にして生きてみても
いいのかもしれません。
心の境界線