印象派

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12/1/2025, 2:38:54 PM

元旦は過ぎたが初詣に来た。
「朝早いから人あんまおらへんなぁ」
「しかも山頂付近だしね」
空を見上げると流れ星が見えた。
「そういえばしぶんぎ座流星群が見れるんだっけ」
「変な名前やなぁ」
「ねぇ早く行こ!」「急ぎすぎじゃね?」「えっ、あ、そう?」
「まぁでも一理あるんじゃない?初日の出見逃しちゃうかもだし」
「じゃあ一番上まで競争や!」
「あっ!フライング!」「早く来いよ!」「え〜!待って!」
「あははっ!楽しそ〜、、、やっぱこの面子一人も欠けてほしくないなぁ」
「願い事それでいっかな。俺も早く行こ〜」
そう言って負けじと駆け出した。

11/29/2025, 4:07:59 PM

あいつが別人になって戻ってきたとき、名乗る名前は変わってなかった。
けど、なんか違和感があった。
名前を見てみると漢字からカタカナになっていた。
だから違和感があったのだ。
漢字特有の美しい響きが失われている。
心のピースがなくなったような喪失感を感じた。

11/26/2025, 1:25:56 PM

夢であいつに会った。
俺のことを忘れる前のあいつに。
あいつは「もう一度向こうで会えるかも」って言った。
次こそは忘れないって持っていた糸を小指に巻いて。そう約束する前に糸がちぎれた。
どうしよう、視界が霞んで見えなくなってしまう。
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目が覚めた。
いつの間にか泣いていたようだ。
懐かしい夢を見た、気がする。
嬉しいような悲しいような、そんな夢だった。

11/24/2025, 1:43:30 PM

卒業式が終わり、寮の部屋に鍵をかける、、、
既のところで聞いたお前の声。
部屋の中から聞こえたその声は、 名残惜しそうにこう言った。
「え〜?もう行くの?まだ居ても良くない?時間あるし。」
そのセリフは卒業式を終え、部屋の片付けをしていたときのものだった。
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それから二年経ち、寮の鍵を部屋で見つけた。
しかしその寮はすでに使われなくなっている。
どうしようか一瞬迷った。
そして、処分する前にもう一度見に行った。
もう戻れない過去の出来事がありありと浮かんでくる。
そうすると、どうもいたたまれなくなった。
鍵をかけ、記憶に封をした。
もう二度とお前を失わないために、鍵を海の底へ隠しておいた。

11/22/2025, 2:07:06 PM

あいつらと過ごした楽しい時間。
記憶の大半はそれで埋まってる。
けど、暗殺者なんてしてたら嫌な思い出もそりゃ残る。
他とは違う異様な雰囲気。
記憶の中の紛い物。
そこだけが綺麗な真紅に染まってる。
命を救うものであり奪うもの。
そんな矛盾をしている俺が一番の紛い物なのかもしれない。

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