宵風に吹かれたい

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9/11/2025, 1:55:29 PM

ひとりきりを願った。
貴方といると寂しいから。
2人でいる事を望んだ。
貴方を独り占めできるから。

ねぇ、貴方といると暖かいね。でも、心に穴が空いたみたいに寂しいんだ。
貴方のスマホに絶えない新規通知。私のスマホは真っ暗なままで、貴方と私の違いを突きつけた。
貴方といると、ひとりきりの孤独より苦しいものを感じるの。
貴方のことを考えて頭がいっぱいになるのは楽しいの。
でも、貴方が横にいて私に笑いかけると苦しいの。
だから私はひとりきりがいいの。

こんな我儘に付き合わせたくない。
だから私はいつもひとりきり。

9/10/2025, 11:47:23 AM

きっと君はRedで、僕はBlue、Greenはなんだろう?

君のRedは眩しくて目が痛い。だから僕はBlueに隠れて君の眩しさから逃げるんだ。
Greenは誰でもないけど、きっと僕の安らぎ。
全てが合わさって僕がいる。
大好きで痛い君も、臆病で暗い僕も、皆んなが安らぐあの場所も、全部僕が生きるためにある。
なにが欠けてもいけない。
僕の体はRBGでできている。

でも、ナニカのバランスが崩れたあの時、僕の視界は真っ黒になった。僕に光がなくなった。
君がいなくなったのか、僕がおかしくなったのか、安らぎが取られたのか、分からない。

ねぇ、ここはどこ?僕は今何をしてる?教えてよ。
僕、もう@#/_&#_"(,?&!_______

9/10/2025, 8:45:57 AM

汚れたこの世界。
この世界を裸眼で見てしまった人間は皆んな腐ってしまう。
それでも耐えて、耐えて、耐えた挙句に朽ちる。
だから賢い人間は汚れが見えないように、フィルター越しにこの世界を生きる。そして汚い世界に順応して汚くなる。

その辺に転がってる死体は何より綺麗で、生きて世界を歩く人間は何より汚い。
この汚い世界はそうして出来ている。
だから汚れは無くならないし、この世界に絶望を抱くものは死んでいく。

残念な世界だな。

僕?僕は、汚い汚いこの世界のゴミだよ。

9/8/2025, 12:10:26 PM

いつも少しだけみんなと違った。
笑いのツボが違ったり、相槌のタイミングが違ったり、全部少しずつ違っていた。
そのことに気づいたのは小学校高学年くらいのときだった。
お前は変だ。お前は気持ち悪い。
子供だからこそのまっすぐな言葉が僕の心に突き刺さった。
そこからは自分を隠して生きてきた。
皆んなが笑ってる輪の外で、僕は1人でみんなを眺めている。本当にそれだけ。
変だと言われるのが怖くて、お前なんか仲間じゃないと言われるのが嫌で、人とは関わらないようにした。

自分から拒否して、仲間にすらなれない。
こんな僕が、仲間と呼べる人に出会えますように。

9/7/2025, 11:19:40 AM

雨の日。傘を忘れた君に思い切って「一緒に帰る?」と誘ったんだ。
君は雨の中に突如として現れた太陽のように眩しい笑顔で俺に感謝を述べて俺の傘へ入ってきた。
いわゆる相合傘というやつだ。

君に伝わってしまいそうなうるさい鼓動も、赤くなっていく顔も抑えられるものではなかった。
でも、全部雨のせいにできたから、安心したと同時に少しだけ残念だった。
全部、雨のせいにしてしまう自分が嫌だった。
だから、本当に小さな声で「好き」って言ってみたんだ。
君は何も聞こえなかったみたいで、聞き返してきたけど俺はまた雨のせいにした。

自分を隠せる雨が好きで、嫌いだ。
雨の日しか君と話せない自分が、大嫌いだ。

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