11/21/2025, 7:28:26 PM
よく夢を見た。あの頃の夢。
夢の中であの子はいつだって僕より少し前にいる。
信号は点滅してて、あの子は言う。
「あ、信号ぽかぽかしてる。」
チカチカじゃないのか、
と僕が言う前にあの子は走り出す。
場面は変わり、僕達は中学生。
少し大きくなった僕が同じように、
少し大きくなったあの子に手を振っている。
あの子はすぐに「じゃあね。」って離れてく。
その背中を僕はずっと見つめてる。
小さくなってくあの子を見つめながら、
僕はなぜだか痛む胸を押さえる。
夢の中なのに喉を通り抜ける風がひやりと冷たくて
僕は泣きそうになる。
起きても尚消えないこの胸の痛みの正体が寂しさだと
気づくまでに僕はどれだけ無駄な日々を重ねただろうか。
君の背中ばかり見ていたあの頃、僕はすごく寂しかった。
あの子の顔を思い出せなくなった頃にようやく気づいた。
それから、あの子の夢を見ることはなくなった。
だけど、あの夢の断片を思い出す度、
僕の心を微かに過ぎる鈍い痛みは
今でも僕をほんの少しだけ、悲しくさせる。
11/10/2025, 4:41:29 PM
よしのさん僕は、
寂しくてわざと何日も返信しなかったり、夜出歩いたり、
飲めないお酒を飲んだり、煙草を吸ったり、
意味もなく人を嫌い、わざと傷つけ遠ざけたり、
そういうことはもう辞めます。
大人になることを決めました。
10/22/2025, 9:30:54 AM
予感はしてた
だってその日は酷く落ち着かなくて
ヒグラシが五月蝿くて
きみが優しかった