こんにちは。
私は、10年後のあなたです。
本当はこんなの書きたくなかったんだけれど、あの上司には逆らえなくてね…
私が今就職してる会社が開発したマシンのテストプレイです。ほんとに届くのかしら。
もし届いたのなら、あなたが10年後に就いてる会社でこの手紙を回収されるでしょう。だからとっておいてね、失くさないでよ。
折角なので、ひとつだけ、10年長く生きた私からのアドバイスをしましょうか。
…就活は真面目にやりなさいよ。
きっとこんなことを言ってもあなたの未来はそう変わらないでしょうけれど。
もし変わったなら、嬉しいわ。
さようなら。
-【10年後の私から届いた手紙】
笑い声は薬だ。
しかも苦くない良薬。
笑顔を作る局面って、きっと人によって違う。
私だったら、大舞台を前にすると笑顔を作ってしまう。
俗にいうニヤつくってやつ。
【スマイル】っていうと、笑う時の笑顔よりはまだこっちが近いだろう。
それもきっと、自分が生きていく上での希望を見出したいんだろう。
でもそういうのじゃなくて、
声に出して笑う時の笑顔が、
自分にとっての幸せの象徴だろう。
人はずっと幸せに生きていけるわけじゃない。
幸せな人生だったとか、不幸な人生だったとか、そんな極端なものじゃない。
だから、声に出して笑える瞬間を、幸せって意識するだけで、少し前向きになれるかもしれない、とおもう。
疲れていた。
自分の無力感と疲労感の間にとどまっていられなくて、涙が出てきた。
尊敬してるあの人に、結果を返すべきだったのに、返せなかった。
私の将来が変わるであろうこの受験に、第一志望大学に、私ができることはもう何もない。
どんな結果でも、
自分なりに歩いていけばいいし、
どんな結果でも、私は前を向いて歩いていけると思ってるから、
周りに心配されなくたっていいんだけど。
そういう話じゃないのかな。
でももう、私には感情の整理をつけることしか出来ない。
こんなこと、「どこにも書けない」。
でも、これは誰かが見ているかもしれない。
あのひとも…
だから、これはここにしか書けない。
…まだ受験は終わりじゃない。そろそろ感情の波をおさめないと。
-【どこにも書けないこと】