シロツメ ナナシ

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3/26/2025, 1:17:12 AM

『記憶』


人の記憶の特徴は
負の記憶を覚えやすい
これは人の本能で
危険を避けるための業

だけどこれがありすぎて
生きづらいと言う人も多い

光景、景色、文字、
人柄、音、さらには匂い
特に匂いはとても強い
1番の記憶と結びつく

恐怖が人を襲いだし
動けなくさえしてしまう
先が分からないから怖い
未来という名の恐怖と化す


だから人は探したい
手を取り抱きしめ会える人
ヒトはひとりじゃ生きづらく
硬い絆が欲しくなる
人を探して も一度信じ
好きや愛を育んで
寄り良い自分に進化する

頑張るあなた
信じるあなた
どうか私と―――歩んで欲しい


〜シロツメ ナナシ〜
97

3/24/2025, 1:37:32 PM

『もう二度と』


私は知らなかった
謙虚も過ぎれば毒となること


どんな小さな達成も喜んでよかった

どんな些細な悲しみも泣いてよかった

どんな身近な幸せも感じてよかった

どんなに、当たり前でも―――


私はもう
無理して自分を抑えない

悲しい時は泣く
嬉しい時は喜ぶ
苦しい時は休む
楽しい時は笑う
悔しい時は気持ちを出す
それを全て…
良い形で出していく
それが全部、
明日の私のチカラになるから

世界の基準が高いから…
ついどうしても 無理をしてでも
謙虚に居なきゃと 思ったけれど
私にとっては合わなかった

世界の基準は一旦無視!
私は私を喜ばせる!!
私は私を出していく!


ごめんね?私…
ずっと苦しかったもんね?
だからずっと…ずっーと……
動けなくて、苦しかったもんね

もう二度と―――
自分を ないがしろにしないから!


〜シロツメ ナナシ〜
96

3/24/2025, 8:07:59 AM

『曇り』


真っ直ぐな目
その純粋な瞳で

あなたは何を見ているの?

私の心?
私の魂?
私の未来?

あなたには見えてるの?
その曇りなき眼は

私の目は曇ってしまった…
この曇りを晴らして欲しい

雲の出処を見て欲しい
あなたのその真っ直ぐな目で


〜シロツメ ナナシ〜
95

3/23/2025, 6:19:17 AM

『bye bye…』



ゴロン!

あー…くそ……ムカつくぜ…

そこは、あの日のままだった

この道をぶっ壊したのは俺だ

この道を塞いで
あいつを閉じ込めたのも俺だ

あいつがきらいで…
あんなヤツとは、死んでも
二度と会いたくなかったから

…なのに俺は今……
何をしている…?

ゴロン!
バキーン!!

……おれは
…この道に自ら戻って来ていた


「……ぁっ…おかえりっ」


そいつはあの日のままそこに
……いや、立ち上がっていた
ズタボロのまま…
へろへろのまま……

くっ…!!

俺は一気にムカついて
殴りかかった

「―――――――」

……そいつはビビりこそしたが
そこから動かず
踏ん張っていた



……お前の…
お前のせいだからな!!!


「………うん」


…お前が!!
こんなになりながらも!!!

またね なんていうから!!!
おれは…!おれは!!!!


「………………うん、
 またねって……いった」


ふざけんな!!!
お前なんか…!!
だいっきらいだって!
言ってんだろ!!??

バキーンッ!!!


「…………うん」


責任取れよ!!??
っていうか取れんのか!!??


「…………わからない」


はぁ!!??


「でも…………チカラには……
 なれると……いまもおもってる」


はっ!!
そんなボロカスみたいなおまえに!?
なにができるってんだ!!!!


「……………………ひとつ」


はっ!!??


「…………君を信じて、まってた」


―――――――!!



「……………………おかえり」



―――――――くそが!!

あーもういいよ!!
負けだよ!!俺の負けだ!!


「……………………そう
 でも、ひとつだけ…訂正」

あ!?

「君は……まだ、
 …………負けてないよ」


…………!!


「…………………一緒に…?」




……………………………………







(スッ…)


「―――――――!」


俺は……そいつに、
黙って手を伸ばした―――


「……うんっ」



二度と握りたくないと思ってた
こいつの手なんか……


それを今……

もう一度――――――


「……ごめんね?」


……はっ。ばかやろう……


…………俺のセリフだ。


「……にへへ」


それやめれ


「んっ」


そのあとのことは
あんまり覚えてない


ただ、ひとつだけ……

俺は今
ひとりじゃなかった―――


〜シロツメ ナナシ〜
94

3/22/2025, 6:50:11 AM

『君と見た景色』


〜黄昏時〜
道に迷ったら、
いつもここに来ていた―――

「ぁ、今日も来た?」

――――――

「ん〜、今日は聞こえない日か
 それとも、喋りたくないかな?」


………………


「うん、
 どっちでも大丈夫
 それにしても、
 相変わらず綺麗だね
 夕日ってさ?」


静かに夕日を眺める


「まだ迷ってる?
 同じこと?違うこと?
 ……自分もなんだよね」


…………―――――


「そりゃぁ悩むよ〜
 それも種類も量も
 そして質も上がってくると来たもんだ
 悩みに悩んでいくつ投げ出したか!」


…………………………


「んでも……今日は
 来てくれてよかった
 来てくれたってことは
 まだ…
 諦めてないってことだよね?
 生きることも、
 今君がめざしてる何かも」


――――――――……!


「だから、自分もちょっとね?
 ………………安心したよ。
 まだ……良いんだって
 まだもう少し、進んでいんだって」


…………………………?


「それがわかっただけで
 自分はまだ進んでいいんだって
 行きたい方に行けないけど
 行ける所までは行けるってこと
 ……君が来てくれたおかげで
 それが少し……ほんの少しだけ
 わかった気がするよ」


―――――――――――!


「……っふふ、よくわかんない
 わかんないけど……ありがと


 …よし!んじゃ、そろそろかな?
 じゃ、ずっと先で
 先に待ってるからね?
 それと……
 私を抜くつもりで生きろ!
        ―――『私』!」


……ゆっくり、
気持ちが戻ってきた


私は―――
ゆっくり……進み出す
そう決めた
未来の『私』に向かって


〜シロツメ ナナシ〜
93

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