青星

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2/5/2026, 8:59:51 PM

溢れる気持ち


頬に電流が走った。
バシンと音がして、一呼吸おいて叩かれたんだと分かった。彼女の顔を見たら、初めて、彼女の目から涙が溢れるところを見てしまった。

2/5/2026, 12:13:59 AM

Kiss


ニンゲンが何やら泣いているようにゃ。
何故泣いてるニンゲン。

「ぅっ、あっあぁっ、うぅぅ〜、こむぎぃ〜!」

うにゃあっ!!抱きつくなニンゲン!顔もぐちゃぐちゃのビタビタで!毛が濡れる!!

「えっ、えぇっ、ぅあああ〜っ!」

逃げれなかったにゃ。それにしても一向に泣き止む気配がないにゃ。うるさいし濡れるし汚い。いったい何があったんにゃ。早く話してスッキリしてボクを解放してくれにゃ。

「ひっ、ぅうっ、がれっ、彼氏がねっ、う、浮気してでっ、元々眼中にないって、暇つぶしに付き合ったって…もうほんとにむりぃ〜」

はぁ…。そんなクズと見極められなかったお前が悪いにゃ。そんなヤツのこと考えるくらいならボクにちゅ〜るを献上することだけを考えてろにゃ。ほい、お前の好きな肉球を揉ませてやるからいい加減落ち着けにゃ。

「こむぎ〜っ!。すきぃ〜っ」

うぐえっ、そ、そんな強く抱きしめる必要にゃいだろっ!!。く、くるじいっ。

「……大好き」

………分かったからボクの毛で鼻水拭いたりするのはやめろよにゃ。はぁ……。

「こむぎっ、へへっ、嬉しいけどっ、顔を舐めるのはやめっ、いたっ、いたたたっ、」

ボクのこと好きなら黙って受け取れにゃ。
だから早く元気になって元に戻れにゃ。

ボクも好きに決まってるにゃ。

2/4/2026, 8:47:33 AM

1000年先も



3度目の自殺に失敗したとき、
私は死ねないのだと悟った。



「うわー、なんでこれで大丈夫なの?」

私はスマホを叩きながら呟く。
水を溜めた洗面台に放り投げたスマホを見つめながら。
30分は少なくとも漬けておいたはずなのに何故か普通に作動している。思わず嘘だろと言ってしまった。防水性能で済ませていいのかこれは。仮にも貴方精密機器ですよね?。スピーカーは少し雑音が混じっていたが、YouTubeの水抜き音を6周ぐらい流してたら治った。嘘だと言ってくれ。逆に怖いわ。

「はっ、ご褒美ってか?。神さまは好きな子にちょっかい出しちゃうタイプなのかね?」


くたばれ!!!!!!!!!!!。


はぁ…。思わず…。でも声に出さなかったのは偉い。うんうん。
さて、私は自殺に失敗したわけだが。
1回目は縄跳びの縄で首を吊ろうとして失敗。
2回目は包丁で首を切ろうとして失敗。
3回目は風呂場で手首切って死のうとして失敗。
着実に死に近づいてるようで遠のいてますね。うん。
いやだって怖いんだもん。切れないよ。痛いのいや。

せっかく遺書(第一発見者になるであろうおじいちゃんへの謝罪)も書いたのに…。……後から見るとただただ恥ずかしいな…。自殺前に心の準備で部屋整えたから本当にただ部屋の掃除しただけになっちまったよ。
どうしちまうんだよ。どうもしないけど。

「あ〜、私は安心してんのかな。失敗して」

分からない。どうだろう。涙も出なかったし、誰にも自殺しようとしてたことはバレてないから分からない。
きっとみんな、私が自殺を何回も試みてるなんて知らない。知らずに、私の隣にいて、私がもしかしたらその時いなかったかもしれないなんて毛ほどにも思ってないことを考えたら、変な気持ちになる。

ぼんやりと、ぼんやりと思う。
きっと1000年先も私は死ねないと。
償いだろうか。
枷だろうか。
こんな歳にこんな馬鹿げたことを思ってるなんて、自分でも笑えてくるが、そう思えて仕方がない。
私が自殺に失敗したことの理由が欲しいのだろうか。
こんなもので理由になってしまうのか。


あぁ、私はなんでこんなことを考えなきゃいけないんだろうか。

全部全部悪い夢だったら良かったのにな。






2/2/2026, 11:25:51 AM

勿忘草


『わたしを忘れないで』


………きらいっ!

いや、あぁ、急に汚い言葉を言ってしまって申し訳ない…でも…その……勿忘草の花言葉の『わたしを忘れないで』って…。なんか……気持ち悪くないか…?。

勿忘草が好きな人はほんっとうに申し訳ない。本当に。
多分読まない方がいい。
でも…、なんか…花言葉が女々しいっていうか…。

えぇ〜…。だっ…てぇ……。恋人に渡すとしても相手を信用してない気がするし、親族に渡すとしてもなんか惨めがましい気がする………。……惨めがましいってなんだ…?。なんでこんな嫌だってなるんだろう…なぜ⁇。

他の『誠の愛』だとか『真実の愛』だとか『真実の友情』だとか…う、うさんくせーッ!!。
なんだよ真実の愛って!他のも真実ってつけときゃいいだろって思ってるだろ!うぇーッ!ペッ!。



…あぁ、でもなんかこんなのにうえーっなってる自分が一番惨めな気がする。うああ…。

だって…あばば……。はぁ……。

2/1/2026, 2:14:45 PM

ブランコ



ブランコに乗って、ブランコの座面をできるだけ地面から離れるように足を立てて、それから一気に離した時のあの感覚。
空がぎゅうんって近くなるような、上下が一瞬わかんなくなるようなあの感覚が好き。
お空に手は届くのかなぁ。

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