「君と、見上げる月…🌙」
「君と、見上げる月…🌙は、とても美しい」
私は、月を見ながらそうつぶやいた。
「台風が過ぎ去って」
悪天候が続き、台風がきた。
今日はやっと台風が過ぎ去って、家に台風の被害は、なくて良かった。
朝、朝の光を浴びようとカーテンを開けたが、太陽が照りつけ、朝から暑い。
仕事に行く準備をしているだけで、汗がダラダラ吹き出て、タオルや汗ふきシートを使用し、汗を拭いているが、止まらない。
でも暑くて家から外に出て、職場で仕事をするためのやる気が萎えてしまう。
私はやる気を出すために、推しの曲を聞きながら駅に向かったが、昨日の台風の影響で、電車が遅延していた。
まだ台風の影響は続いているんだなとため息をつきながら私は、駅のホームで電車がくるのを待っていた。
「言い出せなかった「」」
言い出せなかった「」。
やっぱり今日も言い出せなかった「」。と思いながら、私は、一人、家へ帰った。
「secret lover」
推しの曲で「secret lover」という曲がある。
最初に聞いた時からずっと好きな曲だ。
「8月31日、午後5時」
私の学生時代の夏休みの思い出といえば、急いで、夏休みの宿題を終わらせる 8月31日、午後5時だった。
「夏の忘れ物を探しに」
私は、玄関のドアを開けたが、一旦閉じた。振り返って君に言った。
「やっぱり学校行くの、今日はやめて夏の忘れ物を探しに行ってくる!」
君は驚いた顔をしていた。
どこに行くか、どうするのか、まだ決めていないけど、私は、もう一度玄関のドアに手をかけ、「さようなら」と言った。
今度は振り返らなかった。
だから、君がどんな顔をしていたのかは、私は、知らない。
私と君はそこで別れた。
夏の忘れ物を探しに行くと言って、外を出て行ったその子は、今もどこかで夏の忘れ物を探し続け、この世を彷徨っているという話だそうだ。