山で子を襲っていた熊を張り倒し、美しい毛皮に仕立てて服にして。
海に潜って、竜宮城では美しい鯛や鮃の踊り食い。
しっかりタンパク質を補給して次に向かうは鬼ヶ島。
筋肉隆々な鬼達とムッキムキの美しいポージングで称えあい。
(美しい)
美しい肉体と服装を欠かさない事が健康に良いそうです。
おいちょっと待て。なんでこの世界は「昔むかし」から始まるんだ?今始まったばかりだろ?もうちょっとこう、言い方があるだろ?例えば、そうだな「今は昔」とか。は?今なのか昔なのか分からないって?いや、そもそも今しか無えんだから、「今いま」じゃねえの?…語呂が良くないことは認める。え?もうすぐ終わるって?始まったばかりなのに?ページが少ない?なんてこった。
(この世界は)
登場人物からしたら昔じゃなくて今の世界なんだな。
何も悪い事もしてないし、ただ野犬に追われて逃げてたら罠に掛かって、連れ去られて、天井から吊るされて、逃げる為に縄を噛み切って落ちた所で偶然お婆さんが居て、頭にドシンと落ちて、お婆さんは倒れたけど逃げる方が優先で。
なんかその後から酷いいじめにあって、荷物に火をつけられたり火傷に唐辛子を塗られたり。
どうして?どうして?どうして?どうして?
だって、あのお婆さん、タンコブできただけでしょ?
(どうして)
かちかち山のオマージュ、非常に暴力的な仕返しをするお婆さんだったようで。
『貴方が落としたのはこの金の斧ですか?それともこの…』
あの泉の女神様美しかったなぁ。
夢でもいいからまた会えないかなぁ?
その後、木こりは仕事を疎かにして泉の女神様にどうやったら会えるか?夢を見れるか?ばかりになってしまったとさ。
(夢を見てたい)
金の斧銀の斧のオマージュ、夢を見る為に夢を捨てたようです。
マッチを擦って1時間。まだ点いてます。寒さは相変わらずですが、多少は気温が上がった気がします。ただ、もう腕が上がりません。いつ消えるのでしょうか?ずっとこのままでしょうか?
(ずっとこのまま)
マッチ売りの少女のオマージュ、どうして消えないかは分かりません。