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2/23/2025, 1:50:16 PM

#魔法


遥かむかしの知識人と話ができる『書物』


どんな時代も、悩み事はそんなに変わらないと知る。

2/21/2025, 11:32:53 AM

#夜空を駆ける

ふだんと違い

足元を見なくても踏み外す事がないほど

敷き詰められている星屑


『遅れるよ!!』


声の方へ

夜空を駆ける

2/20/2025, 1:53:54 PM

#ひそかな思い


忘れ去られた、古びた公園の遊具

風化して読みづらい文字の羅列や落書き

そこに、ただ一つだけ真新しい文字

『ごめんなさい先生。……好きです。』

私はその文字をそっと指でなぞった

2/15/2025, 12:18:25 AM

#ありがとう

『これ、持って帰りなさい』

毎年、年明けに集まりがある。

その時に出される、祖母の料理....

実は、キライだった。

祖母が亡くなり、私も大人になり、

あの料理を食べなくなって数年

たまたま入った、自宅を改装した飲食店。

定年を迎えた、老夫婦がやっていた。

メニューは数える程度

そこに出た付け合わせの小鉢。

……祖母の味だ。

理由もなく、涙がこみ上げた

「すっ、すみません」
「はい?」
「この、この小鉢の作り方、教えてもらえませんか?」
「…帰りに、レシピをお渡ししますね」
「ありがとうございます。」

1/15/2025, 10:14:31 AM

#あなたのもとへ
 
警報と同時に、今まで経験したことのない

ものに襲われた。

あれから、どれ程の時間が流れたのだろう。

隙間から差し込む、日の光···

諦めない。必ず帰ります。あなたのもとへ

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