ほんと、好きだなと思うよ
どうか一生しあわせでいて。
何も分かんなくて
見えなくても でも知ってるよ
きみは優しい
寂しいことも 辛いことも
きっと きっと抱きしめるまで
月が綺麗ですね、という言葉のほかに
色んな類義語があるのを知った。
夕日が綺麗ですね、なんて初めて知ったんだよ。
込められた意味はなんて特別な想いなんだろうと
しばらくその意味を見つめてしまったんだよ。
海が綺麗ですね、雨が降ってきましたね…
なんて綺麗で、特別で…
忘れられない言葉たちなんだろうか。
そんな言葉たちには色んな返事の言葉があって
私もその中から自分の想いと同じものを
選んで返してみたりしたんだ。
「月はずっと綺麗でしたよ」なんて、
もう言うこと無いんじゃないかな。
そしてふと、君はなんて返すのかなと気になって
今だけ使える言葉を伝えてみたくなった。
「 雪がやみませんね。 」
君が私だけに紡ぐ言葉が
どんな色をしているのか
どんな雪のかたちなのか
どんな言葉が返ってくるのか。
私は気になってしまったよ。
君はなんていうんだろうな。
降り積もった想いは、どう届くのかな。
《降り積もる想い》
その答えは、私はもう知っているね。ふふ。
元気になりたくないなぁから
逃げたいなぁ、終わりたいなぁになってしまったんだなと思った。
私はなんて酷いんだろう。最低だとわかった
そんなに弱くないよ。大丈夫だよって
いつも通りに振る舞えたらいいのに
「いいよ、そっちに合わせるよ」
「そうする?じゃあそれで」
「そっちがいいの?いいよ、気にしないで」
なんて、楽なことしてたら
自分の行きたいところやりたいこと好きなこと
全部わからなくなってしまったよ
それでいいやとも思っていたんだよ、だけどね
「なにがしたい?」「どれがいい?」
「好きなものにしようよ」
なんて、君が聞いてくれるもんだから
私は一生懸命自分の好きをもう一度掘り起こして
「これがすき」「これがしたい」「ここに行き
たい」って思い出すことが出来たんだ
そして、君はこう言ったんだ。
「いいね。君の好きがたくさんだ!」って。
ねぇ、君のこともすきなものにいれていい?