[ 誰よりも自分が1番嫌いだ。]
そう僕がぼやくと
君はいつも魔法のように言ってくれる
「 そうなんだ。
でも私は君のことが
誰よりも
一番
大好き!! 」
その言葉だけで僕は気分が軽くなる
「そっか……。ありがと」
いつもこのイベントが近づくと
ドキドキが止まらなくなる。
今年はどんな風に喜んでくれるかな……
用意したプレゼント受け取ってくれるかな……
今年も楽しかったかな。
私と一緒で幸せだったかな……
そんなことを考えれば考えるほど
落ち着かない……
1回深呼吸しよう……
「スゥ~。ハァ……スゥ~。ハァ」
ゆっくり……ゆっくり……
うん……
少し落ち着いた気がする。
ピンポーン
呼び鈴を鳴らすとガチャっとドアを開けて
大好きな君が出てきてくれる。
「お誕生日。おめでとう!!大好きだよ。」
そう言ってプレゼントを出して言うと
驚いた顔をしながらもいつもの様に
ニコッと笑って……
「ありがとう!!俺も大好きだよ。
寒かったでしょ。
中どうぞ〜!」
そう言って部屋の中に招いてくれた。
「ちょっとリビンクで待ってて」
「うん。わかった。」
そう言ってリビンクのソファに座ることにした
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リビンクに彼女を通してからドア閉めて
しゃがみこむ……
来るのはわかってたし。来てくれて嬉しいけど
でも不意打ちで急に大好きって言われると
心臓がもたないよ……
すぐにちゃんと俺もって返せたけど……
ドキドキが止まらない
とりあえず落ち着かないと……
「スゥ~。ハァ〜。スゥ~。ハァ〜。」
何回かゆっくり深呼吸をすると
だいぶ落ち着いた…
うん……
これなら行けそう。
俺の誕生日ではあるけど大好きな彼女にも
めいいっぱい楽しんでもらいたい。
大好きな君が来てくれるから
色々準備もしたし
楽しんでくれたらいいな……
誰でもいいから
本当に誰でもいい。
嘘でもいいから
本当に思ってなくていいから
「 生きてて偉いよ。
生きててすごいよ。
よく頑張ってるね 」
誰かでいいから
私に伝えてほしい
枕に顔を押し付けてベットの上で横になる……
どうして自分でも泣いているのかわからない
嫌なことがあったわけでも嫌なことを言われた
わけでもないのに……
心当たりがないのにずっと涙がでてきて止まらない。
誰にも気づかれたくない。
心配をかけるから。それにどうして泣いてるのか
理由を聞かれても答えれないから
早く止まってよ……
そんなことを思ってた時だった……
不意に誰かの手が頭に乗った
何を言うでもなくそこで私の頭を撫でるだけ……
しばらくして涙が落ち着くと幼馴染みは
頭を撫でながら言った。
「涙に理由なんてなくていいから。
もしまた泣きたい時はいつでも俺を呼んで。
絶対に飛んでくるから。」
そう言って幼馴染みは笑って部屋をあとにした。
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部屋から出ておばさんに挨拶をして
あの子の家から出て自分の家に帰宅し
部屋の中に入った途端固まった
嫌……えっ。
今俺なんかすごい恥ずかしいこと言わなかった
何、すぐ飛んでくるって。
恥ずかしい……
そんなことを思いながら
ふと窓をみるとあの子と目が合った。
すると何かを紙に書いていた……
しばらくすると……
【ありがとう】
そう言ってこっちに微笑む。
[ 涙の理由なんて知らなくていい。
あの子が……
大好きな君が笑ってくれるなら
それだけで俺はいいから ]
時計の針が重なる時を
毎日
みている。
みたら不安が
増すのをわかっているのに
それでもみてしまう………
そして心のなかで笑ってしまう
明日しんどくなるの
わかってるのに
【今日も0時すぎたな…… 】