どうして
どうしてわたしのだけが…
帰り道、家々から漏れてくる明かりと、夕食の匂い…
多分、色々な家庭事情があっても、家族で食卓を囲んで、何かしらの会話があるんだろう…
でも、わたしには、そんな安心出来るそんな居場所がなくて…勿論家族はいるし、外からみたら、和やかな家庭に見えるらしい…
けど、何かが足りない、心からここだって信じられなくて…どうしたら、自分を肯定出来るんだろう…
夢を見てたい
夢見るのは、思春期迄、ってずっと思っていますいたのに…
あなたの存在を知った今、この時間が夢物語だとしても、もっと長く続いて欲しいって…
ねぇ、神様仏様、この夢のような時間を、未来永劫にして下さい…普段は、信心なんてないのに、苦しい時の神頼み…身勝手だって分かってるけど、この夢のようなひととき…ずっとずっと覚めないで欲しい…
ずっとこのまま
もしも願いが叶うなら、このまま時間が止まって欲しい…
あなたと過ごすこの時間が、永遠に続けばいいのに…特別な事はなくてもいい、ただあなたの温もりを感じて居られるだけで…
どんどん迫る帰宅の時間が、凄く哀しい…久しぶりの、あなたと過ごす時間は、何でこんなに、早く過ぎてしまうのだろう…
帰りたくない、ずっとこのまま、あなたの側で、優しい温もりに包まれていたい…
寒さが身に沁みて
朝、スマホの画面を見ると、−8℃の表示…
九州の片田舎だけれど、呼吸する度に体内に入る空気が痛く感じる…頬にも、刺さる程、冷たく痛い空気になっている…
そんな日には、あなたの俤が浮かんでくる…寒いよねって言いながら、あなたの笑顔が、胸に広がっていく…
もう、そんな日のことなど、あなたは憶えていないだろうけど…
雪がちらつく窓の向こうを見ながら、遠い記憶を手繰り寄せて、甘く切ない思い出に独り静かに浸る午後…
三日月
夜空に浮かぶ三日月は、何かを射るような雰囲気を出している…
満月は、何処か優しい感じがするのに、三日月は、何処か挑戦的な企みを出している気がする…
細くなる程に、頼りなく…儚げなのに、何かを報いるように感じてしまうのは、何故だろう…
物陰から、伺いながら、何を企んでいるのだろう…