「Love you」
嗚呼、「Love you」という言葉にアイを足せたなら、あなたをいつまでも見つめていられるのに。あなたにいつまでも触れていられるのに。
でも、どうしても、アイが足りない。多分そうなのだろうから。足りないままのアイはどこに仕舞えばいいのだろうか。
「太陽のような」
誰かはきっとお前を、”太陽のようなやつ”と言ってしまえるんだろう。
お前はそんなやつじゃない。
もっと朗らかで心地よい暖かさを持つ、少し薄暗い中光る蝋燭ぐらいのやつだと思う。
勝手に、思っているだけ、なのだが。
「0からの」
いっせーのーで、0からのスタートを切ろう。
次も、その次も0かもしれないけれど、それでもいいか?
返事はいらない。お前とならどこへだって走っていける。
自分も他人も信用できないタチだけど、少しだけ預けてみてもいいと思える人。0からでもそれ以下でも辛くない、唯一の人。
それでもお前の光に目が眩んだ時は、どうか置いていってほしいと思う。でも、お前はどうせ隣で笑ってくれるんだろうな、とも思う。
0なんて数字を、お前はきっと気にしないだろうから。
それかきっと、暖かく包んでしまうんだろうから。
「バレンタイン」
真っ赤なチョコレイトを一つ頂戴な。
ねぇ、あなたのその甘ったるいハートを、頂戴な。
甘すぎて、毒になった、あなたのそれはもう手遅れね。
きっと、誰かを殺すでしょう。
甘ったるいそれで苦いのを包み込んで、なかったことにしてしまいましょう。
だから、ねぇ。
あなたの、一つ、頂戴な。
「待ってて」
お願い。待ってて。置いていかないで。
あなたのそのきらめきに、一瞬のそのきらめきに、自分の心が置いてけぼりになる。
はやいなぁ、という気持ちは声に出てしまっていただろうか。
眩しくてたまらないのに、いつまでも隣で待っていてほしいのは、我儘なのかもしれない。
それでも。
ああ、それでも、とっくのとうに見失ってしまった、あのきらめきよ。一等星よ。
おねがい。まってて。おいていかないで。