多田野一人

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9/28/2023, 2:59:33 PM

別れ際に
何時ものように、夕暮れの道を並んで歩いている…もう、どのくらいなるだろう…他愛もない話題で笑い乍ら、何時もの交差点迄ゆっくり歩く…話し乍ら、君の横顔を見るのが、秘かな愉しみで…半分上の空の反応に、時々頬を膨らませるのも、可愛くて…そうして、あっと言う間に、別れ道になってしまう…じゃぁ、と手を振る度に、想いを告げたいと思い乍ら結局、また明日って終わってしまう…明日こそは、と…

9/27/2023, 2:31:36 PM

通り雨
さっき迄晴れていたのに…空を見上げると、向こうには青空が広がっている…取敢えず逃げ込んだ大きな木の下に、君も走って来た。何時ももの静かな君が、珍しく息を上げている…何となく声を掛けると、少し驚き乍らも、小さく頷いてくれて…普段余り言葉を交わさないから、変に意識してしまう…幾つか言葉を交わして居ると、そのうち雨も止んで、さよならした…

9/26/2023, 2:23:06 PM

秋🍁
秋は夕暮れ…慥か、枕草子の一節…日を追うごとに、少しづつ日暮れが早くなる…青空から少しづつ赤みが挿して、段々群青色に変わっていく…そして何処からかともなく集まる烏の群れ…そんな空を見上げ乍ら、少し冷たい風に吹かれた…

9/25/2023, 2:46:33 PM

窓から見える景色
毎朝のことだけれど、起きて寝室を出ると、直ぐに窓がある。窓の向こうには、国道を挟んで、公園があり、その先は、山の裾野で、木々の向こうに、少しだけ山頂が覗いている…少し東側を見ると、朝日が眩しい…国道沿いの住まいだけど、片田舎のことで、周りは、民家が点々で、人通りは殆ど無い…どちらかというと、車が多い。車無しでは、暮らせないから…毎朝、その山を見るのだけれど、季節の移ろいは、なかなか面白いと思う…一日一日では解らないけれど、1月単位では、大きく変わる…春先には、茶色と枯れ木が広がる山も、少しづつ若葉が芽吹き、雨のたびに段々濃くなり、やがて緑で覆われ、夏雲で山並みが隠れたり…それが虫の声とともに、少しづつ色付き始めて、そして、雪で真っ白に…その移ろいは、クヨクヨしがちな私に、少し余裕を与えてくれる…窓の向こうの日常は、小さな変化を、何気に教えてくれる…

9/24/2023, 2:43:53 PM

形の無いもの
どうしたら…と、今日も出口の見えない答えを考えててしまう…君と出逢ってから、ずっと君に振り向いて欲しくて…平凡過ぎて、何の特徴も無いから、知り合い以上になれなくて…この想いをどうしたら君に…

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