愛を叫ぶってどういうことだろ
愛を訴えるとか愛を語るってことなら
愛を嘆くっていう時もきっとあるよね
わたしが思う“愛を叫ぶ”は
“何らかの愛が溢れる瞬間”のこと
誰しも どこかで なにかに 愛を叫んでる
39:愛を叫ぶ
羽を持つ生き物が飛びまわる姿は
軽やかで 伸びやかで
みてるこちらまで気持ちが上向く
晴れた天気のいい日にであうから
よけいにそう思うのかな
モンシロチョウ
今年は見ていないかも
めまぐるしい速さで時代が進み
いろんなものが様変わりしていくけど
子どもの頃と変わらない風景があるって
なんだか安心する
地球って人間だけのものじゃない
そんな当たり前にも気づかされる
38:モンシロチョウ
ここ4、5年くらいを
自分の中では
人生の“暗黒期”と勝手に名付けて、はや数年が過ぎた
この期間にあっては、日々を過ごすことにとらわれすぎて
一年後なんて考える余裕もなかったよ
一年後ねぇ
どうなってるのかな
同じような気持ちでいるかもしれないし
劇的な変化が訪れてるかもしれない!?
先のことは誰にも分からない
これは人類みな等しく 時間もまた平等
ただ時間には限りがあるから
今を当たり前とは思わずに今日も生きてます
2025年5月8日 結果はいかに.
36:一年後
初恋の記憶をたどってみる
高校、中学、小学校、、、
おそらく低学年のときのあの子になるのかな
新しいクラスにも慣れきった夏休み明けの2学期に
転校してきた子だった
家が近かったのもあって
虫取りをしたりブランコに乗ったり
学校が終わってからしょっちゅう遊んでた
でもいわゆる“転勤族”と呼ばれるお家の子だったから
あっという間に次の土地へと転校してしまった
学校でお別れ会をしたことをボンヤリ思い出すけど
手紙を渡した記憶もないし、ドラマチックになにかを
約束したっていう覚えもない
少しぼけ~っとした、とにかく優しい子だった気がする
顔も名前も覚えてないのにそれが初恋?って思うけど
転勤を繰り返す人たちの話題を見聞きすると
突然去ってしまったあの子を思い浮かべてしまうから
わたしの初恋はきっとあの子なんだ
そしておそらく2学期のどこかの日が「初恋の日」
35:初恋の日
明日世界が終わるなら
何をしたい?何を食べる?
よく聞かれる質問だけど
「その時」が本当に訪れる状況にならないと
何を思ってどうするかは分からないよね
でも少なくとも
みんなで一斉に終わりを迎えるはずだし
置いていくことも、置いていかれることもないわけで
それだけは心強いというかなんというか、、
どうしたって残される方がツラい気がするからさ
というわけで
普段だとなかなか面と向かっていえない感謝とか
胸のうちを伝えるのかなあ、やっぱりそこは。
最後の特権(?)をかりれば
妙な勇気がでるかもしれないから
きまづい関係のまますれ違ってしまった人に
思いきって電話をかけてみたり
あるいは昔の想い人に連絡をしてみたり?!?
その日だからできた!ってことをしてるんじゃないかな
できるだけ思い残すことがないようにしたら
その次は
これから向かうであろう世界であえる人々に向けて
「あした私もそちらに参ります」
って挨拶を。
うん、多分そんな風に過ごすかもしれない
34:明日世界が終わるなら