10/3/2025, 12:41:53 PM
『誰か』
私はだれかにとって、「誰か」である。
あなたにとって、私は「誰か」である。
私にとって、あなたもまた「誰か」なのである。
人は皆、その「誰か」の為に生きている。
直接的または間接的に。
誰かが誰かのこと思い、誰かの為に自分の為に生きる。
今日も誰かの為にこの地球は回っているんだ。
10/3/2025, 6:12:35 AM
『遠い足音』
すぐ傍で聞こえていたそれは
すでに遠い過去となった
ペタペタと音を立てながら
にこにこと私の傍まで来る
もうこんなにも大きくなって
当たり前にそこにあった音を
私は忘れていた
もう聞くことは出来ない音
でも遠い記憶となって
それはそこにある
私はそれをいつでも思い出せるのだ
10/1/2025, 3:44:41 PM
テーマ:秋の訪れ
ここは、北海道の東部。
夏は40℃近く、冬はマイナス20℃近くまで冷えることもある。
そんな暑くて寒い、この地にも秋はやってくる。
本州よりも一足も二足も早く。
少し強い風が吹けば、瞬く間に落ち葉が降り落ちる。
公園に行けば、栗の絨毯が敷き詰められている。
空を見上げれば、羊雲が泳いでいる。
朝と晩の空気が冷んやりして、冬の匂いがし始める。
そこには短い秋がいた。