初恋の記憶をたどってみる
高校、中学、小学校、、、
おそらく低学年のときのあの子になるのかな
新しいクラスにも慣れきった夏休み明けの2学期に
転校してきた子だった
家が近かったのもあって
虫取りをしたりブランコに乗ったり
学校が終わってからしょっちゅう遊んでた
でもいわゆる“転勤族”と呼ばれるお家の子だったから
あっという間に次の土地へと転校してしまった
学校でお別れ会をしたことをボンヤリ思い出すけど
手紙を渡した記憶もないし、ドラマチックになにかを
約束したっていう覚えもない
少しぼけ~っとした、とにかく優しい子だった気がする
顔も名前も覚えてないのにそれが初恋?って思うけど
転勤を繰り返す人たちの話題を見聞きすると
突然去ってしまったあの子を思い浮かべてしまうから
わたしの初恋はきっとあの子なんだ
そしておそらく2学期のどこかの日が「初恋の日」
35:初恋の日
明日世界が終わるなら
何をしたい?何を食べる?
よく聞かれる質問だけど
「その時」が本当に訪れる状況にならないと
何を思ってどうするかは分からないよね
でも少なくとも
みんなで一斉に終わりを迎えるはずだし
置いていくことも、置いていかれることもないわけで
それだけは心強いというかなんというか、、
どうしたって残される方がツラい気がするからさ
というわけで
普段だとなかなか面と向かっていえない感謝とか
胸のうちを伝えるのかなあ、やっぱりそこは。
最後の特権(?)をかりれば
妙な勇気がでるかもしれないから
きまづい関係のまますれ違ってしまった人に
思いきって電話をかけてみたり
あるいは昔の想い人に連絡をしてみたり?!?
その日だからできた!ってことをしてるんじゃないかな
できるだけ思い残すことがないようにしたら
その次は
これから向かうであろう世界であえる人々に向けて
「あした私もそちらに参ります」
って挨拶を。
うん、多分そんな風に過ごすかもしれない
34:明日世界が終わるなら
33:君と出逢って
(私信 旅立った君に捧ぐ)
君が旅立ったときいて
自分でも驚くほどに
感情を揺さぶられている私がいるよ
君の健気さ
君の可愛さ
幾度となくふりかかる辛い治療にも
信頼しているからこそ
毎回おとなしく体を委ねる姿が
なんとも愛おしくて
どんな場面でも
生きようという意思を決して手放さなかった
とても大切なことを教えてもらった気がする
感情表現が豊かで
みんなをたくさん笑わせて笑顔にして
何度も何度もこの目に奇跡をみせてくれて
本当にありがとう
これまでのすべてを目に焼き付けるように
あたたかく見つめていた最期の眼差しを忘れない
遠くはなれた地より君に感謝をこめて.
「ほかの子には内緒だよ?」
子供の頃、幾度となくこんな台詞が飛び交った気がする
たとえばそれが、どんなに些細なことであっても
“二人だけの秘密”になったとたん
存在感を増して特別なものになるから不思議だ
大人になってもこの感覚は変わらない
むしろ、大人になるにつれて
“二人だけの秘密”がもつ威力は大きくなっていく
秘密の共有は
二人の距離をグッと近づける
31:二人だけの秘密
カラーセラピーって言葉を聞いたことがあるけど
色のもつ力って確かにあると思う。
鞄、傘、帽子
花、フルーツ、 飴玉、虹
身につけたり、目で楽しんだり、ときに味わってみたり。
ぼんやりした視界がひらけて、鮮明になる感じ。
たくさんの色たちが
ケンカもせず共存する世界ってとても美しい。
29:カラフル