鏡花 水月

Open App
10/9/2025, 12:37:38 PM

『秋恋』

少し涼しくなってきて、
寝る時はエアコンも必要がなくなった。
秋風が、寂しさを運んでくる。
温もりが欲しくて、
忘れかけていたあなたを思い出す。

寒さが増すにつれて再び想いも募るのだろう。
まるで雪のようだね。
冬の間は雪が積もりに積もって、
春が近づくと雪は溶けていく。

来年の春には、新しい芽が出てくるといいな。

10/8/2025, 1:44:10 PM

『愛する、それ故に』

愛してる。
だから、
一緒にいたいし、何をしていても楽しい。
お昼寝も少し贅沢な夜ご飯も。
たまにのご褒美でハーゲンダッツを食べることも。
電車に揺られて遠出することも、
一緒にライブに行くことも。
全部全部、何をしていてもあなたとなら楽しい。

私はこの先もずっと、あなたのことを愛してる。

10/7/2025, 12:27:21 PM

『静寂の中で』

風の音だけが聴こえる。
人の声も車の音も、人工音はなんにもない。

ひとりで涼しい風にあたりながら、
揺れる木々を眺める時間。
何もない静かな空間だけど、
きっと今の私は何にでもなれる。
風に乗って、どこまでも行ける。

10/6/2025, 2:52:13 PM

『燃える葉』

紅葉がひらひらと舞っている。
川は赤色を纏っていて、秋の訪れと共に、
冬がすぐそのまで来ていることを感じる。

一年の中でも、
ほんの一瞬しか目にすることが出来ない、
視界いっぱいの紅葉がたまらなく好き。
詩へ詠みたくなる気持ちがとても理解できる。

毎年撮っている紅葉の写真アルバムに
今年のものも加えておこう。

スマホ画面いっぱいに、赤がひろがる。

10/5/2025, 10:36:18 AM

『moonlight』

たまたま一緒になった帰り道。
車もあまり通っていなくて、辺り一面は真っ暗。
私とあなたの声だけが、よく聴こえる。

ふと横を見ると、
月明かりに照らされたあなたの横顔。
ついつい魅入ってしまった。
視線に気づいたあなたは、どうしたの?と微笑む。
なんでもないよと言って前を向くけれど、
この月明かりでは隠せていないかも。

どうしようもなく幸せだと思う。
この時間がずっと続きますように。

Next