さよならグッピー

Open App
12/1/2025, 2:44:01 PM

凍てつく星空
水平線を作る湖に転写された星空は
どんどんじわじわ凍っていく
湖の水が氷になるだけなのに
湖は星空ごと封じ込めた
あなたと私の目の前には
凍てつく星空が出来上がっていた

11/30/2025, 3:37:14 PM

君と絆ぐ物語

消えたいなんて言わないで
君の辛さを僕が直接わかることはないかも知れない
だけど、考えてほしいんだ
君がいなければ僕はどうなっていただろう
僕は君にたくさん助けられてきたよね

君がいなければ何が起こり、何が起こらないのか
考える日があっても
誰か苦しんだのか、誰かは徳をしたのか
そんな嫌な妄想が頭にこびりついたとしても

今ここには、 "君に" 助けられた僕がいるよ
君のいなかった僕は
きっと、こんな僕じゃなかったよ
だから、僕は今君を助けたいと思ってるんだ

だから
消えたいなんて言わないで
僕は君と絆ぎたいんだ
明日を生きる物語を

11/29/2025, 2:56:58 PM

  失われた響き
 
   この村に音楽がなくなってしまった…

 この村、カナデ村は音楽の絶えない村として有名だった
 渓谷の狭間にできたこの村は音楽の響く楽しい村だった
 春には明るく伸びやかな曲が
 夏には爽快で熱い曲が
 秋には穏やかで色鮮やかな曲が
 冬にはゆっくりと暖かい曲が
 しかし、今この村から音楽が消えた。
 人々は悲しんだ
 どんなに音を出しても曲にならない
 音は出るのに音楽にならない
 響かないし、届かない
 次第にこの村の人々は音楽を作ることを諦めてしまった
 すると、小鳥のさえずりが聴こえてきた
     木々のざわめきが聴こえてきた
 それら全ては音色となって村人たちの心を癒した
 彼らは自然の音に感謝した
 彼らは失われた響きを取り戻すことができたのだ。

11/28/2025, 2:39:58 PM

霜降る朝
変な時間に目覚めた
とりあえず窓を開けて見えたのは
ぎりぎり見える薄い星とビルの隙間から覗く朝日
朝日が昇るにつれて
靄がはっきりと靄になる
靄が霜だったことがわかる
霜の降る静かな朝
今日は寒くなりそうね

11/27/2025, 2:59:31 PM

心の深呼吸

今日も頑張った私えらい…明日もきっと頑張れる
大丈夫だよ、大丈夫…きっと大丈夫だからね
  生きるために必要な酸素を取り込むように
  生きる価値となるやさしい言葉を創り上げ
 
なんで私なんかが何のために…楽しくない
明日も頑張れるのかな…いきたくないな
なんでなんでなんで、どうしたら楽になれるだろう
  生きるために必要のない二酸化炭素を吐き出すように
  生きる価値を問う言葉はかき消して
 
取り込んで吐き出して
創ってかき消して
吸って吐いて吐いて吐いて吐いてはいて…
私はちゃんと、吐き出せてるだろうか
心はちゃんと、吸えているだろうか
今日も心の深呼吸、ちゃんとできなきゃ生きられない

Next