8/8/2025, 12:57:38 AM
自転車を漕ぐ。
坂道を下っていると強烈な眠気に襲われる。
瞬きをするとさっきと違う景色を走っていた。
でも別に何かにぶつかったわけでもなく、
まっすぐに前へ進んでいるだけであった。
8/6/2025, 10:04:16 AM
いつもより二時間遅く起きた。
また寝た。つまりは二度寝。
夢の中で着信音が鳴ったような。
まぁ、それも気にしない。
8/6/2025, 1:12:01 AM
買ってくれたばかりのゴーグルをつけて
浴槽の中に頭を沈め数秒息を止めた後、
数秒かけてゆっくり浮上する。
先生は水は怖くないと言っていたが、
本当にプールの中は“海”みたいなのだろうか。
でも明日は嫌でも行かないと行けない。
もう一度頭を浅い海の中へと沈める。
このまま泡になりたい。
8/2/2025, 3:10:54 PM
フェリーの待合室に独り、船を待つ。
八月のベンチは暑さで湿り気を帯びており、
少し動いただけで感じる摩擦が気持ち悪い。
手元には、都会に住む友人からの手紙。
ある日突然ポストに入っていた。
字の汚さは相変わらずみたいだ。
本人はあまり気にしていないのだろう。
十年前の夏、あいつはこの島を去った。
こんな言い方をすると、あいつがここを捨てたように
聞こえてしまうから他の言葉を探すが、
どうもその言葉が見つからない。
思わず吹き出してしまいそうな野望を語るあいつを
ここから送り出したっけ。
だんだん遠ざかっていくあいつの姿は、
波にさらわれていくようで…
ボォーッという轟音が室内まで響き渡った。
続きは会ってからだな。
少し湿ったジーパンが、しつこく食い込んでくるのを
不快に思いながら乗り場へと向かった。
8/1/2025, 10:39:50 AM
いつの話だったか思い出せない。
何の話だったっけ。んー、分からん。