#別れ際に
大好きだから
大切な人だから
愛してるって心で叫びながら
サヨナラを言ったわたしに
あなたは
わかってる…と一言
抱きしめてくれた
月明かりの下で
#通り雨
アスファルトの森に
突然の雨
足元を濡らしながら
奔る 惑う人々
微かに覗く青空を
恨めしげに見上げながら
舞い踊るひかりの雫を見ていた
この世界は生きてる
いのちのエナジーに満ち溢れている
めまぐるしく変化する
この地球(ほし)に生まれ
どうにもならない愛ある力か
優しく時には残酷に
私たちをもてあそぶんだ
濡れてしまったカラダに
また温かさが戻る頃
ほら七色のラインか放物線を描き
希望という明日へ届けと
生命の歌を紡いで見せた
#秋
澄み渡る空に
光は色を変え
樹々は彩りを増してゆく
狂おしく心を操り時を踊る恋人達に
やがて来る儚さと虚しさ
そして燃え尽きた後には
各々の中にあった心のカタチが残される
それが純情なのか惰性だったのか…
突きつけられた思いは
深く記憶に刻まれて
秋の景色のなかで
心震える
時が流れ キミは何処かの空の下
誰の手を取り踊るのだろうか
#窓から見える景色
ガラス越し
いくら手を伸ばしたところで
私の世界は閉ざされたまま
それでも刻々と
景色は変わってゆく
この透明な檻を
この微かに冷たい戸張の向こうから
何かが手招きするように…
あの煌めいて見える世界は
私の弱さを嗤う
#形の無いもの
ホントに大切なものって
目には見えない
手にとって見せることもできない
だから
ついつい忘れてしまうことがある
おざなりにしたことの
言い訳にしてしまったりする
無かったことにしても
自分の中ではその無かったことにした
ものに囚われて生きなければ
ならなくなったりする
何が大切かなんて本当はわかってる
自分の弱さを見抜かれたくなかっただけ
私の中にある確かなもの
あなたから届けて欲しい
大切なもの
感じて欲しい
感じていたい
小さな幸せ
小さなまごころ
微かな温もりに包まれたい夜