3/3/2025, 4:12:54 PM
ある時、花首が落ちない椿もあると知った
その五色八重散という椿は同じ樹に異なる濃淡の花をつける
屏風絵の「名樹散椿」では八重咲の大輪から、緑の苔の上にひらりと一片ごとに散る姿が描かれた
やがて樹下が赤白桃の色彩で埋め尽くされてもなお
はらはらと止まらない涙のように花弁を散らして
常緑樹は春を告げる
: ひらり
3/2/2025, 3:43:28 PM
モノや概念に名前をつけると輪郭がハッキリする
ラベルやレッテルを貼るというのはこれの一部だろう
名前も知らない他人に勝手に付けるあだ名なども
その他大勢と識別するために必要な
……共通認識としての輪郭だ
仮に深夜のコンビニでピアニッシモさんとかハロハロ青とか呼ばれる、そういうの
: 誰かしら
2/28/2025, 1:36:47 PM
たぶん、高炉のようなものなのだろう
温度を維持しなければ生きていけない
熱源を喪失し火が消えないように
熱くなったり温かくなったり、
小さな温もりの積み重ねは
時々思い出して、温かさを忘れないように
そっと燃料を焚べる
: あの日の温もり
2/27/2025, 1:02:48 AM
記録的短時間大雨情報が出され、最寄り駅前の店舗が浸水してるニュースを旅先のホテルで見た
駅前広場が大きな池になってたのでそれなりの覚悟で帰宅した
奇跡的に自宅は無事で、内水氾濫という言葉を覚えた
: 記録
2/24/2025, 3:00:57 PM
時にゴージャスな花束以上の存在感で圧倒してくる一輪の花
あくまでも見ている人間側の都合なのだとわかってはいるけれど
ふと、そういう存在になれたらという考えが浮かんでは何処かへ消えてゆく
: 一輪の花