12/20/2025, 3:39:44 AM
「みてみて!」
そう言って駆け寄ってきた彼。
小さな手のひらを開くと
沢山のコレクションがお目見えに。
つやつやの石に大きなどんぐり、
カラフルなボタン、ビー玉。
一体どこから拾ってきたのか、
彼にとっては宝物らしい。
嬉しげにそれを見せてくる彼の
笑顔が、やけに輝いて見えた。
(手のひらの贈り物 12/20)
12/2/2025, 4:35:16 PM
「わー!これ、私に?」
「そう。ほんの気持ちだよ。」
渡された箱を開いてみると、
中身はただの空っぽ。
「...なにも入ってないよ?」
「ほんの気持ち、だからね。」
(贈り物の中身 12/3)
10/22/2025, 1:44:01 PM
秋風とともに、木の葉はらり。
思いがけず冷え込んだ空気に
どこか心細くなる気持ち。
こんな日には早く帰って
暖かい布団に包まっていたい。
10/9/2025, 1:22:51 PM
秋に恋焦がれる。
あの涼しい風!
夏の空から冬の空に、
段々と澄んでくる色合い。
また季節は巡る、その事を
何度でも思い出させてくれる。
9/18/2025, 8:38:28 PM
世界の終わり
人類は上手くやれただろうか
もっと良い在り方はあったのか
もしも神様がいるとしたら
一緒に振り返らせて欲しいものだ