「舌無いけどいいの?」
「個性じゃないか、気にしないよ」
「すずめと思われてるけど本当はモズだけどいいの?」
「スズメ目だしいいんじゃない?」
「本当にいいの?」
「君と一緒になりたいんだ!」
すずめのお宿で宿泊中のおじいさん、すずめの仲人になりそうです。
(君と一緒に)
舌切り雀のオマージュ、おじいさん御祝儀用意してください。
冬晴れの空の下、1頭の狐の皮が綺麗になめされて吊るされていた。
「撃ってしまったからには仕方ないだろう。ちゃんとなめして使ってやるんだから良いだろ?」
(冬晴れ)
ごんぎつねのオマージュ、なめし皮は防寒具にもなるようで。
「織り機を貸していただけないでしょうか?」
「おり?え?オリキって何?」
「はたを織る装置ですが…知らないのですか?」
「旗?折る?なんで?そんな機械知らないし無いけど」
「え?あの、じゃあどうやって恩返しをすれば…」
「恩返し…じゃあ、なんかこう、幸せな感じにしてください」
「幸せにですか?えっと、幸せとは?」
(幸せとは)
鶴の恩返しのオマージュ、鶴側の幸せと人間側の幸せって違うもんな。
えーと、あの、もう夜明けですか?ですよね。明るくなりだしましたもんね。…あの、起こしてはくれないんですか?昨日からひっくり返ったままなんですが。鳥獣保護法で触れない?あの、私、海亀なので鳥獣保護法適応範囲外ですけど?亀苦手…。なんで嘘言ったんですか?あ、日の出しましたね。あのちょっとどこ行くんですか?ちょ…ちょっと!?
(日の出)
浦島太郎のオマージュ、他の人に助けを求めなされ。
今年も、同じ抱負になるけど仕方あるまい。
どうにか犬に懐かれるように、どうにか猿に襲われないように、どうにか雉に逃げられないように。
飼い主倒しちゃったしなぁ。責任もって飼わないとなぁ。
(今年の抱負)
桃太郎のオマージュ、責任重大な鬼の抱負。