はじまりはボクから
おわりはキミがいい
てんきあめみたいに
にじがみれるといい
りんごあめみたいに
あまずっぱいといい
ほんとはキミがいい
だれよりキミがいい
さよならはキライだ
だからいわないんだ
またね、きっとだよ
『さよならを言う前に』
大海へ出たキミを日々思う
航海が穏やかであるように
嵐に巻き込まれないように
人に恵まれ過ごせるように
食は美味しく取れるように
夜はぐっすり眠れるように
旅に出たその日からボクは
天を見上げ空に祈りを捧ぐ
晴ればかりではないけれど
雨の日が続くわけではない
今日の夕日は美しく流れた
キミもきっと空を見ている
どこまでも続いてる空の色
いつかキミと見た夕暮の色
『空模様』
父と叔父は一卵性双生児
初めて見たのは子供の頃
話では聞いていたけれど
本当によく似ている二人
父は角刈り叔父アイパー
見分けるのが髪型として
正直どちらも大差はない
庭にいる叔父を見かけて
今日休みなの珍しいねと
近所の人が話しかけてる
叔父はにっこりと笑って
そうなんだよと返答した
懐かしく思い出す一場面
お茶目で優しい話し方は
やっぱり父と似てるのだ
叔父は元気にしてるかな
今二人並んでるところを
見てみたいなあ、なんて
洗面所で歯磨きしながら
思い返してたところです
『 鏡 』
新しい出会いを求めているならば
元カレ元カノの想い出の品、写真
処分をした方がいいみたいですね
捨てたくないなら無理をしないで
気持ちを整理できたなら、きっと
軽やかに前へ前へ進めるはずです
『いつまでも捨てられないもの』
ひっくり返したおもちゃのはこ
金のエンジェル銀のエンジェル
チョコボールの甘いはもう無い
時が来たボクの壁を飛び越えろ
想い出はそっと目かくし胸の奥
キミが空っぽの心に染み込んだ
ダークでビターな色に染まって
大地に深く根を張って
太陽の光を浴びて育つ
キミは何も言わないけれど
花を咲かせる時期を知っている
蕾が大きく膨らんで
ボクはその美しさに酔いしれる
花開くときは
そっと静かに揺れるんだ
キミは全てを知っている
誰かと比べるわけではなく
ただそこに在るということ
生命とは存在するだけで
尊くて美しいものなんだ
『誇らしさ』