9/20/2025, 11:26:24 AM
「既読がつかないメッセージ」
好きです
付き合ってください
送りたくても勇気がでなくて送れない
書いては消してを重ねて
結局メッセージは私の指先で留まって
貴方には届かずに
私の胸の中で静謐に消える
9/19/2025, 10:18:12 AM
「秋色」
友達と紅葉を見に来た
本当は貴方と見たかったけど
そんな勇気1ミリもなかった
きれいだね
どこからかそんな声が聞こえた
それは貴方の声だった
探して探してやっと見つけた
貴方の隣には綺麗な女の人がいた
舞い落ちる葉を見ながら
私の恋もいつの間にか散っていった
9/18/2025, 12:48:46 PM
「もしも世界が終わるなら」
選択が来た
貴方を選ぶか世界を選ぶか
選んだ方がなくなる
でも僕は貴方を選ぶ
貴方がいない世界なんか
なくなったも同然だから
もしも世界が終わるなら
君にすきだと伝えたい
9/17/2025, 12:43:16 PM
「靴紐」
もう行くね
最後に貴方が言った言葉
そんな言葉を聞いた後に
僕の靴紐が解けていることに気づいた
この靴紐を治している瞬間にも
君は離れていく
前は結んでくれたのになあ
結んでよ
という言葉の代わりに涙が零れ落ちていた
9/16/2025, 1:53:11 PM
「答えは、まだ」
夕焼けに染まる廊下を、ふたり並んで歩いていた
言いたい言葉が喉まで届いては、すぐに消えてしまう
「ねえ」
掠れた声を出しかけると
彼女が振り返って微笑んだ
その笑顔に、心臓が痛いくらい跳ねる。
好き
けれど、まだ言えない。
答えは胸の奥にしまったまま、僕はただ
彼女の美しい横顔を見つめ続けた。